ジャックスへの過払い金請求で抑えるべきポイントと手続きの流れ

2018.07.07 更新

ジャックスカードから、かつてお金を借りていた、もしくは今お金を借りているという方に向けて、「過払い金請求」についての情報です。

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ジャックスから借り入れをしていたが、過払い金を請求できるのか?

ジャックスから借金をしている方が、過払い金を請求することはできるのでしょうか?
ジャックスに過払い金を請求する場合、他の会社と何が違うのでしょうか?

ジャックスについて債務整理を行うには、いくつかのポイントがあります。

(1)ジャックスに対して過払い金を請求することはできる

結論から申し上げますと、「ジャックスに対して過払い金を請求することは可能」です。

過払い金とは、「借金の返済として業者に払ったお金のうち、払い過ぎたお金」のことです。

日本には利息制限法という法律があります。
しかし、数年前までは、この法律に違反するような高い金利を設定していた業者がたくさんありました。

そこで、裁判所は、「利息制限法に違反する利息は、違法なものである。
このような利息を設けていた業者は、返還しなければいけない」という判決を下しました。

つまり、あなたが借金の返済として払い続けたお金の中に、利息制限法に違反する利息が含まれていれば、業者から取り戻すことができます。

これが「過払い金」の仕組みです。

ジャックスも、以前は利息制限法に違反するような高い金利でお金を貸していました。
この時期にジャックスからお金を借りていた方は、ジャックスに対して過払い金を請求することができます。

(2)20年以上前にジャックスからお金を借りているか

ジャックスは、約20年前に利息を見直し、それ以降は適正な利息を設定しています。
つまり、直近20年以内にジャックスからお金を借りた方に対しては、法律に適した正しい金利を設定しています。

20年以上前からジャックスからお金を借りている方は、過払い金が発生している可能性が高いのですが、直近20年以内にジャックスからお金を借りている方については、過払い金は発生していません。

よって、ジャックスに対して過払い金を請求できるかどうかは、「20年以上前にジャックスからお金を借りたかどうか」によります。

他の貸金業者の中には、数年前まで違法な金利を設定していた会社があります。
このような業者からお金を借りていた場合には、最近お金を借りた方であっても、過払い金を請求することができます。

つまり、ジャックスが他の業者と異なる点は、「20年以上前にお金を借りている」という条件が付く点です。

それでは、「10年以上前にジャックスからお金を借りたのだが、ずいぶん前のことなので、いつ借りたのか分からない」という方は、どうしたらいいのでしょうか?
過払い金を請求することはできないのでしょうか?

このような方は、まず「過払い金の請求ができるかどうか」を調べる必要がありますので、お早めに弁護士や司法書士に相談しましょう。

弁護士や司法書士に相談すれば、ジャックスに対して取り引き履歴の開示を請求して、「いつから契約しているのか」ということを調査してくれます。

取り引き履歴を調査すれば、あなたの借金が過払い金の対象なのかどうかが分かります。
過払い金の対象であれば、弁護士や司法書士に依頼してジャックスと交渉してもらいましょう。

ただし、注意すべき点は、「このような方は時効にかかっている可能性が高い」「時効にかかるのを防ぐためにも、一刻も早く弁護士や司法書士に相談したほうがよい」ということです。

過払い金の請求には時効があります。
時効にかかってしまうと、過払い金を1円も取り戻すことができなくなります。

【過払い金の発生条件】高い金利でリボ払いの返済している人は要注意

自分の借金が過払い金の対象かどうかを調べるには、どうしたらいいのでしょうか?
リボ払いを利用している場合も、過払い金の対象となることはあるのでしょうか?

リボ払いとは、「1万円の買い物をして、月々2,000円ずつ支払う」という買い物の仕方です。

メリットとしては、「月々の返済額が決まっているので、高い買い物をした月でも、銀行の残高を気にしなくて良い」ということがあります。

デメリットとしては、「気軽に利用できるので、ついつい総額が膨れ上がってしまう」ということがあります。

リボ払いも、実質的には借金の一種です。つまり、「法律に違反するような金利でリボ払いが設定されている場合は、過払い金の対象となる」のです。

ただし、リボ払いの計算方法は複雑であるため、ご自身で「過払い金の対象なのかどうか」ということを判断することは難しいでしょう。
過払い金の対象となる可能性がある方は、念のため、専門家である弁護士や司法書士に調べてもらいましょう。

高い金利でリボ払いを利用している方は、過払い金が発生している可能性があります。お早めに弁護士や司法書士に相談しておきましょう。

あなたの借金に過払い金が発生しているか見極める3つのポイント

ご自身が利用しているリボ払いが過払い金の対象であるかどうかは、どうやって調べたらいいのでしょうか?

ご自身の借金が過払い金の対象であるかどうかを調べるためには、いくつかのポイントがあります。

(1)2007年以前からリボ払いを利用している

多くの会社では、2007年ごろにリボ払いの金利を見直しています。
これ以前からリボ払いを利用しているのであれば、違法な金利を支払っていた可能性が高く、過払い金が発生している可能性があります。

(2)2007年以降に金利が変更された

2007年から2009年にかけて、多くの会社では違法な金利を撤廃しました。
この期間に金利が変更されたということは、「それ以前は違法な金利が設定されていた」という可能性があります。

(3)消費者金融のリボ払いを利用している

リボ払いを設定しているのは、銀行だけではありません。
クレジットカード会社や消費者金融でも、リボ払いを利用することができます。

一般的に、消費者金融は金利を高く設定していることが多いので、消費者金融のリボ払いを利用していた方については、違法な金利である可能性が高く、過払い金の対象となる可能性があります

消費者金曜のリボ払いを利用していた方は、念のため弁護士や司法書士に相談してみましょう。

クレジットカード会社は、消費者金融よりは金利が低く設定されることが多いのですが、それでも違法な金利を設定していた会社はいくつかあります。
クレジットカード会社のリボ払いを利用している方でも、過払い金が発生しているかどうか気になる方は、お早めに弁護士や司法書士に相談しておきましょう。

過払い金請求をするための引き直し計算を行う方法

ご自身で過払い金の金額を計算するためには、どのようにすればいいのでしょうか?

(1)業者から取引履歴を取り寄せる

正確な過払い金の金額を計算するためには、「取引履歴」が必要となります。

取引履歴とは、「何月何日にいくらのお金を借りて、何月何日にいくら返済したか」ということが一覧になっているリストです。
大まかな返済記録だけでなく、月々の返済記録が詳細に記録されています。

この取引履歴が無ければ、正確な過払い金の金額を計算することができません
過払い金の請求をするためには、必ず必要となります。

業者には、「取引履歴を開示する義務」があります。
しかし、直接お金を借りている本人が取引履歴を請求しても、業者がなかなか応じてくれないということがよくあります。

弁護士や司法書士が取引履歴を請求すると、業者はすぐに応じてくれます。
弁護士や司法書士からの請求を放置していると、裁判を起こされるリスクがあるからです。
取引履歴を請求しても業者が応じてくれない、というトラブルにお悩みの方は、弁護士や司法書士に相談してみましょう

(2)引き直し計算をする

取引履歴が手元に届いたら、「引き直し計算」を行います。

引き直し計算とは、「法律に従った借金の総額を計算し、返しすぎたお金があるのかどうか、あるとすればいくらあるのかを計算する」という手続きです。

法律に従った金利で計算しなければいけませんので、引き直し計算には時間がかかります。
法律に従った金利は、借金の残額によって異なります。

月々返済していれば、残額は毎月変化しますので、正しい金利も変化していきます。
法律で定められている具体的な金利は、下記のとおりです。

  • 10万円未満 :年利20%
  • 10万以上100万円未満:年利18%
  • 100万円以上:年利15%

引き直し計算は、非常に複雑な仕組みです。
専門家でなければ、正確に計算することは難しいでしょう。
たとえば、「残額が10万円」の場合は「正しい金利は18%」ですが、うっかり「正しい金利は20%」というミスをすることがあります。
一度ミスをすると、その後の計算も全て間違ってしまいます。

引き直し計算は、一度間違えるとその後も全て間違ってしまうので、非常に骨の折れる作業です。
引き直し計算をご自身で行ったとしても、その後の交渉が上手く行かなければ、結局弁護士や司法書士に依頼することになります。
このような場合は、ご自身での引直計算が徒労に終わってしまいます。

弁護士や司法書士に依頼すれば、責任を持って引き直し計算を行ってくれます。
引き直し計算は、とても大変な作業です。
債務整理をお考えの方は、ご自身で抱え込むのではなく、お気軽に弁護士司法書士に相談してみましょう。

ジャックスへ過払い金請求を行った場合の流れ5ステップ

弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼すると、どのように手続きが進むのでしょうか?

(1)弁護士や司法書士がジャックスに受任通知を送る

弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、すぐにジャックスに「受任通知」を送ります。

受任通知とは、「弁護士や司法書士が債務整理を引き受けたので、今後は借金に関することは本人に連絡せず、弁護士や司法書士に通してください」ということを知らせる通知です。

ジャックスが受任通知を受け取ると、今後はあなたに連絡してくることはありません。
ジャックスからの電話や手紙に悩まされていた方も、今後は電話がかかってくることはありませんし、手紙が届くこともなくなります。

(2)ジャックスから取引履歴を取り寄せる

次に、弁護士や司法書士がジャックスに対して取引履歴を取り寄せます。

取引履歴とは、「何月何日にいくらのお金を借りて、何月何日にいくら返済したか」ということが一覧になっているリストです。

弁護士や司法書士が取引履歴を請求すると、通常は2週間から1ヵ月以内に取引履歴が送られてきます。

(3)引き直し計算をする

弁護士事務所・司法書士事務所に取引履歴が届いたら、すぐに引直計算に取り掛かります。

引き直し計算とは、「法律に従った借金の総額を計算し、返しすぎたお金があるのかどうか、あるとすればいくらあるのかを計算する」という手続きです。

取引履歴を調査したうえで、時効が迫っている可能性がある場合は、急いで裁判を提起するなど、適正な対応を検討します。

引き直し計算は複雑な作業ですので、1〜2ヵ月ほど時間がかかります。

(4)ジャックスと電話やFAXで交渉する

引き直し計算を行ったうえで、過払い金が発生していることが判明すれば、弁護士や司法書士がジャックスと交渉を行います。

すぐに裁判を起こすのではなく、電話やFAXを通して任意交渉を行います。

この時点で和解が成立すれば、和解協議書を作成して終了です。
この後は、ジャックスが過払い金を支払うのを待つだけです。

交渉期間は、およそ1〜2ヵ月ほどです。
和解が成立してから過払い金が支払われるまでには、およそ1〜6ヵ月ほどがかかります。

(5)訴訟の提起

任意での交渉がまとまらなければ、ジャックスに対して裁判を起こします。

「裁判」と聞くと不安に思う方がいらっしゃるかもしれませんが、裁判の手続きは全て弁護士や司法書士が行います。
裁判所からの手紙は弁護士事務所や司法書士事務所に届くので、ご家族や友人に知られることもありません。
裁判所からの電話も、弁護士や司法書士に直接かかってきます。

裁判は、およそ3〜6ヵ月ほどで終了します。

【必見】ジャックスで過払い金請求を行う際に気をつけるべき2つのポイント

ジャックスに対して過払い金を請求する際には、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?
確実に過払い金を取り戻すには、どのようなポイントがあるのでしょうか?

(1)できるかぎり早めに請求する

日本全国には数多くの方々がジャックスに対して過払い金を請求しています。
ジャックスが過払い金を返還すればするほど、支出が増えて業績が悪化してしまいます。

ジャックスの業績が悪化すると、過払い金の返還率が下がってしまう可能性が高くなります。
もしジャックスが倒産するようなことがれば、過払い金を取り戻すことは非常に厳しくなります。

もちろん現時点ではジャックスは健全に営業を行っていますので、焦って過払い金の請求をする必要はありません。
しかし、いずれ過払い金を請求しようと考えているのであれば、早いに越したことはありません。

債務整理の手続きには3ヵ月〜1年ほど時間がかかりますので、「そのうち過払い金を請求しよう」と考えている方は、お早めに弁護士や司法書士に相談しておきましょう。

(2)時効にかかるおそれがある場合は弁護士や司法書士と対応を検討する

過払い金の請求には時効があります。
「最後にジャックスと取り引きをした日から10年」です。

現在もジャックスに返済をしている方は、時効にかかる心配はありません。
しかし、「過去に一度完済したことがある」という方や、「だいぶ前に完済してから取り引きしていない」という方は、時効にかかっているおそれがあります。

時効にかかってしまうと、1円も取り戻すことができなくなります。
時効にかかっているおそれがある方は、なるべくお早めに弁護士に相談に行きましょう。

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