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リボ払いを債務整理するメリットとクレジットカード返済のコツ

2019.04.05 更新

リボ払いをしていると手数料しか返済できていないことに気づいた
自動リボになっていると知らずに使っていて借金額にびっくりした、返済できそうにない

リボ払いは便利ですが、気づいた時には取返しのつかない状態になっていることがあります。
返済がきついな、と感じたらなるべく早く弁護士や司法書士に相談しましょう。

ここでは、債務整理を検討している方のためにメリットとデメリットをまとめてみました。

リボ払いによる借金の債務整理について相談してみる

この記事のポイント

ショッピング枠のリボ払いの借金も、債務整理で減らせます。

「クレジットカードのショッピング枠のリボ払いによる借金は、任意整理することができない」という話はよく聞きます。
しかし、リボ払いでできた借金であっても債務整理(任意整理)は可能です。

リボ払いを債務整理する3つのメリットとデメリット

メリット

  1. 将来利息がカットされ、早く完済できる
  2. 完済までの返済プランが立てられる
  3. 電話や書類による催促がストップする

デメリット

  1. 5年間、クレジットカードを作れない
  2. 住宅ローンが組めない
  3. ショッピング枠の借金で過払い金は発生しない

まずは債務整理の実績がある弁護士・司法書士事務所に相談し、リボ払いの借金を減らせる可能性があるかどうか、聞いてみるのがベストです。

リボ払いを債務整理するときのメリット

任意整理するとクレジットカードの利息(手数料)がカットされる

メリットの一つ目としてあげられるのが、「任意整理をするとクレジットカードの利息(手数料)がカットされる」ことです。

任意整理は、借金を整理する手続き「債務整理」の一種です。
債務整理には、任意整理特定調停個人再生自己破産の4種類がありますが、任意整理はこの中でも手軽に利用しやすい手続きです。

任意整理とは、借入先の債権者と直接交渉をして、借金の返済金額や返済方法を決め直す手続きです。借金の減額や、利息(手数料)をカットしてもらったり、返済期間の延長などが可能です。

カード会社との合意後、将来利息がカットされる

リボ払いの元本自体の減額がなくても、任意整理をすると利息の支払いがカットできるメリットがあります。

消費者金融など金融機関からお金を借りると必ず利息が発生します。クレジットカードのキャッシングやショッピングの場合には、年率10%以上の高い利息(手数料)を支払うことが普通です。

ところが任意整理をすると、以後は利息の支払いがすべて不要になるので、返済が非常に楽になります。

返済額と返済期間を無理なく調整できる

2つ目のメリットは「リボ払いの完済の目途が立つので、安心して返済期間を延ばせる」ことです。

リボ払いの借金を任意整理すると、支払い期間を延長し、月々の返済金額を減らすことができます。
任意整理後の返済期間はだいたい3年~5年程度に設定しますが、これがどうしても苦しい場合には7年程度までに延ばしてもらうことも可能です。

また、3つ目のメリットとして任意整理をすると督促をストップできます。

クレジットカードを任意整理した場合のデメリット

先にお伝えしたとおり、リボ払いを任意整理する一番のメリットは将来利息がカットできることです。そのため、手続き後は元本(リボ払いの残高)のみを返済していくことになります。

逆に、債務整理をすることによるデメリットは以下の3つが挙げられます。

ブラックリスト状態になってしまう

任意整理をすると、信用情報機関が保管している個人信用情報に事故情報が記録されてしまいます。いわゆるブラックリスト状態です。
消費者金融やクレジットカード会社が審査をする際には個人信用情報を参照するので、このときに事故情報が記録されていると、審査に通りません。

よって、任意整理をして個人信用情報に事故情報が記録されていると、ローンやクレジットカードの利用ができなくなってしまうのです。

しかし、リボ払いの返済を滞納した場合でもブラックリスト状態になってしまいます。

したがって、任意整理をして早く完済したほうが、結果的にブラックリストから解除されるという考え方もできるのです。

クレジットカードのショッピング枠では、過払い金請求ができない

リボ払いの場合には、利息制限法の引き直し計算をしても借金の元本そのものを減額することは困難です。

利息制限法による引き直し計算によって借金を減額できるのは、利息制限法を超える利息を支払っていたケースのみです。
この点、リボ払いの場合には、年率はさほど高くなく、利息制限法を超える利率となっていることは通常ありません。

よって、リボ払いの場合には引き直し計算をしても残高は変わらず、今の借金残高がそのまま残ると考える必要があります。

クレジットカードの場合、キャッシング債務については過払い金が発生することがありますが、ショッピング債務には過払い金が発生しません。そのためクレジットカードを債務整理した場合、キャッシングが過払いとなっていてショッピングに残金が残るということが起こります。

この場合には、キャッシングの過払い分とショッピングの借金残金を相殺するという解決方法を選ぶことになります。

債務整理をした後、クレジットカードは原則的には作れない

任意整理や自己破産などの債務整理をした後、クレジットカードの審査が通るか不安な人も多いと思います。

以下では、債務整理後でもクレジットカードを作れるのかについて説明します。
前述のように、リボ払いの借金を債務整理した場合、新規クレジットカードの審査に通らなくなります。

クレジットカード会社の多くはCICやJICCに加盟していて、カード発行の際に信用情報をチェックします。
債務整理をするとその個人信用情報に事故情報が記録されてしまうので、審査の際に債務整理の事実が判明して審査に通過できなくなります。

そのため、任意整理を含む債務整理の手続き後は、基本的にクレジットカード作成はできません
もちろん、結婚して名字や住所が変わってもブラックリスト状態が解消されるわけではなく、クレジットカードやローンの審査には通りません。

しかし、任意整理の場合、事故情報は手続き後5年で消去されるので、任意整理の手続き後5年程度が経過したら、再度クレジットカードの審査に通るようになります。

また、本契約者が家族で、自分が家族カードを使っている場合と、家族が契約者でそのカード自身を使わせてもらっている場合には、債務整理の手続き中に家族名義のクレジットカードを利用することはできます。

この場合、契約者が家族なので、信用状態が問題になるのは家族です。よって、自分がブラックリスト状態かどうかは問われません。債務整理後も、変わらず利用を続けることができます。

リボ払いで返済が困難になる理由

リボ払いで支払いをすると、借金が増えている感覚がないので、ついつい利用しすぎてしまいがちです。ショッピングで利用していただけなのに、いつの間にか到底支払いができないほど多額の残高になってしまうことがあります。

リボ払いの高い金利・手数料と、いつまでも減らない元金

クレジットカードのキャッシング枠の金利・手数料は年18%、ショッピング枠では年15%となっています。100万円借りた場合、年15万円という高い金利・手数料です。
この金利・手数料の部分を払っても元本が減るわけではないので、いつまでたっても借金はなくなりません。

また、リボ払いをすると、支払期間が長くなりがちです。元本の返済額が少なく、残高が減りにくいので当然のことです。

しかし、支払い期間が長くなると、その分だけ支払う金利・手数料が増えていきます。完済する頃には莫大な手数料を支払っていたということも多いです。

このように、一見便利なリボ払いにもデメリットや落とし穴があるので、利用の際には充分注意が必要です。

リボ払いの仕組みについてはこちらの記事でさらに詳しく紹介しています。

リボ払いの借金も債務整理すると支払いが楽になる

近年はクレジットカードが自動的にリボ払い可能になっていたり、知らないうちにリボ払いを利用している方も増えています。それに伴って、リボ払いの借金を債務整理する方も増えています。リボ払いによって膨れ上がってしまった借金も債務整理は可能です。

任意整理のメリット

  1. 将来利息が減り、早く完済できる
  2. 完済までの返済プランが立てられる
  3. 電話や書類による督促がストップする

任意整理のデメリット

  1. 5年間クレジットカードを作れない
  2. 住宅ローンが組めない
  3. ショッピング枠の借金では過払い金が見込めない

払えないと感じた借金は滞納してしまう前に債務整理することをおすすめします。

リボ払いと通常のクレジットカード利用の違い

クレジットカードのリボ払いとは、毎月決められた一定額の支払いをする方法

商品やサービスを購入する際のリボ払いは、ショッピングの際に利用する機能です。

リボ払いとは、ショッピングで利用した分について、毎月決められた一定額の支払いをする方法です。正式名称を「リボルビング払い」といいます。

たとえば毎月の支払を1万円と定めると、基本的には残高がどれだけ高くなっても月々の支払金額は1万円です。

リボ払いのメリットは、月々の支払い金額が変わらない点

リボ払いを利用すると、基本的には借金残金がどれだけ増えても月々の支払金額があまり変わらないので、計画的な返済ができて非常に助かります。
これに対して分割払いの場合には、借金残高が増えると、その分月々の返済金額が増えていきます。

リボ払いには「残高スライド方式」と「定額方式」と「定率方式」がある

リボ払いは大きく分けると定額方式と残高スライド方式、定率方式があります。

まず、定額方式とは、残高とは無関係に毎月一定の金額の支払いをするものです。
残高スライド方式とは、リボ払いの残高に応じて、そのランクごとに毎月の支払い金額が増減するタイプです。これ以外に、残高に一定の割合をかけた数字の返済をするという定率方式もあります。

実際のリボ払いによる返済では、これらの支払方法を組み合わせたプランになっていることが多いです。

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