リボ払いで使いすぎちゃった…カード限度額を上げる方法は?

2018.12.08 更新

利用した金額に関係なく、毎月一定の支払いで月々の負担を抑えられるリボ払い。特に出費が増えてしまったときなどに便利な支払い方法ですが、やはり利用する上で気になるのは「限度額」ではないでしょうか。

「限度額ギリギリまで使ってしまったけど、どうしよう…」

「限度額をもう少し上げられたらいいのに…」

そんな方に向けて、
  • 限度額いっぱいまで使ってしまった場合の対策
  • 限度額を上げる方法
についてお伝えします。

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クレジットカードのリボ払い限度額はどうやって決まる?

そもそも「限度額がどういう仕組みか、よくわからない」という方もいるかもしれません。

カードの限度額とは、そのカードを使って買い物ができる金額の上限を指します。たとえば限度額30万円のカードでは、30万円を上回る金額の買い物はできないというわけです。

また限度額30万円のカードであっても、すでに20万円分を利用していて未支払いであれば、その時点で利用できるのは残りの10万円分のみになります。この場合の10万円のことを、「利用限度額」といいます。

つまり、限度額30万円のカードとは「どんなときでも30万円まで使える」ということではなく、「その時点で支払われていない利用額が30万円に達するまで使える」という意味なのです。

限度額の基本を理解した上で、さらに詳しく見ていきましょう。

カード限度額は入会審査時に収入などによって決まる

クレジットカードは入会時に必ず審査があります。このときカード会社が重要視しているのは「その人にどれくらいの支払い能力があるか」です。

クレジットカード会社は利用者の未払いなどトラブルが起こらないように、審査時に細心の注意を払って個人の信用情報をきちんと確認しておく必要があります。

入会審査において個人の信用をはかる主な指標となるのが、以下の6つです。

  • 年収
  • 雇用形態
  • 年齢
  • 家族構成
  • 住宅ローンの有無
  • クレジットカードの利用履歴(過去に利用している場合)

これらをもとにクレジットカードの発行可否はもちろん、限度額の設定が行われます。実際に限度額の設定が個人のステータスに応じてどのように変化していくかは、次の項目でご紹介します。

【年収別】カード限度額の目安

クレジットカードの限度額を決める上でもっとも重視されるのは、「年収」です。個人の信用情報に一切問題がないとしても、カード限度額が年収を上回ることはあり得ません。

あくまで目安ではありますが、年収別の限度額は下記のとおりです。ただしカード会社やカードの種類、あなたの信用情報、その他の条件によって限度額は変動する点は、ご理解ください。

年収 限度額
100~200万円 10~50万円
200~300万円 20~100万円
300~400万円 30~150万円
400~500万円 50~300万円
1000万円~ 100万円~個別設定が可能

クレジットカードのリボ払い限度額を増額するためには?

結論からいうと、クレジットカードの限度額を上げること自体は可能です。

ただし個人の信用状況によっては必ずしも限度額の増額ができるわけではなく、カード会社の審査によって「支払い能力に問題がない」と判断されなければ限度額を上げることはできません。

そのために重要なのは、個人の信用度を上げることです。限度額の増額を望んでいる方は、次にご紹介する方法を参考にしてみてください。

カード会社からの信用を高める

個人の信用度を高めて限度額を増額するには、以下の方法が有効です。

  • クレジットカードの利用頻度を高める
  • 毎月の支払いを滞らせない

地味かもしれませんが、この2つの積み重ねこそがカード会社からの評価を上げる重要なポイントになります。

クレジットカードは、使えば使うほど利用履歴が蓄積されていきます。これは「クレジットヒストリー(クレヒス)」と呼ばれ、毎月利用した金額をきちんと支払うことによって評価が高まります。

重要なのは「毎月カードを利用すること」と「遅延せずに支払うこと」の2つ。万が一、口座の残高不足によって引き落としができなかったということがあれば、クレジットヒストリーに悪影響を及ぼしてしまうため注意しましょう。

カード会社に増額を依頼する

カード会社に限度額の増額を依頼するには、電話もしくはインターネットからの申し込みが必要です。

会員向けのコンタクトセンターに直接連絡することも可能ですが、インターネット上の会員向けサイトを利用すれば、時間を問わず増額の申請をすることができます。

ただし、カード会社によって増額申請の条件が定められているケースもあります。たとえば、「入会後6ヶ月以内の場合は申請を受けられない」としているカード会社は少なくありません。

申し込みの際には注意事項をよく読み、条件を満たしているか確認しておきましょう。また申し込みができたとしても、審査の結果、増額できない可能性もありますのでご注意ください。

新しいカードを作る

現在利用しているカードの限度額を上げる以外にも、別のカードに申し込むという手段もあります。カード会社によって審査基準は異なるため、同じステータスであっても設定される限度額に差が出る可能性があるからです。

一般的にゴールドカードやプラチナカードなど、グレードの高いクレジットカードの場合は、限度額も高めに設定されています。年収や信用情報に問題がなければ、カードのグレードを上げて新規で申し込みをしてみるのも手でしょう。

しかしステータスが伴わないのにグレードの高いカードに申し込みをすると、信用力に影響を及ぼす可能性があるため、あくまで身の丈に合ったカードを選択することが重要です。

利用可能額が0円に!リボ払いの限度額を超えて利用できる?

利用金額が限度額まで達した場合、その時点で一時的にカードを利用できなくなります。つまり、限度額を超えてカードを利用することはできません。

再びカードを利用するには、支払いによって利用限度額を回復させる必要があります。たとえば限度額をすべて使い切った状態で次の口座引き落とし日に10万円を支払えば、その10万円分の枠が新たに使えるようになるというわけです。

リボ払いの場合、分割で支払うにあたって毎月手数料が発生しますが、その手数料は利用限度額に含まれません。

一方で、リボ払いは月々の支払いが少額に設定されているケースが多いため、なかなか利用限度額が回復しないという性質もあります。すでに限度額を超えてしまった状態で、新たに大きな金額を利用したいという場合は、「繰り上げ返済」などを利用して利用限度額を確保しておくことをおすすめします。

リボ払いの使いすぎでカード限度額いっぱいに…リスクと対処法を解説

「とにかく限度額を上げたい!」と考えている方にお伝えしたいのが、限度額を増額したところで支払いが困難になる可能性はないか、事前にきちんと検討すべきということです。

もちろんカード会社の審査に通らなければ増額はできませんが、今現在は問題なく支払いができていたとしても、限度額を上げたことによってリボ払いを使い過ぎてしまい、最終的に返済が苦しくなるというリスクもゼロではありません。

リボ払いは月々の支払いを一定金額に抑えられる一方で、
  • 毎月発生する手数料によって返済総額が膨れ上がりやすい
  • 残高が高額になるほど、毎月の返済が手数料に充てられ残高が減らない
というデメリットがあります。

特に毎月の返済額が少ない場合は、支払いを続けていても手数料分の返済にしか充てられません。その結果、肝心の残高がまったく減らないという恐ろしい事態を招いてしまいます。そうなれば支払いが長期化し、いわゆる“リボ地獄”に陥ってしまうリスクが高くなるのです。

リボ払いはなぜ”やばい”?怖い仕組みの解説とリボ地獄のリアル

便利なリボ払いを限度額ギリギリまで使っている方は、一度ご自身の返済状況を確認してみてください。もし今後の見通しが立たないようなら、早めに対策を講じることが重要です。お金のトラブルは放置するほど悪化していくため、まずは借金問題に詳しい法律の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

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