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借金問題で多いのは多重債務ですが、放置すると危険です

<多重債務とは>
借金がある場合、1つの借入先だけではなくたくさんの借入先を利用していることが多いです。たとえば、アコムとプロミス、アイフルの3社から借入があったり、JCBとニッセン、三菱UFJなどの複数のクレジットカードのキャッシングやショッピングを利用している場合などのことです。このように、複数の借入先を利用して借金がかさんでいる状態のことを「多重債務状態」と言います。多重債務状態に陥った人のことを多重債務者と言います。厳密に、何社以上の借入があったら多重債務者というという決まりはありませんが、通常は3社以上のサラ金(消費者金融)やクレジットカード、銀行カードローンなどの借入がある場合に多重債務者と言うことが多いです。住宅ローンがある場合には多重債務者とは言いません。同様に、車のローンや教育ローン、奨学金などの借入がある場合にも、それだけでは多重債務状態とは言わないものです。多重債務という場合には、「消費者金融」「クレジットカード」「銀行カードローン」などが主に問題になっていると考えるとよいでしょう。そこで、このような多重債務問題のことを「クレ・サラ問題」などと言ったりします。クレ・サラのクレはクレジットカード、サラはサラ金のことです。弁護士会などでもときどき「クレ・サラ無料相談」などを実施しています。
<多重債務の借金額>
多重債務という場合、借金の金額がどのくらいになるものかも問題です。この点、いくら以上の借金がある場合に多重債務になるという決まりは特にありません。サラ金やクレジットカードなどの借入が複数あって、それぞれ数十万円ずつで数百万円レベルの借入がある場合が、典型的な多重債務状態ですが、それより少ない借入金額でも多重債務状態にはなります。たとえば、クレジットカード3社から借入があって、合計額が100万円に満たない場合でも、多重債務者です。多いのが、パートのシングルマザーなどで収入が少ないため、生活費をクレジットカードで借入をしているケースです。このような場合には、借入金額自体は100万円以下の少額であることもありますが、収入が少ないために返済ができず、多重債務状態から脱却できなくなってしまいます。
このように、多重債務という場合、その範疇はとても広いです。まとめると、「消費者金融、クレジットカード、銀行カードローンなどの消費者向けのローンを利用している」「だいたい3社以上からの借入がある」場合、多重債務状態と言います。金額には限定がなく、少額でも多重債務となります。そう言われてみると、自分もあてはまるかもしれないという方が多くいらっしゃるかも知れません。
<多重債務状態になった場合の問題>
多重債務状態になると、借金返済ができなくなって困ってしまうことが多いです。複数の借入がかさむことによって借金返済額の負担も増えますし、そもそも収入が少ないために借入を利用するケースも多いので、借入件数がかさむとその分どんどん生活が苦しくなり、さらに借入を繰り返すという悪循環になります。いったん多重債務状態になると、こうして雪だるま式に借金が増えてしまうことが多いのです。また、たくさんの借入先を利用しているため、自分の借入先や借入金額などの借金の状態を把握しきれなくなり、借入をしている本人自身が「今どこからどのくらいの借金をしているのか」や「毎月どのくらい返済しているのか」などがわからなくなっているケースも多いです。さらに、借金を返済するために別の借入先から借入をして、その返済のためにまた別の借入先から借り入れをする、という自転車操業を繰り返している人もたくさんいます。このように、多重債務がかさんで自転車操業状態になってしまったら、もはや自分で解決するのは困難なので、何らかの適切な対処をとる必要があります。

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債務整理以外に借金問題を解決する方法ってあるの?

多重債務状態になって借金問題を抱えてしまったら、どのようにして解決することが出来るのでしょうか?多重債務状態になり、自力では借金返済が難しくなった場合、まず考えられるのは債務整理です。しかし、債務整理は返済ができなくなった人がする手続きなので、できれば避けたいと考える方もいます。債務整理をすると、ブラックリスト状態になってしまってローンやクレジットカードを利用できなくなるので、そのようなデメリットを嫌って債務整理を避けようとすることもあります。それでは、債務整理以外の方法で借金問題を解決することはできるのかが問題となります。
<おまとめローンを利用する解決方法>
借金問題を債務整理以外で解決する方法としてよく取り上げられるのが、おまとめローンや借り換えローンです。これらは、複数の借金がある多重債務状態のときに、新たに銀行などから大口の借入をして、その借入金をもって借金の全額を返済し、その後はその新たな借入先にのみ返済を継続していく方法です。複数の借金を一本化するので「おまとめローン」と言いますし、借金の借り換えを利用するので「借り換えローン」と言ったりします。おまとめローンや借り換えローンは銀行などの金融機関が実施していることが多いです。おまとめローンや借り換えローンを利用すると、今まで複数の借入をしていて借金の管理ができなくなっていた多重債務者でも、借金が一本化されるので、管理しやすくなります。そうすると、今後の返済計画なども立てやすいです。さらに、おまとめローンの利率は消費者金融やクレジットカードのキャッシングより低いことが多く、返済期間も長くなるので、月々の返済額の負担が少なくなることがよくあります。そうすると、苦しかった借金返済を継続することができるようになることもあります。
<おまとめローンのデメリット>
しかし、おまとめローンや借り換えローンにはデメリットも大きいです。まず、おまとめローンや借り換えローンも銀行借入であり、それなりに高い利息をとられます。以前の借り入れ先の利率が低かった場合などには、利率がほとんど変わらず返済額が減らないケースもあります。また、支払期間が長くなることによって利息の支払額がむしろ増えてしまうこともあります。さらに、おまとめローンの借入枠は大きいので、おまとめローンの利用後借り増しをしてしまい、むしろ借金が増えてしまうケースもあります。また、おまとめローンを利用すると、以前の消費者金融などの枠が空になって再度借金ができるようになるので、ふとしたきっかけでちょくちょく借入を重ねているうちに、気づけば以前の借り入れ先も利用して借金が倍増してしまったということもあります。
このように、おまとめローンや借り換えローンは、所詮借金の借り換えにすぎず、借金問題を根本的に解決することはできません。債務整理よりイメージが良いかも知れませんが、それなりにデメリットも大きいことをしっかり認識しておく必要があります。おまとめローンや借り換えローンを利用するなら、本当にそれらの利用によって借金返済が楽になるのかということを事前にしっかり検討して、利用後は絶対に借り増しをしないことをが大切です。

借金問題を債務整理で解決できますか?

借金問題を抱えている場合、おまとめローンや借り換えローンを利用しても根本的に問題解決することは難しいです。そこで、どのようにして解決すべきかが問題になります。借金問題を解決するためには、債務整理を利用する方法が効果的です。債務整理とは、借金を整理するための法的な手続きのことです。債務整理には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4種類の手続きがあります。任意整理とは債権者と直接交渉をして借金の返済額と返済方法を決め直す手続き、特定調停とは簡易裁判所の調停を利用して借金の返済額と返済方法を決め直す手続き、個人再生とは裁判所に申立をして借金返済額を大きく減額してもらう手続き、自己破産とは裁判所に申立をして借金返済額を0にしてもらう手続きのことです。このように、債務整理手続きにはそれぞれ特徴があり、ケースに応じた適切な手続きを選択して利用すると、たいていの借金問題を解決することができます。もちろん複数の借入先を利用している多重債務状態でも、問題なく解決することが可能です。たとえば、任意整理をすると債権者と話し合って借金の総返済額を減らしてもらい、支払期間を延ばしてもらうことによって借金返済の負担を減らしてもらうことができます。個人再生を利用すると、借金を大幅に減額してもらうことができて、今までよりも借金返済が5分の1程度にまで減ることもあります。さらに、住宅ローン返済がある場合にも個人再生の住宅ローン特則を利用すれば、住宅ローンの返済は継続して家を守りながら、他の借金だけを減らすことができます。自己破産をすると、どんなに多額の借り入れがあっても借金返済額が完全に0になりますし、手続き後に返済が残らないので、無職無収入でも手続きができてとても便利です。債務整理をした場合、基本的に利息の支払いはすべて不要になります。また、ブラックリスト状態になるため借り増しはできなくなり、借金が増えてしまうというおそれもありません。
このように、債務整理をすると、借金問題を根本的に解決することができます。借金問題を解決したい場合には、債務整理手続きを利用することが一番の近道になります。

借金問題は任意整理で解決

債務整理というと自己破産のイメージが強いですが、自己破産は世間一般的にイメージが悪く、躊躇してしまうことも多いです。しかし、債務整理には自己破産以外にも有用な手続きがあります。それは、任意整理の手続きです。任意整理は債権者と直接交渉をして借金返済額と返済方法を決め直す手続きですが、これを利用すると、債権者との合意後の将来利息をカットしてもらえるので、借金返済の総額が減ります。また、返済期間が延びることもあって月々の借金返済の負担が減ります。手続きの途中で過払い金が発見された場合には、過払い金請求もできます。
任意整理では、自己破産のように財産がなくなることもありませんし、裁判所を利用しないので手続きも簡単で必要書類も少ないです。かかる金額も自己破産より少なく、助かります。

借金問題を弁護士に頼むメリットってあるの?

以上のように、借金問題を解決したい場合には任意整理などの債務整理手続きを利用する事が効果的ですが、債務整理をするには弁護士などの専門家に相談に行く必要があります。このとき、どのような弁護士事務所に相談すれば良いのかがわからないことがあるでしょう。債務整理を相談する弁護士を探す場合には、債務整理に力を入れている弁護士事務所を見つけることが重要です。インターネットのホームページなどを検索して、債務整理関係の記述が多く、債務整理に力を入れている事務所に相談の連絡をしてみましょう。このとき、無料相談を利用するのがおすすめです。最近では、弁護士の敷居も低くなっており、親身になって相談に乗ってくれる弁護士も増えています。弁護士相談だからといってかまえることはなく、気軽に連絡して相談してみると良いでしょう。

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