増税前に導入推奨!1年で5万円還元できるクレジットカードの選びかた

2019.09.09 更新

2019年10月より、消費税が8%から10%に引き上げられる予定です。また増税に伴い、キャッシュレス決済を推奨する政策が予定されています。「キャッシュレスでの決済額から最大5%分のポイント還元」が消費者にとって代表的な恩恵です。

しかし、キャッシュレス決済は十分に普及しているとは言えません。経済産業省の発表によると家計の最終支出におけるキャッシュレス決済額の割合は、2015年時点で18%程度にとどまっています。

決済方法によって受ける恩恵はさまざま


キャッシュレス決済の代表格はクレジットカードです。クレジットカードで支払うメリットのひとつには支払額に応じて還元が行われることが挙げられますが、ほとんどの方はその恩恵を十分に受けているとは言えません。

JCBが2019年に発表した「クレジットカードに関する総合調査」を参照すると、クレジットカードによる世帯毎の支払い平均額は月で約7万円、年間で約84万円です。

年間84万円の消費に対してクレジットカードの還元率を0.5%と仮定すると、1年間で4千円程度しか還元を受けていないことになります。

わたしは30代のサラリーマンで、現在妻と子供2人の4人家族です。支出は月に35万円、年間で420万円です。そして、我が家のクレジットカードによる支払いは年間240万円で、支出に対するキャッシュレス決済の割合は57%です。上記の平均例が年間使用額72万円、支出に対する割合が20%であることを考えるとかなりの割合でクレジットカード払いをしていることがわかると思います。

そしてわたしがクレジットカード決済を行うことで得ている還元は年間5万円になります。とはいえ、何十枚もクレジットカードを準備して使い分けているわけではありません。使用しているクレジットカードはたったの3枚、しかも全て年会費が無料のものばかりです。

キャッシュレス決済デビューにおすすめのカードは?


キャッシュレス決済が優遇されるこれからの時代において、上手にキャッシュレス決済を利用するのは必要不可欠です。
今回はわたしが実践している、「たった3枚で年間5万円お得になるクレジットカードの有効な使い方」をお話します。

準備するクレジットカード3枚は以下になります。

・Kyashカード
・楽天カード
・BicカメラSuicaカード


これらのカードは全て年会費も含めて維持費が無料です。他に還元率の高いカードを選ぼうとすると、年間何万円以上使ってから、初年度のみ無料で2年目以降年会費がかかるなどの制限がかかりますが、この3枚のカードはそういった大きな制限が無いのがメリットです。

汎用性と有効性の面から非常に有用な、この3枚のクレジットカードの使い分けについて説明します。

Kyashカード


一番多用しているのはこのKyashカードです。Kyashは元々ウォレットアプリでしたが最近になりリアルカードが発行されました。Kyashカードはそれ単体ではクレジットカードと紐づけして使うカードであり、Kyashカードで支払った金額は紐づけしたクレジットカードに請求されます。わたしは紐づけ先に楽天カードを利用しています。

Kyashカードの最大の魅力はその高還元率になります。

・Kyashカード利用の2%の還元
・紐づけした楽天カードも使用分の1%を還元


合計して3%の還元を受けることができます。一方で以下のようなデメリットもあります。

・24時間で5万円までの利用制限
・1か月で12万円までの利用制限
・月決めの支払い(公共料金等)は還元対象外
・電子マネー(Suica等)のチャージは還元対象外


つまりKyashカードはスーパーやコンビニ、外食など日常生活の支払いで活躍するクレジットカードなのです。わたしはこのKyashカードを食料品や日用品、外食の支払いなどで利用しており、最も使用頻度の高いカードです。

楽天カード


楽天カードは年会費無料で還元率1%のカードです。楽天カードはクレジットカードとしての機能だけでなく、楽天Edyや楽天ポイントカードの役割も兼ね備えているカードです。

楽天カードの1%還元は楽天ポイントで行われます。楽天ポイントはそのまま楽天市場での買い物等に1ポイント1円で利用できますので、実質楽天ポイント=円と言っても差し支えないでしょう。わたしが楽天カードを利用するシーンは以下の通りです。

・Kyashカードの紐づけ先
・旅行などの5万円以上の高額の使用
・公共料金、通信費、ふるさと納税の支払い
・楽天証券の投資信託の買い付け


特に大きな点は、楽天証券の投資信託の買い付けをクレジットカード払いで行えるサービスです。これは、楽天証券で投資信託を定期積み立て購入設定する際に楽天カードを利用するとクレジットカード引き落としになり、1%還元を受けられるサービスです。わたしは年間40万円投資信託を買い付けしているので、これだけで4000円の還元を得ています。

投資において1%の利益が確定できることは非常に大きなアドバンテージなので、投資をするうえで楽天カードは欠かせません。

BicカメラSuicaカード


最後はBicカメラSuicaカードです。このカードは0.5%の還元なので通常は利用しません。
このカードを利用するときは以下の場合です。

・定期券を購入する
・Suicaにチャージ(オートチャージ含む)
・ビックカメラで家電を買う


定期券購入およびSuicaにチャージする際は還元率が1.5%、ビックカメラで買い物時は通常8%のポイントが付くのに対し、2ポイント増の10%まで還元が増えます。 さらにSuicaへのオートチャージ機能(もちろんチャージ料金の1.5%還元)がついているので、残高不足のストレスなく電車に乗ることができます。

3種のカードのキャッシュバック効果は年間5万円相当!


3種類のカードを利用した、わたしの1年間の家計予想は以下の通りです。

年間支出まとめ

Kyashカード利用内訳

  • 食費、日用品、外食…96万円(月8万円)
  • 被服費、雑貨…24万円(月2万円)

合計支出…年120万円→3.6万円キャッシュバック

楽天カード利用内訳

  • 投資信託…40万円(月3.3万円)
  • ふるさと納税…7万円
  • 光熱費…24万円(月2万円)
  • 旅行代…10万円
  • 通信費…6万円(月0.5万円)

合計…87万円→0.87万円キャッシュバック

BicカメラSuicaカード利用内訳

  • 交通費…3万円(月0.25万円)
  • 定期券代…15万円(半年7.5万円)
  • 大型家電…15万円(ドラム式洗濯機、ロボット掃除機購入費)

合計…33万円→0.57万円キャッシュバック

合計金額

  • 年間クレジットカード利用額…240万円
  • 年間還元合計…5.04万円

大事なことは以下の3点です。

・還元率の高いカードを使う
・用途によってカードを使い分ける
・スーパー等の普段使わないお店でも積極的にクレジットカード払いをする


クレジットカード払いをはじめとしたキャッシュレス決済ができる場面は日常に必ず存在します。ひとつひとつは小さなことでも、コツコツと積み重ねることで大きな差を生み出します。

消費税増税をデメリットとして捉えるよりも、クレジットカードの還元が増えることをメリットと考えてクレジットカードの使い分けを、是非試してみてください。

執筆者情報

ことり

東京都内で医療関係の仕事をする2児の父。多額の住宅ローンを抱えたことがきっかけで将来に対して不安を抱き、お金の勉強を始める。子育て×お金のことで悩む、同じパパに向けて、ブログ「ことりパパの育児とお金の話」を運営中。

BLOG:https://www.smallbird.work/
Twitter:@smallbird_work

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