自己破産後でも車のローン審査は通るの?通過するためのポイント3つ

2018.06.22 更新

自己破産した後でも車のローンを組むことはできる?
いつからなら申込みをしてもいいの?

結論から申し上げますと、自己破産後でも車のローンを組むことはできます。
しかしブラックリストに載っているため最短でも自己破産から5年間はローン審査に通ることは難しいです

このページでは、自己破産後に車のローン審査になるべく早く通るための3つの方法を紹介します。

後半では車のローンを支払い中の段階で自己破産をするとどうなるかについて説明します。

自己破産について弁護士に相談する

自己破産をしてから5~10年経てば車のローンが組める

自己破産してから5~10年が経過すると、自分名義で車のローンを再度申し込めるようになります

自己破産をすると、その事実は信用情報機関に登録され、各種ローンの審査ではマイナス要因となります。

そのため、車のローンも一定期間が経過して登録が抹消されるまでは組めないと考えるのが妥当です。

指定信用情報機関には、CIC、JICC、KSCの3つがあります。自己破産した情報が残る期間は、3機関それぞれで異なっています。

・主な信用情報機関の記録年数

信用情報機関加盟会社/金融機関破産情報の記録年数
CIC 信販会社・カード会社 5年
JICC 消費者金融・カード会社 5年
KSC(全銀協) 全国の銀行 10年

CICとJICCは5年で事故情報は抹消されます。しかし、全銀協が設置・運営するKSCは他の2つより長く、10年間事故情報が記録されてしまいます。

この3つの信用情報機関の事故情報などはCRINと呼ばれるネットワークによって相互に利用されます。

そのため、KSCの登録が残っている10年間は審査に通らない可能性があります。

さらに、過去に借金の返済を免責された会社及びその関連会社に関しては、10年後も審査は通りづらいのが事実です。

自己破産のデメリット:車以外にも組めなくなるローンとは

ローン審査を少しでも早く通過するためのポイント3つ

ローン審査を少しでも早く通過するための方法は、

  1. クレジットの利用履歴をためる
  2. ローン実績の多い車販売店で審査する
  3. ネット審査を利用しない

の3つがあります。

以下でそれぞれ詳しく説明していきます。

1.クレジットの利用履歴をためる

信用情報機関の登録が消えた後、早く車のローン審査を通過させるためにやっておきたいことがあります。そのひとつが、クレジットの利用履歴をためることです。

まったくクレジットの利用歴がないよりも、遅れることなくきちんと返済した優良な履歴があるほうが信用できるとみなされて審査に通りやすいです。

クレジットの利用歴をため始めるのは、信用情報機関に本人情報の開示を請求し、自己破産などの情報が消えていることを確認してからです。

2.ローン実績の多い車販売店で審査する

車を購入するとき、ローンの取り扱い実績が多い販売店を選ぶことで審査を通過する可能性が高くなります

その理由は、ローン会社にとって、ローンの取り扱い実績が多い車販売店は、お得意さんであり信用できるからです。

ローン会社は取引実績が多いお得意さんからのローン審査であれば、審査を甘くしてくれるので、過去に自己破産した人でも審査が通る可能性が高くなります。

お得意さんである販売店からの顧客については、審査が緩くなることが期待されることに加え、販売店自体もローン審査に慣れているというメリットがあります。

3.ネット審査を利用しない

ネットで簡単に審査ができる銀行のマイカーローンが増えていますが、早く車のローン審査を通過させたいなら、ネット審査は避けることが得策です。

なぜならネット審査は低金利のマイカーローンで審査が厳しいからです
金利が安いので利用したくなるのも無理はありませんが、審査が厳しいので早くローン審査を通過したい場合は、ネット審査は避けたほうが良いでしょう。

もし、ネット審査を利用する際には注意点が1つあります。

ネット審査は非常に気軽にできるので次々と申し込みしてしまいそうになります。

しかし、ネット審査を次々と申し込むとそれが仮審査という名称であっても、申し込みの事実が信用情報機関に登録されてしまいます。

短期間に繰り返し申し込みをすること自体がカーローン審査のマイナス要因になってしまい、更にローン審査に通りにくなってしまうので気を付けましょう。

自己破産後に車のローンを組むのなら家族や弁護士に相談

自己破産後に車のローンを組むことを考えるなら、家族に相談して頭金を多く用意するなど、少しでも有利な状況を作るべきだといえます。そのためには、自己破産の準備段階から無駄なく効率的に進めることが重要です。

しかし、自分だけでは手続きなどが難しいのも事実であり、弁護士に相談することが望ましいといえるでしょう。

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車のローンの支払い中に自己破産したらどうなる?

自動車のローン支払い中に自己破産をすると、車はローン会社に回収されてしまいます

ローン会社との契約により、ローンを完済するまでの間は、車の所有権はローン会社が持っているケースがほとんどだからです。

ローン会社が車を引き上げるタイミングは、弁護士から送られる受任通知という手紙をローン会社が受け取ってから1、2か月後です。

自己破産をして車を残せるかどうかの判断は、「車のローンが残っているか」「車の現在の査定額はいくらか」によって異なります。

詳しい説明はこちらの記事を参考にしてください。
自己破産で車はどうなる?残す方法と引き上げられる基準を徹底解説

【まとめ】自己破産後の車のローンについて

自己破産をしたことがある方でも、自己破産してから5~10年が経てば、車のローンを申し込めるようになります

信用情報機関の登録が消えた後、少しでも早くローンを組みたい方は以下の3つの方法を試してみましょう。

  1. クレジットの利用履歴をつくる
  2. ローン実績の多い車販売店で審査する
  3. ネット審査を利用しない

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