気づいたらリボ払いの残高が200万円に…効果的な返済方法とは?

2019.01.11 更新

リボ払いの残高がいつの間にか200万を超えてしまっていた…

高額な買い物をしても毎月一定額の支払いですむのが魅力のリボ払い。

しかし、その手軽さが大きな落とし穴。 知らぬ間に残高がとんでもない金額に膨れ上がり「返済できる気がしない」と頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。

信じたくないかもしれませんが、目を背けるわけにはいきません。200万円というのは高額ですが、返済方法を見直せば十分に解決の道はあります

この記事では、「リボ払いで200万円の借金を抱えてしまった時の対処方法」について詳しくご説明します。

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リボ払いの残高が200万円に!…減らないのはなぜ?

リボ払いの残高がなかなか減らない理由は、リボ払いの金利手数料の高さにあります。

リボ払いの金利手数料の上限は、実質年利15%。この金利は消費者金融で借金した時にかかる利息とほとんど同じです。

手数料がいかに高いものであるかの具体例として、200万円のリボ払い(元利定額返済)で毎月5万円ずつ返済した場合を見ていきましょう。

手数料は以下の計算式で算出できます。

手数料=元金(リボ払い残高)×金利÷365(日)×借入期間(借りた日数)

したがって、リボ払いの残高が200万円の場合、1ヶ月にかかる手数料は
200万×0.15÷365×30=24,656円
になります。

ご覧のとおり、返済した5万円のうち約半分が金利手数料に充てられることになります。

返済が進めば金利手数料は少しずつ下がっていくものの、完済まではおよそ56回、その間にかかる手数料の合計は約78万円にも上ります。

また毎月の返済額が少なければ完済するまでの期間が延び、金利手数料の負担がより大きくなってしまいます。

〈毎月の返済額別、完済までにかかる期間と手数料総額〉

毎月の返済額 完済までにかかる期間 金利手数料の合計
10万円 約24ヶ月 約32万円
8万円 約31ヶ月 約41万円
5万円 約56ヶ月 約78万円

その結果、毎月の返済金額がほぼ金利手数料のみという状態になってしまい、支払い残高がまったく減らない「リボ地獄」に陥る人が多いのです。

リボ払いの仕組みについては「知らずに利用すると恐ろしいことに…リボ払いの仕組みをわかりやすく解説」で紹介しています。

リボ払いの借金200万円を返済する方法

リボ払いの借金返済が難しくなってくると、どのような形で完済すればいいかわからなくなり、パニックになってしまう方もいるかもしれません。

リボ払いでの借金を返済するために何よりも必要なことは「いかにして元金を減らすか」ということです。

ここからは、リボ払いの残高を極力減らし、1日も早く借金を完済するために、その近道となる2つの方法をお伝えします。

繰り上げ返済をしてリボ残高を減らす

リボ払いを返済する一番の方法は、当然ですが一括で返済することです。一括で返済すれば、手数料はかかりません。

一括は無理でも、毎月の返済とは別に支払い残高の一部を返済する「繰上げ返済」も有効です。

クレジットカード会社によって多少異なりますが、提携ATM、銀行振り込み、インターネット申し込みで返済することができます。

もちろん、繰り上げ返済の金額が大きいほど借入残高は減り、金利手数料もそのぶん減額されます。

お金に多少余裕ができた場合は、できるだけ繰り上げ返済に回すのがベター。1万円でも繰り上げ返済すれば、毎月の返済負担は軽くなります。

月々の返済額を増やして利息の負担を減らす

完済への近道としてもう一つおすすめしたいのが、「月々の返済額を増やす方法」です。

ここでは、支払い金額が違うと金利手数料や借入残高にどの程度の差が出るかを計算してみました。

【返済金額ごとの金利手数料】

返済金額 5万円の場合 8万円の場合 10万円の場合
1回目手数料 25,000円 25,000円 25,000円
2回目手数料 24,687円 24,312円
(-375円)
24,062円
(-625円)
3回目手数料 24,371円 23,616円
(-755円)
23,113円
(1,258円)
手数料合計(3回) 74,058円 72,928円
(-1,130円)
72,175円
(-1,883円)

上記のとおり、毎月の返済金額が少ないケースでは、借入残高の減りが少ない分、金利手数料が高くなります。

逆に、毎月の返済金額が増えるほど金利手数料は減り、返済者の負担が軽くなるのが表から見て取れます。その差は、返済期間が長くなるほど顕著になります。

つまり、毎月の返済額が大きいほど早期返済しやすくなるということ。それにより、リボ残高と金利手数料の両方を減らすことが可能になります。

そのため、多少家計に余裕がある場合は、返済金額の増額に充て、完済までの期間を短縮させることを検討しましょう。

なお、返済中の延滞やリボ払いの追加利用はご法度です。リボ地獄に直結する恐れがあるので、くれぐれもご注意ください。

それでも完済の目途が立たない……そんなときは弁護士・司法書士に相談

ここまでは、リボ払いによる借金地獄(リボ地獄)に陥る原因や、200万円以上になってしまった支払い残高を減らす方法についてご説明しました。

しかし、こうした方法でもリボ残高が減らず、自力返済が困難な状況に変化がないという場合は、弁護士や司法書士にご相談のうえ、任意整理を行うことをおすすめします

任意整理は債務整理の一種です。裁判所を通さず、弁護士や司法書士が直接債権者と交渉するため、人に知られることなく借金問題を解決できます。

任意整理のメリット

任意整理のメリットは、以下の2つです。

1.将来の手数料をカットできる

債務者との交渉により、リボ払いの高い手数料を将来的にカットできます。それによりリボ残高も減額でき、完済への道が大きく開けます。

2.残高が減っていく様子がわかる

将来の手数料をカットした結果、リボ残高が減っていく様子がはっきりとわかるため、心理的な負担も大きく軽減されます。

もちろん、借金返済の義務がなくなるわけではありませんが、任意整理によって自力で完済できる可能性がかなり高くなることは間違いありません。

任意整理のデメリット

一方で、任意整理にもデメリットはあります。それは信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆる「ブラックリスト入り」してしまうことです。

ブラックリスト入りすると5年間は「クレジットカードが利用できない」「ローンやキャッシングが利用できない」ことになってしまいます。

カードが使えないことで、収入の範囲内で生活をする習慣が身につく機会と捉えてみてはいかがでしょうか。

まずは弁護士や司法書士に相談を

任意整理は交渉により大きく結果が変わるため、「弁護士・司法書士選び」が極めて重要となります。ご相談の際は借金問題に精通し、実績もある法律事務所を選ぶことをおすすめします。

弁護士や司法書士というと、多額の費用がかかるイメージをお持ちかもしれません。しかし債務整理を多く扱う弁護士・司法書士事務所なら、分割払いに応じてくれるなど、お金に困っている人に寄り添ったサービスを用意していることも多く、利用しやすくなっています。

リボ払いの解決策を相談することはもちろん、相談しづらいお金の悩みを打ち明けるために気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

【体験談】リボ払いの借金を任意整理で返済しました

リボ払い体験談1  ギリギリまで生活を切り詰めても残高が減らない

Aさんの場合

  1. 借入額 200万円
  2. 借入期間 3年4ヶ月
  3. 毎月の返済額 10万円

上司と部下との板挟みに合い毎日ストレスを抱えながら過ごしていました。唯一の楽しみといえば買い物で、週末になるとパソコンや趣味の楽器など高額な買い物を繰り返していました。

しかし当時の給与は26万円でしたので、支払いはすべてリボ払い。どれだけ利用しても支払額が変わらないのをいいことに、複数のカードで次々と買い物を重ねていきました。

次第に支払い残高が増え、気づいたら最終的には200万円、毎月の支払額は10万円に…。到底払える金額ではありません。電気代や食費を極限に削って生活していてもストレスはたまる一方ですが必死に我慢し、なんとか期日だけは守るようにしていました。

しかしどれだけ努力しても、残高はいっこうに減りません。それもそのはず、支払っていたのは利息だけで、ほとんど残高の返済に充てられていなかったのですから。いつになったら返済生活が終わるのか見当がつかなかったのが、精神的に一番辛かったです。

そんな生活に嫌気がさして弁護士に相談すると、将来利息をカットして支払い総額を減らす任意整理をすすめられました。この暮らしが少しでも変わるなら…と手続きをお願いすると、月々の支払額を5万円にまで引き下げることができました。

しかも利息がかからないので、支払った分全額が残高から差し引かれます。毎月減っていく残高を見ているうちに生活にも精神的にも余裕ができ、前向きに完済に向けての道を歩み始めることができました。

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