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オリコの過払い金は戻ってくる?請求前に知りたい返還率・期間・注意点

2020.03.04 更新

「オリコカードで借金をしていたけど、過払い金はあるのかな?」

「過払い金を取り戻すにはどうしたらいいんだろう…」

もしあなたが2007年(平成19年)以前にオリコから借金をしていたら、過払い金が発生している可能性が高いといえます。

しかし、過払い金があるとわかっても「返還請求をするにはどうすればいいのだろう」とお悩みの方も多いでしょう。

過払い金返還請求は、手順を理解しているなら自身でも行えますが「取り戻せない」「満額返ってこない」というリスクもあります。

リスクを避けたいなら、弁護士や司法書士などの専門家へ依頼することも一つの方法です。

オリコに過払い金返還請求をすると、いつ頃、どのくらい返ってくるのか…。

この記事では、具体的な返還率や返還されるまでの期間、返還請求時の注意点などについて解説します。

過払い金が戻ってくるか聞いてみる

この記事のポイント

・2007年以前にオリコから借金していたら、過払い金が発生している可能性が高い

・過払い金には時効があるので早めに返還請求すべき

・自分で返還請求を行うと満額を回収できない可能性がある

・弁護士や司法書士に依頼すれば手続きをすべて任せられ、不利な条件で和解するリスクが低い

オリコの過払い金返還に関する基礎知識

オリコのクレジットカードによる借り入れが長期間にわたっている場合、過払い状態(過払い金が発生している状態)の可能性があります。

「過払い金」は、債務者(お金を借りた人)が、本来支払う必要がないのに貸金業者に支払っている利息のこと。

まずは、オリコという会社と「過払い金とは何なのか」について説明します。

オリコとは?業界のポジションと返還対応の傾向

オリコの正式名称は「株式会社オリエントコーポレーション」です。

1951年にオリエントファイナンスとして設立され、日本の自動車ローン(オートローン)における業界トップシェアの信販会社・クレジットカード会社として知名度を上げてきました。

オリコは東証一部上場企業であるオリコの株式保有率は、伊藤忠商事株式会社が16.52%、株式会社みずほ銀行が48.67%となっており、その他にもさまざまな会社が株主として株式を保有しています(2019年9月30日現在)。

過払い金の正体?「グレーゾーン金利」とは

金利の上限を定めた法律には、利息制限法と出資法の2つがあります。

以前は、利息制限法では貸し付け額に応じて15%~20%を、出資法では29.2%を「上限金利」として定めていました。オリコをはじめ出資法の上限金利に基づいて貸し付けを行っていた貸金業者もいました。

この出資法に基づく上限金利(利息制限法においては違法)が、「グレーゾーン金利」です。

しかし2006年12月13日、出資法の上限金利も15%~20%に引き下げられました。

これにより、利息制限法と出資法の上限金利の間に存在するグレーゾーン金利は、完全に撤廃されています。

「過払い金」とは、この「グレーゾーン金利で払い過ぎていた利息」のことを意味します。

過払い金返還請求を検討すべきケースとは

オリコのクレジットカードでキャッシング(借り入れ)をしたことがあり、かつグレーゾーン金利での借入期間が長期にわたるなら、過払い金返還請求を検討したほうがよいでしょう。

出資法の上限金利引き下げに合わせて、オリコは2007年4月から貸し付け金利を引き下げています。

そのため、2007年以前の契約での取引が長期にわたる場合には、過払い金が発生している可能性が高いといえます。

過払い金が発生しているか確かめてみる

オリコから戻ってくる過払い金の金額・時期はどのくらい?

オリコに対して過払い金返還請求をする場合、返還される金額や期間はどの程度なのでしょうか。

過去の事例から、具体的な金額や期間を見ていきます。

オリコは高い?低い?返還される過払い金額

交渉の仕方にもよりますが、オリコは過払い金の請求について満額で応じてくれることもあります。ただし、任意和解(裁判を行わない交渉)の場合は満額とならないケースが多く、個人交渉だと5~7割程度、弁護士・司法書士による交渉なら7~9割程度の返還率となるようです。

一方で、訴訟(裁判)を起こした場合は個人交渉で5~10割程度、弁護士・司法書士による場合は9~10割程度となり、返還率は高くなります。

特に問題点がなければ、100%に近い過払い金の返還を期待できるでしょう。

他の貸金業者でも任意和解での返還率は4~9割程度、訴訟(裁判)の場合は満額回収可能であるケースも多いため、オリコの返還額が少ないということではありません。

オリコの過払い金が返還されるまでの期間

オリコは全額返還に応じてくれるケースも多いものの、返還までの期間が長い(遅い)ともいわれています。

たとえば、できるだけ早く返還を希望する場合は、8割程度の返還率で6ヶ月ほどを要します。返還される金額を重視する場合は、10割(満額)の返還率で8ヶ月~1年程度かかります。

他社の貸金業者は2~6ヶ月で回収できるとされているので、オリコは回収までに時間がかかるといえるでしょう。

通常、過払い金返還は任意和解のほうが早く解決しますが、オリコの場合は裁判をしたほうが過払い金返還までの期間が早まる傾向があるようです。

過払い金返還請求を弁護士に依頼するメリット

過払い金返還請求は一般の方が行うことも可能ですが、弁護士や司法書士に代理人を依頼すれば、オリコとの返還交渉のすべてを任せることができます。

和解交渉を弁護士や司法書士に依頼すれば、貸金業者に対する取引履歴の開示請求や引き直し計算といった、過払い金返還請求に必要な事務手続きを代行してくれます。

不利な条件で和解するリスクが低くなり、面倒な計算や交渉の負担が減る―。これが弁護士や司法書士に依頼する最大のメリットです。

また裁判になった場合は、基本的に法律の専門家である弁護士や司法書士の助けが必要になります。

裁判を行うには、裁判所に提出する書面を作成したり、平日の昼間に裁判所へ行ったりする必要があるため、それが難しいようならすべて任せてしまうのが確実でしょう。

過払い金返還請求を弁護士へ依頼する

時効は必ずチェック!過払い金請求のデメリット

オリコに対して過払い金返還請求を行うことで、デメリットは発生しないのでしょうか。

下記では、借金を完済している場合と返済中の場合にわけてそのデメリットを紹介します。

「時効」により返還されないことがある

借金をすでに完済している場合、完済日から10年以上が経過していると時効が成立し、過払い金を取り戻せなくなります

これは「過払い金の時効」と呼ばれるもので、完済日から10年以上の経過が時効の成立条件として法律上で定められています。

仮に2018年の1月1日がオリコとの最終取引となった場合、2028年の1月1日に時効が成立します。

「いつでも過払い金は請求できるもの」と考えていると、うっかり時効が成立して請求できなくなってしまうのでご注意ください。

「ブラックリスト」に載る可能性がある

借金返済中の場合、過払い金返還請求をすると「債務整理を行った」として、貸金業者が信用情報機関に登録してしまう可能性があります。

いわゆる「ブラックリストに載る」といわれる状態です。

そうなると、新規のクレジットカード作成やローン契約を含む新たな借り入れが困難になる場合があります。

ただし、返還された過払い金と相殺して借金が残らない場合は、ブラックリストに載ることもありません。

満額回収できない可能性がある

弁護士を介さず自分で過払い金返還請求を行った場合、交渉がスムーズにいかず満額を回収できない可能性があります(前述した通り5~7割の返還率となることが多い)。

過払い金を満額回収するため、また手続きにおける負担を減らすためにも、過払い金返還請求手続きは弁護士・司法書士など法律の専門家に依頼することも選択肢として考えましょう。

オリコに過払い請求をする際の注意点

オリコに過払い金返還請求を行う場合、いくつか注意点があります。

事前に把握しておくべきことを確認しておきましょう。

オリコカードは解約処理になり使用できなくなる

現在、オリコカードをメインのクレジットカードとして利用している場合は注意してください。

過払い金返還請求をすると、オリコカードは自動的に解約処理されて使用不可能になってしまいます。

過払い金を他の借入の返済に回される可能性がある

オリコからの過去の借り入れで過払い金が発生しているのに、戻ってこない場合もあります。

みずほ銀行など、オリコと関係のある貸金業者や銀行からお金を借りているケースです。

関連会社に借金があると、発生した過払い金をそちらの返済に回されることがあります。

オートローンを組んでいると車を引き上げられる場合も

自動車の購入時に利用するオートローンは、オリコの主力商品です。

自動車の購入に際してオリコのオートローン契約を結んでいる場合に過払い金返還請求を行うと、影響する可能性もあります。

車の残代金が過払い金を下回っている場合は、車を引き上げられるケースがあるためです。

念のため、事前に確認しておきましょう。

オリコに対して過払い金の返還を請求しよう!

前述したように、オリコは個人交渉に対して渋い回答をする傾向があり、返還率が高くありません。

過払い金を満額近くしっかり回収したいなら、弁護士や司法書士などの法律の専門家へ依頼することが有力な選択肢になるでしょう

弁護士や司法書士に頼めば、過払い金返還請求に関する負担が大幅に減り、交渉の成功率も高まります。

オリコでの借金に過払い金があるか知りたい方、実際に過払い金請求をしたい方は、弁護士や司法書士に相談してみてはいかがでしょうか。

過払い金が戻ってくれば、借金が一気に解消できるかもしれません。

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