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クレジットカードやローンの審査でチェックされる信用情報とは

2019.08.06 更新

クレジットカードが作れない、使えない

ローンの審査が通らない

これらはすべて、あなたの「信用情報」が影響している場合があります。

クレジットカードや各種ローン契約における審査は、あなたがこれまでに消費者金融、カードローンなどを利用したときの契約内容と、「スケジュール通りに返済が済んでいるか?」という事実を表す、信用情報を参照して決められています。

そのため「借金の長期延滞」や「自己破産や債務整理」などの情報が信用情報に記録されると、クレジットカードや各種ローンの審査には通りません

「きちんと支払いを済ませているか?」など、自分の信用情報を知りたい場合は申込書やインターネット経由で確認することができます。

信用情報を見たうえで「延滞をしない・延滞を続けない」ことが、それぞれの審査を通過するために大切です。

この記事では信用情報の確認方法や、信用情報のどこを優先して見るべきか? などについて解説してゆきます。

今の借金滞納生活から抜け出す方法を知る

信用情報とは?

「信用情報」とはクレジットカードやローンの契約内容や利用状況に関する情報を指します。

たとえば新たに消費者金融でお金を借りる手続きをしたとき

・過去にした借金やリボ払いの契約を計画通りに返済、入金しているか
・自己破産など「債務整理」をしていないか

以上のような信用情報を消費者金融会社が参照し、「ちゃんと返せるのか?」という返済能力を審査します。

信用情報はそのほか、以下のような情報に分けられます。

本人識別情報 住所、氏名、性別、生年月日、電話番号(自宅、勤務先、携帯など)
申し込み内容 商品名、借入額、支払い予定回数など
契約内容 契約日、契約会社、契約の種類、商品名、支払い回数、契約終了日など
支払い状況 入金履歴、残債額、延滞・保証履行・破産などの有無、年間請求予定額など
クレジットやローンの利用に関する情報 利用日、利用目的、利用会社名など

これらの信用情報は加盟するクレジット会社やローン会社が、それぞれ契約前・契約中に信用情報機関に登録し、いつでも照会できるようになっています。

過去の支払いや返済における2〜3ヶ月の延滞や強制解約、債務整理の履歴は「事故情報」として信用情報に記録されます。いわゆる「信用情報に傷がつく」「ブラックリストに載る」という状態です。ローン審査中に事故情報が見つかれば、当然その会社からの審査には落ちてしまいます。

信用情報機関とは?

個人の信用情報を預かる「信用情報機関」は日本に3つあり、クレジットカード会社や消費者金融、銀行など金融機関は、必ずいずれかに加盟しています。

3つの信用情報機関について

CIC(株式会社シー・アイ・シー)

国内ほとんどのクレジットカード会社がCICに加盟しており、そのほか大手消費者金融、一部銀行などが利用しています。
加盟会社についてはhttps://www.cic.co.jp/member/をご参照ください。

JICC(株式会社 日本信用情報機構)

カードローンなど取り扱う、消費者金融会社を含めた貸金業者が加盟会員全体の約65%(881社)を占める日本最大級の信用情報機関で、2019年4月時点の加盟会員数は1369社です。
加盟会社についてはhttps://www.jicc.co.jp/join/member/index.htmlをご参照ください。

KSC(全国銀行個人信用情報センター)

全国銀行協会が設置・運営する信用情報機関。銀行系の金融機関が加盟しています。
加盟会社についてはhttps://www.zenginkyo.or.jp/pcic/member-list/をご参照ください。

「CICの加盟会社で延滞したから、JICCに加盟している金融機関で新たに審査してもらおう」という考えは通用しません。

CIC、JICC、KSCはネットワークで繋がっていて、それぞれ事故情報を提供・共有しています。

そのため、1つの金融機関でトラブルを起こしてしまうと、どの金融機関の審査も基本的には通らなくなってしまうのです

自分の信用情報が知りたいとき

先月、数日だけカードの入金遅れたけど、ブラックリストに載ってしまう?

自分の支払い状況や利用残高、延滞履歴などは「開示報告書」で知ることができ、それぞれの信用情報機関によって開示請求方法が異なります。次項でチェックしておきましょう。

CIC

スマートフォン・パソコン・郵送・窓口
スマートフォン、パソコンなど、オンラインでの開示(利用手数料1000円)が便利かつ早いです。
電話口で取得した受付番号を入力したうえで、開示報告書の表示ができます。

CICで信用情報を確認する
https://www.cic.co.jp/mydata/index.html

JICC

スマートフォン・郵送・窓口
スマートフォン用アプリ「JICC」を利用した開示方法(利用手数料1000円)が便利です。JICCはスマートフォンでの開示請求申し込みが完了した後、自宅へ開示報告書が郵送されます。

必要な本人確認書類
・運転免許証または運転経歴証明書
・各種保険証(カード式・折りたたみ式)
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・パスポート
・住民基本台帳カード(写真付)
・在留カードまたは特別永住者証明書
・各種障がい者手帳
上記いずれか1点
引用元:日本信用情報機構

JICCで信用情報を確認する
https://www.jicc.co.jp/kaiji/procedure/index.html

KSC

郵送のみ
KSC(全国銀行個人信用情報センター)では審査をおこなっておらず、信用情報や支払い状況の確認に限った目的で、開示請求の手続き(利用手数料1000円)ができます。
オンラインでの申し込みを受け付けていないため、開示申込書を郵送する必要があります。

必要な書類
A.運転免許証
B.運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)
C.パスポート(現住所記載の面も)
D.住民基本台帳カード(顔写真があるものに限る)
E.個人番号カード(マイナンバーカード)(写真あり・おもて面のみコピー)
F.在留カードまたは特別永住者証明書
G.各種健康保険証(現住所記載の面も)
H.公的年金手帳(証書)
I.各種障がい者手帳(証書)
J.戸籍謄本または抄本
K.住民票(個人番号の記載のないもの)
L.印鑑証明書
上記のうち2種類
引用元:全国銀行個人信用センター

KSCで信用情報を確認する
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/

信用情報の「何」を見るか

信用情報を開示したうえで「ブラックリストに載っているか、もうすぐ載りそうか」を知るために確認するべき2つの項目があります。

1.返済状況

クレジットカードの支払い履歴をCICの開示報告書で確認した場合、返済状況の項目に「異動」と表示されていたら、それが「ブラックリストに載った」状態です。

・返済日より61日以上か、3ヶ月以上の延滞があった
・保証会社による代位弁済があった
・裁判所が破産を宣告した

このような条件に該当すると、「異動」、すなわち事故情報として扱われます。

JICCでは「異動参考情報」、KSCでは「返済区分」の欄に異動情報が書かれており、それぞれの開示報告書で確認可能です。

異動の取り消しはできず、そのあと滞りなく支払いを済ませたとしても、一定期間は次項にて紹介する様々な制限が発生します。

ブラックリスト回避のために、2ヶ月以上の延滞はしないことが大切です。

2.入金状況

CICではクレジットカードなどの契約をしたとき、契約内容や支払い状況のほかに、「入金状況」という項目が開示報告書に過去24ヶ月分記載され、月ごとに以下のようなマークが入ります。

マーク 内容
請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった
P 請求額の一部が入金された
R 本人以外から入金があった
A 本人の事情で約束の期日までに入金がなかった(未入金)
B 本人の事情とは無関係の理由で入金がなかった
C 入金されていないが、その原因がわからない
請求もなく入金もなかった
空欄 クレジット会社等から情報の更新がなかった

AマークやPマークが3つ並ぶ(61日以上の延滞が続く)と異動となります

JICCの開示報告書においては、「支払遅延の有無情報」という欄を確認したうえで「元本・手数料遅延」という表記が開示報告書にあれば、返済予定日から61日以上の遅延、すなわち異動扱いにされています。

KSCの開示報告書も、CICと同じようにマークが入金状況を表しています。マークの説明は以下のとおりです。

マーク 内容
請求を受けた金額全額またはそれ以上の入金があった
請求を受けた金額の一部の入金があった
× 請求を受けた金額の入金がなかった
P 請求を受けた金額について、事情により入金がなかった
- 請求がなかった

△マーク、×マーク、Pマークが3ヶ月分並ぶと、同じく異動扱いとなります。

それぞれの開示報告書は表記こそ違いますが、優先して見るべき項目は同じです。

過去にクレジットカードの残債や借金などをきちんと支払ったか、少しでも気になった場合はすぐに信用情報を開示したうえで、入金状況を確認しておきましょう。

事故情報がおよぼす3つの影響

滞納の履歴や自己破産といった債務整理の履歴が「事故情報」となり、あなたの個人データに記録されることで、以下のような影響を及ぼします。

1.クレジットカードが利用できない

事故情報が記録されると一定期間、新しくクレジットカードを発行できなくなります。

また、ETCカードも多くはクレジットカード会社が扱っているため、新規の発行が難しくなります。(「ETCパーソナルカード」などクレジットカード会社以外のカード会社で発行しているものであれば、発行可能)

あわせて現在使用しているカードについても、与信判断(金融機関が不定期に契約者の信用情報をチェックすること)などで、原則利用できなくなります

2.ローンやキャッシングが利用できない

ローンやキャッシングなど一切の借り入れができなくなります。

延滞分の支払いのために借金を重ねる多重債務者にとっては、新たな借り入れ先が見つからないことで返済のメドが立たず、八方ふさがりになる可能性があります。

そのため早急に家族など信頼できる方に相談するか、債務整理を検討する必要があります。

また、法外な金利を要求されるいわゆるヤミ金は絶対に利用してはいけません。当面の生活が苦しくなった場合は「生活困窮者自立支援制度」などの利用を検討しましょう。

3.賃貸住宅の審査に通らない

賃貸物件に引っ越しする場合も注意が必要です。

契約に必要な保証人を、身内ではなく保証会社に依頼した場合は、信用情報が照会されるため「入居審査」に通らないことがあります。

対処法としては不動産会社へ問い合わせて、CICの信用情報を共有していない保証会社を見つけることで、独自の審査を受けられる可能性があります。

「ブラックリスト状態」は、いつ解除される?

「事故情報が記録されたら、一生借金やクレジットカードの発行ができないの?」と思いがちですが、事故情報は一定期間経つと削除されます

信用情報機関ではどのぐらいの期間にわたって信用情報(事故情報)を保有しているのでしょうか? 信用情報機関ごとの保有期間をまとめると以下のようになります。

CIC JICC(日本信用情報機構) KSC(全国銀行個人情報センター)
契約内容や
照会記録
照会日より6ヶ月以内 契約継続中および完済日から5年以内 契約者本人は1年以内、
加盟会社は6ヶ月以内
延滞状況 5年 1年 5年
任意整理 - 5年 5年
個人再生 - 5年 10年
自己破産 5年 5年 10年

「契約内容」は、CICだとクレジットカードの申し込み履歴に対応しており、たとえば6ヶ月以内に複数回クレジットカードの審査に落ちた場合、事故情報として取り扱われてしまうことがあります。

その場合は新たな審査に通らないため、最後に審査を受けたときから半年間待ったうえで、各種申し込みをするべきです。

「延滞状況」については、複数回の延滞で事故情報が記録されたとき、CICに加盟している会社なら5年で事故情報が消えて、新たな審査に通る可能性があります。

「任意整理・個人再生・自己破産」などの債務整理のうち、個人再生と自己破産については、その記録が載った官報を参照するKSCのみ、官報情報と同期間である10年間保存されることになります。

つまり個人再生と自己破産をしたあと、KSCの信用情報を参照する金融機関(住宅ローンなど)のローン審査には、10年間通らないと考えることができます。

ちなみに3つの信用情報機関が、金銭と引き換えに事故情報を削除するような取引やシステムは一切ありません。(ただし、誤った記載などであれば請求のうえで変更可能)

そのため「ブラックリストを解除します」といった広告やサイトを見かけることがありますが、これらは100%詐欺です。絶対にひっかからないようにしてください。

信用情報 回復後の影響は?

信用情報を回復させるには、時間の経過を待つしかありません。

上記の登録期間を過ぎるとすべての信用情報が消え、事故情報とともに、期日通りに返済を続けた履歴(クレジットヒストリー)もリセットされます。

そのため信用情報が回復した直後は、とくにクレヒスを重視する銀行系クレジットカードの審査に通りにくくなります。

また申し込み→審査落ちを短期間で繰り返すと、信用情報に「申し込みブラック」と呼ばれる事故情報が6ヶ月間記録され、さらに審査が通らなくなる悪循環を生むため、信用情報の回復後は比較的審査に通りやすい流通系、貸金業系のクレジットカードへの申し込みがおすすめです。

スマートフォンの分割払いに注意

携帯電話を扱う各キャリアは、本体代の分割払いに「割賦契約」を採用しており、これの延滞はクレジットカードなどの延滞とおなじく、61日以上(3ヶ月連続)の遅れで事故情報として記録されます。

つまり延滞を続けると55年間のブラックリスト扱いとなるため、料金の引き落とし日や支払い状況の確認は、最優先でおこないましょう

ふたたび信用情報を傷つけないために

3ヶ月の延滞がきっかけで作った事故情報が、5年間クレジットカードやローンの利用ができない不便な生活を招きます。

支払いの状況や返済能力については常にチェックしたうえで管理し、延滞分はすぐに支払う心がけでクレジットスコアを積み立ててゆくことが大切です。

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