気づいたらリボ払いの残高が100万円に 返済方法は?

2019.09.13 更新

リボ払いの残高がいつの間にか100万を超えてしまっていた…

高額な買い物をしても毎月一定額の支払いですむのが魅力のリボ払い。

しかし、その手軽さが大きな落とし穴。 知らぬ間に残高がとんでもない金額に膨れ上がり「返済できる気がしない」と頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。

信じたくないかもしれませんが、目を背けるわけにはいきません。100万円というのは高額ですが、返済方法を見直せば十分に解決の道はあります

この記事では、「リボ払いで100万円の借金を抱えてしまった時の対処方法」について詳しくご説明します。

つらいリボ払いについて相談してみる

リボ払いの残高が100万円に!…減らないのはなぜ?

リボ払いの残高がなかなか減らない理由は、リボ払いの金利手数料にあります。

リボ払いの金利手数料の上限は、実質年利15%。この金利は消費者金融で借金した時にかかる利息とほとんど同じです。

手数料がいかに高いものであるかの具体例として、100万円のリボ払い(元利定額返済)で毎月3万円ずつ返済した場合を見ていきましょう。

手数料は以下の計算式で算出できます。

手数料=元金(リボ払い残高)×金利÷365(日)×借入期間(借りた日数)

したがって、リボ払いの残高が100万円の場合、1ヶ月にかかる手数料は
100万×0.15÷365×30=12,328円
になります。

ご覧のとおり、返済した3万円のうち3分の1以上が金利手数料に充てられることになります。

返済が進めば金利手数料は少しずつ下がっていくものの、完済まではおよそ44回、その間にかかる手数料の合計は約30万円にも上ります。

また毎月の返済額が少なければ完済するまでの期間が延び、金利手数料の負担がより大きくなってしまいます。

〈毎月の返済額別、完済までにかかる期間と手数料総額〉

毎月の返済額 完済までにかかる期間 金利手数料の合計
5万円 約24ヶ月 約16万円
3万円 約44ヶ月 約30万円
2万円 約79ヶ月 約58万円

その結果、毎月の返済金額がほぼ金利手数料のみという状態になってしまい、支払い残高がまったく減らない状態に陥る人もいるようです

リボ払いの仕組みについては「知らずに利用すると恐ろしいことに…リボ払いの仕組みをわかりやすく解説」で紹介しています。

リボ払いの借金100万円を返済する方法

リボ払いの借金返済が難しくなってくると、どのような形で完済すればいいかわからなくなり、パニックになってしまう方もいるかもしれません。

リボ払いでの借金を返済するために何よりも必要なことは「いかにして元金を減らすか」ということです。

ここからは、リボ払いの残高を極力減らし、1日も早く借金を完済するために、その近道となる2つの方法をお伝えします。

繰り上げ返済をしてリボ残高を減らす

リボ払いを返済する一番の方法は、当然ですが一括で返済することです。一括で返済すれば、手数料はかかりません。

一括は無理でも、毎月の返済とは別に支払い残高の一部を返済する「繰上げ返済」も有効です。

クレジットカード会社によって多少異なりますが、提携ATM、銀行振り込み、インターネット申し込みで返済することができます。

もちろん、繰り上げ返済の金額が大きいほど借入残高は減り、金利手数料もそのぶん減額されます。

お金に多少余裕ができた場合は、できるだけ繰り上げ返済に回すのがベター。1万円でも繰り上げ返済すれば、毎月の返済負担は軽くなります。

月々の返済額を増やして利息の負担を減らす

完済への近道としてもう一つおすすめしたいのが、「月々の返済額を増やす方法」です。

ここでは、支払い金額が1万円違うと金利手数料や借入残高にどの程度の差が出るかを計算してみました。

【返済金額ごとの金利手数料】

返済金額 2万円の場合 3万円の場合 4万円の場合
1回目手数料 12,500円 12,500円 12,500円
2回目手数料 12,250円 12,125円
(-125円)
12,000円
(-250円)
3回目手数料 12,000円 11,750円
(-250円)
11,500円
(-500円)
手数料合計(3回) 36,750円 36,375円
(-375円)
36,000円
(-750円)

上記のとおり、毎月の返済金額が少ないケースでは、借入残高の減りが少ない分、金利手数料が高くなります。

逆に、毎月の返済金額が増えるほど金利手数料は減り、返済者の負担が軽くなるのが表から見て取れます。その差は、返済期間が長くなるほど顕著になります。

つまり、毎月の返済額が大きいほど早期返済しやすくなるということ。それにより、リボ残高と金利手数料の両方を減らすことが可能になります。

そのため、多少家計に余裕がある場合は、返済金額の増額に充て、完済までの期間を短縮させることを検討しましょう。

なお、返済中の延滞やリボ払いの追加利用はおすすめしません

それでも完済の目途が立たない……そんなときは専門家に相談

ここまでは、リボ払いの残高が100万円以上になってしまった支払い残高を減らす方法についてご説明しました。

しかし、こうした方法でもリボ残高が減らず、自力返済が困難な状況に変化がないという場合は、弁護士や司法書士にご相談のうえ、任意整理を行うことも一つの手段です

任意整理は債務整理の一種です。裁判所を通さず、弁護士や司法書士が直接債権者と交渉するため、人にほぼ知られることなく借金問題を解決できます。

任意整理のメリット

任意整理のメリットは、以下の2つです。

1.将来の手数料をカットできる

債務者との交渉により、リボ払いの高い手数料を将来的にカットできます。それによりリボ残高も減額でき、完済への道が開けます。

2.残高が減っていく様子がわかる

将来の手数料をカットした結果、リボ残高が減っていく様子がわかるため、心理的な負担も大きく軽減されます。

もちろん、借金返済の義務がなくなるわけではありませんが、任意整理によって自力で完済できる可能性がかなり高くなると言えるでしょう。

任意整理のデメリット

一方で、任意整理にもデメリットはあります。それは信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆる「ブラックリスト入り」してしまうことです。

ブラックリスト入りすると5年間は「クレジットカードが利用できない」「ローンやキャッシングが利用できない」ことになってしまいます。

カードが使えないことで、収入の範囲内で生活をする習慣が身につく機会と捉えてみてはいかがでしょうか。

まずは専門家に相談するのも一つの手段

任意整理は交渉により結果が変わる場合もあるため、法律のプロである弁護士や司法書士に相談することも一つの手段です。

弁護士や司法書士というと、多額の費用がかかるイメージをお持ちかもしれません。しかし債務整理を多く扱う弁護士・司法書士事務所なら、分割払いに応じてくれるなど、お金に困っている人に寄り添ったサービスを用意していることもあり、利用しやすいといえるでしょう。

リボ払いの解決策を相談することはもちろん、相談しづらいお金の悩みを打ち明けるために気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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