取引期間が短いと、借金の任意整理はできないの?

2018.07.07 更新

過払い金が発生するかわからないけど、任意整理って有効?

支払いが滞って返済が厳しい場合は、取引期間の長短に関わらず、任意整理の手続きをした方が良いでしょう。
取引期間が短かったとしても、将来利息がカットされたり、借金の返済額が減る可能性があります。

この記事では、

  • 取引期間が短い場合に任意整理するメリット
  • 取引期間が短い場合に任意整理する時の注意点

についてご説明します。

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取引期間が短い場合でも借金を任意整理するメリット

先生、こんにちは。今日は、取引期間が短い場合に任意整理する際の注意点を教えてください。
そもそも取引期間が短くても、任意整理ってできるんですか?

こんにちは。
それはできますよ。任意整理は取引期間に関係なく手続きすることが可能です。

そうなんですね。取引期間が短いのに任意整理をして、何かメリットってあるんですか?

それはありますよ。任意整理をすると、借金の金額を利息制限法に引き直し計算するだけではなくて、支払の際将来利息をカットしてもらえますよ。

あっ、そうですね。ということは、任意整理すると将来利息を払わなくて良くなるから、相当支払額が軽減されるんですね。

そうです。その意味ではまだあまり利息を支払っていない取引初期の方が任意整理にメリットがあるとすら言えますよ。

短い取引期間の和解に個人で和解交渉は難しいって本当?

でも、取引期間が短い場合、貸金業者などの債権者(お金を貸した人)がなかなか借金の減額や分割払いの交渉に応じてくれないんじゃないですか?

そうですね。本当に短くてたとえば1年経っていないなどの場合だと、確かに渋い顔はされます。

そうですよね。3年くらい経っていたら大丈夫なのですか?

何年だったらよいということもないですが、やはり1年2年程度だと、嫌な顔をされることはありますね。

そんな風に嫌な顔をされたら、個人が自分で任意整理の交渉をするのは難しいですよね。

それはそうでしょうね。個人が自分で借金の減額や将来利息カットの話を持ち出しても、なかなか応じてくれない可能性は充分に考えられます。

過払い金が発生している場合などは、手続きがさらに複雑?

たとえば過払い金が発生している場合などは、話がもっと複雑になるんですか?

それはあまり考える必要はありません。
というのも、過払い金は取引期間が短い場合、ほとんど発生する可能性がないからです。

なるほど。過払い金は取引期間が最低でも7年間程度は無いと発生しにくいですもんね。

そうです。通常は10年くらい取引をしていたら発生している可能性が高いですよ。
それに、過払い金が発生するような取引は平成20年頃より前のものに限られますので、このことからしても取引期間が短いのに過払い金が発生しているという事態はほとんど考えられません。

なるほど。取引期間が短いと、ほとんど過払い金が発生することはないから、その点の心配は無用だということですね。

取引期間が短いほど交渉に応じない金融業者も多いのが現実。専門家に相談するのが最善策!

それよりも、取引期間が短い場合は、やはり業者が任意整理の交渉に応じてくれにくいという問題が重要です。

確かに。個人が自分で対処しても交渉が難しいなら、弁護士・司法書士などの専門家に相談依頼するしかないですよね。

はい、始めから専門家にすべての手続きを依頼するのが簡便でスムーズに事が進むので良いでしょう。
弁護士・司法書士に依頼すれば、任意整理手続き自体の期間も短くて済みます

無料相談などを利用してみると良さそうですね。

そのとおりです。今はたくさんの弁護士・司法書士事務所が無料相談を実施しているので、よさそうな事務所を探して相談の予約を入れてみましょう。

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