個人事業主には限界があることを知っておくべきでした

2019.03.13 更新

自営業

借入先業者名
借入額
300万円
借入期間
7年3ヶ月
毎月の返済額
10万円

フリーランスで活躍できると期待して独立したものの仕事が激減して借金。

ホームページデザインの会社でSEO対策部門に勤務していましたが、個人的に仕事を休日に請けるようになり独立開業しました。以前は個人的に仕事を依頼してくれた会社も、独立から1年経過すると法人以外とは取引が禁止となったという理由から次々と逃げて行きました。初年度に比べて翌年からは売上が半減して、生活が厳しい状態となったのです。5年目には借金が300万円に到達しましたが、事業にはお金がほとんど掛からないので、生活費としての不足分を借金で賄った累積が多額の借金として重くのしかかってくる状態となったのです。

プロミスとレイクから各80万円、シンキとスタッフィから各70万円の借金。月々10万円の返済。

独立開業してから良かったのは初年度のみでした。見通しの甘さだけでなく、営業を個人的に行わなければ会社の看板が無くなった以上は、受注が減ることは今では理解出来ますが、当時は視野が狭くなっていたので単純なことに気が付きませんでした。技術者としての仕事には自信がありましたが、営業マンとしてはど素人状態だったので、仕事が激減することは明らかな状態です。個人事業主としての営業でしたから、何とか生活費を借金で賄いつつ暮らしていましたが、全てのカードが順次止まった時には生活が出来ないことを悟りました。

自己破産の申し立てをして、免責決定通知を受け取り借金が全額免除されました。

翌月の返済が全く出来なくなることがカードの利用停止により判明したので、すぐに法テラスに駆け込みました。事業者所得との区分けが難しいものの、弁護士に相談すると自己破産を行なえば免責決定を受けられると知りました。実際に帳簿を付けていたので、延長として家計状況調査も収支を細かく記載することになりました。事業用資金と家計を混ぜていたことで、管理が不適切だったことがすぐに判明しました。自己破産申し立てを行ってから4ヶ月後に、免責決定通知を受け取れたので無事に借金が無くなり返済からも開放されました。

借金返済が無くなったことで、生活に余裕が出るようになり積み立て貯蓄を始めました。

自己破産といえば、最初は人生の落伍者としての印がされてしまった気持ちになりました。しかし、弁護士の話を聞いていると一度失敗してしまった人に、再度やり直すチャンスを与えてもらえる制度と分かったのです。自分でどこが問題だったのかを真剣に見つめ直す期間が、自己破産申し立て準備期間と言えるでしょう。実際に破産免責決定後にいかにして給料のみで生活し、臨時支出に備えて貯蓄出来るかが重要だと分かりました。自己破産を行なうと借金が当面出来なくなることのリスクを貯蓄でカバーする考え方を身に付けることが出来たと考えています。

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