事業資金は個人名義で借りてはならない

2019.02.06 更新

自営業

借入先業者名
借入額
260万円
借入期間
2年9ヶ月
毎月の返済額
8万円

個人事業主として働き始めた時に収支バランスが崩れて借金が増えました。

勤務先の会社が倒産したことをキッカケとして、個人事業主として働く道を選びました。アプリ開発の仕事でしたから、在宅勤務が可能な環境と判断して、倒産前からの取引先とプロジェクト継続をしながら仕事を行っていました。しかし、事前準備が不十分だったこともあり、プロジェクト期間が長いほど無収入期間が長くなることに気がつくのが遅れました。会社であれば、毎月給与として入ってきますが、フリーランスでは納品後に取引先の締め日に合わせた入金スケジュールとなるので、運転資金が多く必要になったのです。

プロミスとアイフルから各80万円、モビットとシンキから各50万円の借金。月々8万円の返済。

最初の1年間は比較的短期間のプロジェクトや、以前からの継続案件を請けていたので支払サイクルが3ヶ月単位でした。しかし、2年目に入るとプロジェクト規模が大きくなり支払が着手から9ヶ月後という案件も出てきたので、初期投資や経費を自腹で賄う必要があり無収入期間が増えました。3年目に入ると早く収入が欲しかったので細かい案件を中心に行った結果として、総収入が減る自体に陥りました。フリーランスとして独立して営業するためには、事前に資金を潤沢に用意するか銀行からの低利融資を受けられる状態にしてから開業する必要があったのです。

小規模個人再生により債務を圧縮した上で返済完了しました。

債務整理を行わなければならない状況となったので、債務整理を專門とする弁護士へ相談に行くことにしました。個人事業主としての事業資金に消費者金融からの借入を使ってしまっていることから、自己破産は難しいという結論に達してしまい、結果として小規模個人再生しか手段が無いことが判明しました。幸い滞納が無かったので、100万円を3年間かけて支払うことになるので、毎月の返済額は3万円に固定出来ました。規模を縮小してフリーランスの仕事は続けるものの、営業コンサルタントに間に入ってもらい中間金を受け取れるよう手配してもらうことにしたので、収支が安定するようになりました。

大きく稼ごうとしなければ生活出来る水準の仕事を請けられるまでに収支が改善しました。

フリーランスとして働く難しさは、会社勤めの時には分からないものと思い知ることになりました。債務整理として小規模個人再生を選んだことは、苦い経験ですが良い勉強となったと感じています。帳簿を付けるだけではなく、分析して次の仕事受注に生かせるようになったので、債務整理を行ったことが冷静な判断力を身につけるキッカケとなったと考えています。縮小均衡を行なうことも事業には必要だと分かったので、身の丈に合った生活を維持出来るように受注段階から基準を設けて仕事の選択をして行きたいと考えています。

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