婚活初心者必見! 30代女性が押さえておきたい結婚とお金のキホン

2019.10.24 更新

こんにちは。婚活FP山本です。最近では結婚したがらない方も増えたと言われますが、実際には9割程度の独身男女が結婚を望んでいます。

しかし、50歳になっても結婚できていない方も増えている一方、3組に1組は離婚しているのも事実です。そこには、いろいろな意味で「お金の問題」が絡んでいます。

今回は30代女性に焦点を当てて、FPとしての相談業務で得た経験から、押さえておきたい結婚とお金の関係をお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。

女性は「35歳」が一つのリミット

真っ先に押さえておきたいポイントは、「女性は結婚でも若さを求められる」という点です。十分に分かっている方も多いでしょうが、女性が考える以上にシビアだからこそ、改めて押さえておきましょう。

具体的にいえば、女性は「35歳」が一つのリミットです。

個人差もありますが、35歳を過ぎると妊娠への問題とともに「女性としての魅力」が急速に衰え、モテなくなります。

まただからこそ、30歳を過ぎたあたりから「予備軍」と見なされ、モテにくくなる傾向です。40歳を過ぎてしまえば、絶望的とさえいえる現実が待ち受けています。

あなたは今、何歳でしょうか?どんなに美容に気を使っていても、確実に年齢は進行します。「残された時間」を十分に意識して、婚活に励むことを最初に心掛けておきましょう。

相対的に年収が高い男性を狙うデメリット

男性が女性に若さを求める反面、一般的な婚活女性は男性に「年収」を求めます。女性が男性に年収を求めるのは、男性同様に「一種の本能」ですから、別に悪いことではありません。

悪いことではないものの、本能のままに婚活を続けることには一定のリスクがあります。

なお、中には「普通でいい」と、さほど高い年収を求めない女性もいますが、それでも注意が必要です。

たとえば年収500万円の男性がいたとします。あなたは普通と見なしても、あなたが男性から格下と見なされることもあるのが婚活です。

どちらにしても、婚活市場において相対的に年収が高い男性を狙い続けるのは、次のようなデメリットがあります。

結婚できない可能性が高まる

まず、相対的に年収が高い男性ばかりを狙い続けると、結婚できない可能性が高まります。

分かりやすく、失敗を重ねたことで年齢まで重ねてしまい、一切モテなくなってしまったのが原因です。実際、婚活市場には「昔はモテたであろう元美人」が沢山おられます。

ちなみに、狙い続けてしまった理由としては、以下が主なものです。

  • 「妥協すればすぐに結婚できるはず」という油断
  • 専業主婦や優雅な生活など、結婚に夢を見すぎた結果
  • 容姿や年収でしか、男性に価値を感じられない気質

あとは「親や友人の影響」ということもあります。

年収以外の要素を見落としやすい

男性を年収で選び続けていると、つい「年収以外の要素」を見落としがちです。端的にいえば「性格・人間性」ですね。年収が高い男性=人間性も優れているわけではありません。

また人間性や性格の不一致は、いくら年収が高くとも解消できないでしょう。

なお、男性だって婚活中やデート中は好かれたい一心でネコを被ります。しかしそんな演技は長くは続かず、特に結婚すれば同居するわけですから、どうしても地が出るわけです。

どんなに年収が高くても、家の中ではお金が使えませんから。性格こそ、結婚生活では重視すべきです。

あなたの周囲でも「年収が高い男性と結婚したのに、いつの間にか離婚していた話」を聞くことはありますか? 筆者は頻繁に見聞きしていますし、芸能ニュースでもよくありますよね。

ぜひ年収以外でも、男性を見る目を養いましょう。

年収が高いからこその弊害も大きい

意外な盲点のように感じる女性も多いのですが、「男性の年収が高いからこその弊害」もあります。一般的に言われていることとしては、以下のようなものです。

  • モテやすく、お金もあるので浮気しやすい
  • 多忙だからこそ、あまり家におらず、家事や育児にも非協力的。転勤の可能性も…
  • 年収が高いからこそプライドも高く、亭主関白になりがち

さらに結婚相手が会社員や公務員の場合、いつかは「定年」を迎えます。定年後の年収は、ほとんどが200~300万円台です。

つまり現役時の年収が高いほど、受け取れる年金は多いものの「年収の下落率」は高くなります。

また年収の高さに比例して生活水準も高くなりがちなので、意外と老後破産に陥りやすいのが実情です。最低限「金銭感覚」をしっかりと確認しておきましょう。

大学の学費は1人平均700万円必要!

結婚後のお金について、特に注意すべきは「教育費」です。教育費というのは子供の成長に伴ってドンドン上がっていく性質があります。具体的には、以下のとおりです。

  • 小学校(6年):公立193.2万円、私立916.8万円
  • 中学校(3年):公立143.7万円、私立398.1万円
  • 高校 (3年):公立135.3万円、私立312.0万円
  • 大学 (4年):国公立539.3万円、私立文系730.0万円、私立理系826.7万円

小学校から高校までを公立、大学のみ私立文系に進んだとすると、総額で1202.2万円を用意する必要があります。

そのうち大学費用だけで半分以上を占めますね。1202.2万円を22年で割れば1年で必要な費用は約55万円です。一ヶ月あたり4~5万円程度を貯め続ければ問題ありません。

子沢山を望むなら高めの年収が必要ですが、1人くらいなら共働きすれば十分に何とかなるのではないでしょうか。

なお、まだまだ「育児は女性の仕事」と考える男性も多く、仕事と育児の両立に悲鳴を上げる女性もかなり多いですから、ご注意ください。

老後資金は2000万円では足りない?

先般、国が「老後資金として2000万円必要」などと発表しましたね。貯金が少ない世帯は驚いた様子ですが、じつは老後資金は2000万円あっても足りないことも多いです。

一概にはいえませんが、倍の4000万円程度を一つの目安としたほうが無難といえます。

仮にあなたが30歳で、60歳までに4000万円を貯めるなら、年間130万円程度の貯金が必要です。1人分の教育費と合わせれば、年間約183万円、毎月15万円程度を貯めなければいけません。

これは共働きを前提に、夫婦一方の収入全額を貯金に回すような金額です。

逆にいえば「共働きして計画的な貯金をする」または「定年後も相応に働く」ことを前提にすると、そこまで男性に高い年収を求める必要はありません。少し考えてみて下さいね。

人生を生き抜くための大切な結婚の基本

婚活というのは、多くの場合で簡単ではありません。「いいな」と思う男性からは相手にされず、そうでない男性からばかり声がかかります。

すでに彼氏がいる方でも、男性にとって恋愛と結婚は別物なので、将来的には結婚に至らず破局してしまうこともあるのが実情です。

また「結婚後に必要なお金」を考えると、どうしても相応の年収を求めたくなるのも当然といえます。

計算上は大丈夫であっても、「何が起こるか分からない」「少しはラクしたい」などと考えるほどに、高望みしてしまいがちです。

しかし婚活市場で相手の収入にこだわり過ぎた場合、あなたも相手の求める条件に応えられないかぎり、いつまでも結婚はできません。

次の章から、お金を絡めた結婚と人生の基本についてお伝えしますので、役立てて下さいませ。

経済的には結婚したほうが100%得

共働きを前提とすると、経済面では男女とも「結婚したほうが100%得」です。収入は2倍になるものの、支出は2倍になりませんからね。

そもそも女性の場合、一般的には男性のほうが高年収ですから尚更です。たとえ男性のほうが低くても、得なことは変わりません。

この理屈は、特に「老後」にこそ活きます。年金は減額傾向にあり、1人分の年金だけでは中々老後を生き抜けません。

死ぬまで働くにも限度がありますし、定年までに十分な貯金をするのも困難です。結婚しないなら、結婚に代わる老後対策が必要ですが、基本的に結婚より難易度が高い対策しかありません。

結婚は「しなければならないもの」ではありませんが、できるならしておくことをおすすめします。

年収より「金銭感覚」を大事にしよう

お金というのは、年収が高ければ自然に貯まっていくようなものではありません。どんなに年収が高くても、同じだけ使う生活をしていれば、いつまでもお金は貯まりません。

そればかりか、一度上がった生活水準は簡単には下げられないため、高い年収を失った途端に家計破綻しがちです。

逆に少しくらい年収が低くても、それ以上に生活費を抑えていれば、十分にお金は貯まります。最終的に定年を迎えれば、強制的に生活費も節約しなければなりませんが、元々節約していれば苦痛も少ないのではないでしょうか。

人生全体を考えれば、大切なのは年収以上に「金銭感覚」です。それに金銭感覚を備えた男性を探すほうが、年収が高い男性を落とすより簡単でしょうから、この感覚で今一度がんばっていきましょう。

今は「労働意欲」が何より大切

今は大手企業に勤めていても、前触れもなくクビや倒産になることもあります。また現代は働いても年収が上がらず、精神も病みやすい時代です。

転職しようにも、そう簡単にはいかないことも多々あります。何らかのことがキッカケで、引きこもるかもしれません。

特にポイントは「定年後の労働」です。定年を迎えれば、たとえ雇用延長されても年収が激減するうえに平社員となります。若い上司ともうまく付き合えず、辞めてしまう方もいるのが実情です。ここから、さらに「旦那うつ」になる女性もいますね。

人の心は変わるものですが、それでも「やりがいや夢」がある男性の労働意欲は高いものといえます。またそういう男性は、今は年収が低くても上がる可能性も高いです。

少なくとも「ちゃんと働いてくれる」点を重視し、労働意欲で男性を選んでみてはいかがでしょうか?

必要な最低世帯年収は「600万円」が目安

最後に婚活でのポイントをお伝えします。一概にはいえませんが、結婚生活に必要な最低世帯年収は「600万円程度」が目安です。あなたの年収を差し引いた差額を相手に求めましょう。

当然、あなたが年収を上げることでも対処できます。

なお「世帯年収600万円」で想定した生活の目安は以下の通りです。

  • 子供は1人だけ
  • 生活はそれなりに節約を徹底する
  • 夫婦で75~80歳程度まで働く

ひとまず世帯収入で600万円を目指すことであれば、大半の男性が候補になるのではないでしょうか。

もちろん、600万円を上回るほどに余裕も持てるので嬉しいものですが、600万円を下回らなければ生活は十分可能です。工夫できれば、さらに低くても大丈夫でしょうね。

どうしても不安な方は、事前にFPに相談してみましょう。

結婚後の願望は世帯年収を元に考えよう

婚活を難しくする原因の一つに「強いこだわり」が挙げられます。

「専業主婦になりたい」「子供が3人欲しい」「優雅に暮らしたい」などです。これらを希望するほどに高い年収条件が外せなくなり、ますます婚活のハードルが高まって下げられなくなります。

婚活は就活に例えられることが多いのですが、これは学生が大手企業しか狙わないのと同じではないでしょうか。大手に入りたいのは誰もが同じですが、誰もが入れるわけではありません。

優先すべきは「どこかへ入社すること(結婚すること)」です。

強いこだわりを持ったままでは、仮に結婚できても家計破綻するかもしれません。できれば結婚後の願望は、世帯年収を元に結婚してから改めて考えましょう。

条件の良い男性から順にいなくなるのが婚活

婚活では、男性だって女性を選びます。つまり条件の良い男性から順にいなくなります。仮に条件の良い男性が残っていても、女性の加齢によって余計に手が届かなくなるのが現実です。

婚活を始めたら、できれば初期に声をかけてきた男性の中から積極的に選んで、早めに結婚してしまいましょう。

執筆者情報

山本昌義(婚活FP山本)
CFP🄬・一級ファイナンシャル・プランニング技能士

日本初の「婚活FP」として、婚活パーティを開催しながら、主に比較的若い方の経済面や心理面のご相談を10年以上お受けしてきました。最終的な老後問題を人生の初期段階から「婚活・結婚」を通して支援したいと思い、日々活動中です。まずは「婚活FP」で検索を!

ホームページ:http://yamamotofpoffice.com/

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