過払い金の相談を無料でしたい。弁護士の失敗しない選び方

2017.12.26 更新

自分にも過払い金があるかもしれない...電話をすればわかると聞いたけど、相談も無料って本当なの?

このページでは、弁護士や司法書士事務所に相談するときの注意点や、過払い金の相談についてご説明します。

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過払い金の相談先は慎重にえらびましょう。「無料」の範囲に注意!

相談だけなら無料とうたう法律事務所も多いですが、実際は手数料や出張費がかかってしまったり、しつこい営業電話がきてしまうことも。

過払い金の相談をする前に、

  • 過払い金のそもそもの仕組み
  • 過払い金請求にかかるだいたいの費用
  • 事務所の対応の良さなどの評判
  • 相談に必要な書類

をチェックしましょう。

過払い金の発生条件と請求のメリットデメリット

過払い金請求の相談をする前に、まず過払い金の発生の仕組みを理解しましょう。

2008年以前に借金をしたなら要確認

過払い金を請求できる時期

2008年(平成20年前後)より前には、貸金業者は借金に利息制限法で決められた金利以上の利息を付けていました。
この、利息制限法を超える金利が過払い金となります。

利息制限法で定められた金利は具体的には、10万円未満の元金なら20%、10万円以上100万円未満なら18%、100万円以上の元金なら15%となっています。

平成18年に利息制限法が改正したことを受けて、多くの業者が利息を法定金利以下に下げたので、過払い金の発生可能性があるのは主に2008年以前の借金ということになります。

過払い金請求のメリット・デメリット

メリット
  • お金が返ってくる。
  • 他の債務整理手続きと違い、信用情報に傷がつかない。
  • 過払い金請求をした会社以外なら引き続きカードを使える。
  • 請求後も新しくカードを作ったり、住宅ローンを組むこともできる。
デメリット
  • 自分で手続きすると時間と手間がかかる。
  • 過払い金請求をした会社のカードを使えなくなる。

借金を完済している状態なら、過払い金請求をしない理由はありません
過払い金があるかどうか、弁護士に相談してみましょう。

過払い金請求は弁護士依頼がベスト。自分で請求すると損をする

過払い金請求を弁護士などに依頼せず、自分の力だけで行うことも可能です。

しかし、弁護士への依頼料がもったいないからといって、自力で過払い金請求をして結果的に損をしてしまうこともあります。

【自分で過払い金請求をするデメリット】

  • 書類を用意したり、裁判所へ足を運ぶのが面倒。
  • 交渉が不利に進んでしまうため、戻ってくる過払い金が少額になる。
  • 過払い金計算や訴訟準備のために時間が取られるため仕事に支障をきたす。

主にこれらの理由のために、自分で過払い金請求をすることはおすすめしていません。
弁護士に相談すれば、ほぼ全ての書類を揃えてもらえます。

過払い金の相談にはどんな書類が必要?

過払い金の相談にはどんな書類が必要でしょうか。

電話で直接聞いても、弁護士が答えてくれると思いますが、事前に知っておきたい方のためにまとめます。
面談での相談の際には以下の書類が必要です。

  • 身分証明書
  • 業者との契約書
  • 過去の取引についての利用明細、領収書

取引履歴や過払い金返還請求書は面談の時点では必要がなく、面談後に弁護士が代わりに用意するのがほとんどです。

本人確認のために身分証明書が原則必要となりますが、抵抗がある方は電話で直接確認してみましょう。

過払い金の相談先を選ぶときの4つの注意点

①口コミ評判は信用できる?費用の相場も調べておくこと

過払い金請求についてはCMも多く放映されており、ネットでも口コミサイトなどが充実しています。
しかし、口コミ評判やランキングだけを鵜呑みにするのではなく、相談する前に各法律事務所の費用や対応力まで調べておきましょう

さらに相談は無料といっても、実際に過払い金請求をするとなると費用がかかってくるので、相場も理解しておくべきです。

多くの法律事務所は一定金額の報酬2万円前後に合わせて、戻った過払い金の20%を過払報酬としているので参考にしてみてください。

②どこまで無料になるかを確認する

「相談は無料」といっても、どこまで無料なのかは弁護士事務所によって異なります。

【チェックするべき無料ポイント】

  • 電話やメールの相談は初回無料か、何度でも無料か
  • 面談による相談は無料か
  • 出張面談の出張費は無料か

電話やメールでの相談が無料の弁護士事務所は多いですが、見落としがちなのは出張費です。

東京に本拠地がある弁護士事務所の弁護士が、札幌や大阪まで出張してくれたものの、出張費を請求されてしまったら「無料相談」とは言えないですよね。
出張費まで無料になる法律事務所もあるので、地方に住んでいる人には出張費が無料の法律事務所をおすすめします。

③原則直接面談は義務

②で、出張費について述べましたが、実際に過払い金請求を弁護士に依頼する場合、電話やメールだけではなく対面での面談をすることが義務づけられています

依頼人と弁護士双方の認識にずれがでないようにするためです。

ですから、「出張費」については事前によく確認することが必須です。

④しつこい営業電話は注意

一度電話で過払い金についての相談をしたところ、何度も営業電話がかかってくるような事務所には注意をしましょう。

過払い金請求を専門としている法律事務所は多くあります。
電話相談の対応などの、ささいなことでも気になることがあれば、他の弁護士事務所を検討してみてもよいでしょう。

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