カードローンが返済できない…審査に通らず返すお金がないときの解決策

2018.12.29 更新

カードローンの返済が終わらない
気づいたときには返済のめどが立たなくなってしまっていた

手元に現金がない時、手軽に利用できるカードローン。

その手軽さゆえに、知らぬ間に借金が大きくなってしまい、返済に苦しんでいる人も少なくありません。

そんな時は、「もう自己破産しかない…」と、ネガティブに考えてしまいがちですが、借金は必ず解決策があります。

すぐに返済額を用意できなくても、実は他にも解決方法があることをご存じでしょうか。

今回は、カードローンの借金が返済できない場合の解決方法について解説していきます。

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「返済日までに用意できない…」困った時の対処法

すぐにお金を工面できるならカードローン会社へ連絡を

返済期日までにカードローンの返済ができない人の中には「数日あればお金が工面できるのに…」という場合もあるはずです。 そのような時は、カードローン会社に事前に連絡して、返済の期日を遅らせる相談をしましょう。

借金の返済期日を守らなければ、すぐに取り立てに遭うとお思いかもしれませんが、カードローン会社は意外と柔軟に対応してくれる可能性が高いのです。

「この日までであれば、この金額を用意できます」といった具体的な状況を伝え、猶予期間をもらえないか、分割払いが可能かなど、まずは事前に相談してみてください。

「借金を借金で返す」は避けよう

期日に間に合わないからといって、他のカードローン会社などからお金を借りて返済に充てるという手段はおすすめできません。

返済が滞り取り立てに遭う危険はありませんが、元金が減らずにむしろ利息がかさみトータルの借金額が増えることになってしまいます。

さらに借入先が複数に及ぶいわゆる「自転車操業」に陥ると、金融機関の審査にも通らなくなります

その場しのぎに別のカードローンを利用したとしても、いずれ返済できない状態に陥る可能性は明らか。別の手段を検討すべきでしょう。

お金のあてがない…踏み倒しではなく債務整理を

借金の返済が不可能な状況に陥ったとしても、解決策はあります。

それが「債務整理」という方法です。

債務整理とは弁護士や司法書士など専門家を介して、借金を減額したり免除する法的に認められた借金の解決手段です。

借金を法的に解決する手段というと「自己破産」を連想する人もいるかもしれませんが、債務整理にはほかにも「任意整理」という種類もあります。

任意整理は、弁護士などの専門家に相談した上で、返済額の減額や返済方法の変更をカードローン会社に交渉する方法です。

メリット・デメリットは、主に以下のとおりです。

<メリット>

  • 将来の利息がカットされる可能性がある
  • 分割回数が増え、月々の支払いが少なくなる
  • 専門家の手続きが完了するまで、返済も一時的にストップし、督促もなくなる
  • 家族や会社にバレる可能性が低い

将来の利息がカットされるため、確実に借金が減っていきますし、単純に毎月の返済がラクになる点は大きなメリットです。
すでに滞納してしまっていて、金融機関からの督促や取り立てに遭っていたとしても、専門家に相談することで解放されるため、精神的な負担も軽減します。

また自己破産のように「財産が没収される」「資格が停止になる」などのリスクはありません。また、バレるリスクも大きくはありません。

<デメリット>

  • 信用情報機関に事故情報が登録される

とはいうものの、信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆるブラックリスト状態にはなってしまいます。

そのことで5年間ほど「カードローンが利用できなくなる」「クレジットカードが使えない」といった影響が考えられます。

しかし、カードローンが利用できなくなることで、収入の範囲内での生活をする習慣が身につきますし、クレジットカードについては「デビットカード」「スマホ決済」など他の手段もあります。

したがって任意整理は少ないリスクで、確実に返済できるようにする方法といっていいでしょう。

カードローンを滞納するとどうなる?

では、そもそもカードローンの返済を滞納するとどうなってしまうのでしょうか。 借入先のカードローン会社によって多少の違いはあるものの、滞納期間によってカードローン会社からの措置は以下のように変わっていきます。

滞納期間 生じるリスク
1日〜1ヶ月 電話やハガキで督促を受ける
2ヶ月〜3ヶ月 一括返済を迫られる
3ヶ月〜 裁判所になり、強制的に財産が差し押さえられる

滞納を続けていると、カードローン会社からの取り立てが厳しくなるばかり。 そればかりか、最終的には裁判で訴えれる事態にまで陥ります。

以下では、カードローン会社からの措置についてさらに詳しく解説していきます。

払わないまま放置するとどんな督促がくるの?

次に、カードローンの返済を滞納した時の督促の流れについて確認してみましょう。

1.【1日〜1ヶ月】電話やハガキで督促を受ける

滞納後にはまず、郵便で自宅に返済請求が届き、さらに電話での督促を受けることになります。 職場や実家などに連絡が届くことは原則ありませんが、職場や実家を指定している場合は、その電話番号が使われてしまうので、契約時には注意が必要です。

2.【2ヶ月〜3ヶ月】一括返済を迫られる、ブラックリストに載る

さらに滞納を続けると、一括請求の督促状が届きます。

この場合、多くが借り入れをしたカードローン会社ではなく、専門の債権回収業者から届くケースがほとんどです。
たとえばみずほ銀行のカードローンを利用していた場合は、「日本債権回収株式会社」という社名で督促状が届きます。

この時点でほぼブラックリスト状態にあるため、他のカードローンなどからの借り入れも見込めません。残った借金全額を一括で返済するお金がない限り、実質、返済が不可能な状態になるといっていいでしょう。

3.【3ヶ月〜】裁判所により、強制的に財産が差し押さえられる

債権回収会社からの督促も無視していると、債券回収会社は、裁判所に債権回収の訴えを起こします。ここでも何ら対応をしなければ、訴えがそのまま認められ、強制執行による差し押さえがなされます。

裁判で差し押さえが認められると、給与や銀行口座、家や車といった財産が強制的に没収れてしまうばかりか、社会的地位や信用を失うことにもつながりかねません。

カードローンの返済によるペナルティは厳しく、一度失った信用を回復するには、相当な年月がかかります。
そうならないうちに、専門家に相談をすることで、最悪の事態を免れましょう。

損害遅延金

上記で挙げたこと以外にカードローンなど借金を滞納した時の措置として挙げられるのが「遅延損害金」です。文字どおり「カードローン会社への支払いが遅れたことにより与えた賠償金」のことで、利息よりも高い金利(15〜20%程度)が設定されています。

カードローンにクレジットカード…何社もある支払いを1つにまとめたい

「おまとめカードローン」という言葉を聞いたことがないでしょうか。

借金の返済で追いつめられている人の中には、複数のカード会社から借り入れをしていたり、さらには、クレジットカードの支払いもあったりと複数の金融機関に追われている人も少なくありません。

では、これらの支払いをひとつにまとめる「おまとめローン」を利用すると、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。ここでは簡単に説明したいと思います。

■メリット

  • 借金の状況が明確になるので、返済計画が立てやすくなる
  • 複数の会社から借金をしていると、いつの間にか自分自身で借金の状況が把握しきれなくなります。一社にまとめてしまった方が、現実的な返済計画が立てやすくなります。
  • 金利が下がる可能性がある
  • 複数社ある中でも、より金利の低い会社を選べば、当然、その分の金利は下がります。 また、1社からの借入額が大きくなると、金利が下がることがあります。

■デメリット

  • 支払い期間が長期にわたり、その分利息の支払いが増える
  • 借金をひとつにまとめると、一社での借入総額は大きくなるため、月々の支払額を増やさない限り、支払い期間は延びてしまいます。 すると、延びた期間の分だけ利息の支払いも増えるので、結果的に借金の総額が増えてしまいます。
  • 借金の元々の額が減るわけではない
  • ひとつにまとめたからといって、当然、借金の額が減るわけではありません。 ひとつにまとめたことで、何となく安心してしまい、他社から新たに借り入れをしては元も子もないので注意しましょう。

借金をひとつにまとめるかどうかは、以上のメリット、デメリット、そして自分の収入や借金の状況を踏まえて選択しましょう。

借金を一本化するおまとめローンについて詳しい記事はこちらから

【まとめ】カードローンの返済ができなくなったら専門家に相談

カードローンの返済ができない場合の対処法は以下のとおりです。

1週間以内程度に返済できるあてがある場合
→カードローン会社に連絡し、待ってもらうよう相談する

返済できるあてがない場合
→債務整理を検討する

カードローンは計画的に利用すれば便利ではありますが、一定期間以上、滞納してしまうと大きなペナルティが課せられる危険もあります。

まずは確実に返済できるよう、必要最低限の金額だけ借りて、計画的に返済できるようにしましょう。

どうしても返済が困難になった場合でも、「債務整理」なら解決は可能です。

ただし債務整理にもメリット・デメリットはありますので、専門家である弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。

弁護士や司法書士というと費用がかなりかかるイメージもあるかと思いますが、事務所によっては

  • 分割払い、後払いも可能
  • 相談料無料

としている事務所も多数あります。

経験豊富な専門家であれば、借金額や収入、生活状況にあった解決策を提案してくれるはずです。

弁護士や司法書士に依頼をすれば、すぐに督促が止まるので、悩んでいる方は一度弁護士や司法書士に無料相談をしてみましょう。

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