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学生でクレジットカードを滞納をしてしまったら

2020.07.10 更新

クレジットカードを使いすぎてしまって返済できない、何か対処したほうがいいよね?
滞納してしまっている事実を親にバレたくない!
滞納したことが将来に影響してしまわないか不安…

便利であるためについつい使いすぎてしまうこともあるクレジットカード。
しかし、使った分を返済できずに滞納し放置してしまうと、カードの利用が停止されるだけでなく、電話やはがきによる督促が来るようになります。さらには督促を無視し続けると、財産の差押えに発展する可能性もあります。
学生だからといって、大目に見てもらえることはないでしょう。

たとえ今すぐ返済が出来なくても、早めの対処で解決できる場合もあります
例えば、借金問題に詳しい専門家の力を借りるという手段もあります。

そこで、この記事では

  • クレジットカードの支払いを滞納すると起こること
  • 効率的かつ周囲にばれずに返済する方法や問題を解決するための方法

について紹介します。

学生のクレジットカード滞納について相談してみる

クレジットカードの支払いを滞納してしまった時にすぐやるべきこと

一定期間以上の滞納は大きなリスクにつながりますが、冷静に、迅速に対応すれば大きなトラブルを引き起こすことはありません。

クレジットカードの支払いを滞納してしまったら、まずはカード会社に問い合わせてみましょう。

きちんとルールに則った対応をとってくれますので、必要以上に恐れる必要はありません。

対応はカード会社によって異なりますが、

  • 返済日を延ばす
  • 分割払いに変更する

などの対応をとってくれるケースがあります。

むしろ、連絡なしで支払いを滞納してしまったときのデメリットの方がはるかに大きいでしょう。

どうしても支払いできなくなってしまったら、弁護士や司法書士に相談することも一つの方法です。弁護士や司法書士と聞くと堅いイメージですが、借金の相談なら無料にしている事務所もあります。

クレジットカードの返済について詳しく

クレジットカードの返済滞納が不安…学生なら大丈夫?

サークルの飲み会や合宿、趣味のショッピングなどで出費がかさみ、ついついリボ払いやキャッシングサービスに手を出してしまったという学生さんもいるでしょう。

問題は、これらを「借金」と理解していない学生が多いところにあります。お金を借りている実感がわきにくいかもしれませんが、リボ払いもキャッシングもれっきとした借金です。

例えば、リボ払いやキャッシングを利用して毎月3万円をショッピングに使っているということは、3万円借金をしていることを意味します。

実際にクレジットカード会社はキャッシングの金利を15~18%程度、リボ払いの金利(手数料)を11〜15%程度に設定しています。これは消費者金融などからの借金と同水準です。

したがって借金を放置してしまうと、「利息が膨らんでいつまで経っても元金の返済が終わらない」ということにもなりかねません。

学生でもリスクが発生する

クレジットカードや借金を滞納してしまうと、滞納期間に応じてさまざまなリスクが生じます。

1.カードの利用が停止される

滞納から約数日後
残高が不足し支払日に引き落としができない場合、まずそのクレジットカードの利用ができない利用停止状態になります。すぐに支払ったとしてもカード再開まで3〜5日かかる場合があります。また、別途遅延損害金も発生します。

2.電話やハガキによる督促

滞納から約1週間〜2ヶ月後
滞納から数日から数週間程度経つと督促の電話と郵便が届きます。督促がきてすぐに払えば問題にはなりませんが、払えないからといって無視したりしていると連絡がくる可能性もあるので、誠実に対応する必要があるでしょう。

3.強制解約され、ブラックリストに載る

滞納から約2か月後~
借金滞納の事実は、信用情報に記載されてしまいます。これが、いわゆる「ブラックリスト入りした状態」です。事故情報が登録されたこのような状態になると、滞納解消後5年以上にわたって新規でクレジットカードが作れなくなったり、新規のローンなどが組めなくなったりします。

4.一括請求される

滞納から数か月後
カードを強制解約されても、滞納分の返済義務がなくなるわけではありません。滞納している利用額と、残りの返済分も合わせて一括で請求されます。

5.強制執行される

滞納から約3ヶ月後~半年後
一括請求を支払えない場合は、裁判所から通知が届いて、給料や銀行口座などの財産が差押えられる強制執行という段階に移ります。

財産を所有していない学生さんであれば、アルバイト先からの給料も対象になりますし、就職してから会社の給料が差押えられる可能性もあります。

このように、滞納によるリスクは、借金を完済するまで消えませんし、ブラックリストに登録されると社会人になっても影響が残ります。

クレジットカードの支払いを滞納することは得策ではないと認識しておきましょう。

踏み倒しは可能?

結論から述べると、クレジットカードの支払いを踏み倒すのは不可能です。

下記のようなケースでも、債務者(借金を借りた側)の返済義務は消えません。

・引っ越しして住所が変更になった
→住民票をチェックして、追いかけて裁判という手続きへ進めることができる

・結婚して苗字が変わった
→借入れ時の契約番号や会員番号は変わらない

・借金の時効の成立
→法律上は時効が成立する可能性はあるが、「時効の更新」などにより成功する可能性は極めて低い

基本的に借金返済の義務が消えることはなく、貸金業者には「裁判(による財産の差押え)」があります。

学生時代のクレジットカードの返済滞納は社会人になってからどんな影響が?

学生時代に借金の滞納があった場合、社会人になってもクレジットカードを作れなかったり、ローンを組めなかったりという影響が残ります。

クレジットカードやキャッシングの利用情報は、数年間にわたって各金融機関が共有している信用情報機関に保管されます。

貸金業者や銀行などは、信用情報機関に問い合わせて事故情報がある人を「返済能力がない」と判断します。

信用情報の種類 保有期間
申し込み情報
(カードやローンへの新規申し込みについて)
6ヶ月間
クレジット情報
(カードやローン契約の内容や支払状況について)
契約期間中・契約終了後から5年以内
利用記録
(貸金業者や銀行などが信用情報を確認した記録)
利用日より6ヶ月間

上記のように、信用情報には数年単位で保管されるものがあります。

仮に20歳のときにクレジットカードの返済滞納が記録されると、25歳(社会人2~3年目)まで事故情報が消えない可能性も考えられるので注意しましょう。

ブラックリスト入りするとできなくなること

 

クレジットカードの借金滞納によりブラックリスト入りしてしまうと、下記のようなことができなくなる可能性があります。

  • 貸金業者や銀行などのキャッシング利用
  • クレジットカードのキャッシング利用
  • 新規のクレジットカード発行
  • 各種ローン契約
  • 携帯やスマホの分割払い
  • (ごく一部の物件への)賃貸契約

正確には、キャッシングサービスやクレジットカードを申し込むことはできますが、審査に通ることはほぼありません。

信用情報に事故情報が載るデメリットや影響については、「クレジットカードやローンの審査でチェックされる信用情報とは」でさらに詳しく解説しています。

クレジットカードの返済滞納をさらに放置すると、「一括返済」「差押え」に

借金の滞納を放置し続けると、「一括返済の要求」や「財産の差押え」に発展します。

・一括返済
一括返済を求められたら、滞納分だけでなく元金もまとめて返済しなければなりません。借金の滞納をしている時点で、一括返済を請求されても払えない可能性が高いでしょう。

・差押え
差押えとは、債務者の財産を債権者(お金を貸す側)が強制的に回収することで、給与や預貯金、不動産などが対象になります。つまり借金を滞納すると、「お金をまとめて返済する」ことに加えて、「自分の財産を回収される」リスクもあるのです。

他の貸金業者からの借り入れにも頼れない

一括返済するために「他の貸金業者からお金を借りて返済分に充てよう」と考えたくなるかもしれません。
しかし、一括返済を迫られる頃にはすでにブラックリスト入りしている可能性が高いです。
そのため、新たにキャッシングの審査に通らず、他社の借り入れに頼ることはできません。

学生のクレジットカードの返済滞納について相談してみる

収入が少ない学生がクレジットカードの返済滞納を解消するには

では、収入が少なくて、借金をなかなか返済できないときはどうすればいいのでしょうか?

借金を返済するには、下記のステップを意識することが重要です。

借金返済のステップ

  • 自分の収支を正しく把握するために家計簿をつける
  • 家計簿をもとに自分のライフスタイルに適した支出を計画する

借金返済の第一歩は「現状の収支を正しく把握すること」になります。

自分が毎月いくら稼いで、いくら使っているかを正確に把握するには、家計簿をつけることもよいでしょう。

最近では便利な家計簿アプリも登場してきています。家計簿をもとにライフスタイルを見直し、無理のない支出にとどめながら、返済分のお金を捻出するようにしましょう。

なお、ライフスタイルを見直しても返済分のお金を用意できない学生は、下記の方法を検討してみることをおすすめします。

アルバイトで収入を増やす

クレジットカードの支払いにかかるお金を用意するには、収支の「収」の部分を増やさなければなりません。つまりアルバイトなどで働いてお金を稼ぐということです。

「おまとめローン」の利用は?

おまとめローンとは、複数の貸金業者からの借金を借り換えによって一本化し、効率よく返済する方法です。

ただし、おまとめローンには下記のようなデメリットが存在します。

返済を一本化できることはメリットに感じますが、返済期間が長くなれば毎月の利息により最終的な返済金額も高くなります。おまとめローンはどの金融機関でも「20歳以上」が条件になっているので、注意してください。

それでもクレジットカードの返済滞納分が支払えない場合の選択肢

一括返済を迫られたが、アルバイトで払える見込みもなく、どうしても親・親族には頼れない。

そんな方には、「債務整理」という借金問題解決の方法があります。

種類 内容
任意整理 債権者と話し合うことで借金を整理
個人再生 裁判所に申立てし、借金を減額してもらえる可能性がある
自己破産 裁判所に申立てし、財産の一部を返済に充てるなどする代わりに借金がゼロになる可能性がある

上記で最も利用者が多い債務整理方法は「任意整理」でしょう。

任意整理では裁判所を介さず債権者と直接交渉を行えるので、周囲に借金の事実が知られない可能性があります。

任意整理を除く債務整理では、法的手続きなので、官報に氏名が掲載され、秘密にするのは難しくなります。

そもそも個人再生は主に家などを失わずに借金を減額するための手続きで、一定の収入が条件になります。そのため、学生が利用するケースはほとんどありません。

自己破産は、所有している20万円以上の価値の財産を手放す代わりに、クレジットカードを含む借金がゼロになります。学生の場合はあまり財産を所有していないため、影響は少ないといえます。

ただし借金の原因がギャンブルや浪費などでは裁判所の許可が下りない可能性があります。

任意整理を含め、債務整理を行った場合にはいずれにせよ事故情報が登録されてブラックリスト入りの状態になります。
ただし一括返済や差押えを回避できる可能性はあるので、早めに弁護士や司法書士などの法律の専門家に相談することをおすすめします。

学生のクレジットカードの返済滞納について相談してみる

早い段階で誰かの力を借りることも大事

学生がクレジットカードの借金を滞納したらどうなるかを解説しました。

基本的に借金の返済を滞納した場合は信用情報に傷がつき、一定期間、新たにカードが発行できなくなったりローンが組めなくなったりします。

最終的には一括返済や差押えのリスクもあります。早い段階で借金問題に詳しい専門家に相談してみることも一つの解決方法であるということを覚えておきましょう。

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