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任意整理後にクレジットカードの代わりになる4つの決済方法とは?

2019.04.26 更新

キャッシュレス化が進む中で、今やクレジットカードは生活に欠かせないアイテムです。

借金の返済に困ってるからといって「任意整理でクレジットカードが使えなくなるのは困る…」と不安を感じている方もいるかもしれませんね。

任意整理を行うと「ブラックリスト入り」の状態となるため、約5~10年はクレジットカードの作成・利用ができなくなります。

しかし、クレジットカードが利用停止期間中でも不便を感じない代替手段もあります。 任意整理はあらかじめ適切に対策しておけば、最小限の影響に止めることは可能なのです。

任意整理後にクレジットカードが使用できない状況で困りたくないという方は、ぜひ最後までお読みください。

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任意整理したら、クレジットカードはどうなる?

任意整理をすると、現在持っているクレジットカードがすべて使えなくなり、以後5~10年は新規のクレジットカード発行もできません。

したがって、これまでクレジットカード払いにしていたものは現金など他の手段での支払いに切り替える必要があります。

しかし、どうして任意整理後にクレジットカードが使えなくなるのでしょうか?
また、まったく関係がないクレジットカードまで使えなくなるのはなぜでしょうか?
まずは理由についてご説明します。

任意整理後に新しくクレジットカードを作れなくなる理由

借金が返せなくなって任意整理を行うのは「その人が自力で借金やクレジットカード代金を払う能力がなくなった」ということ。それが、ブラックリスト入りした状態です。

実際にブラックリストというリストは存在しませんが、それに近い意味合いをもつのが信用情報機関の事故情報です。

任意整理を行うとその事実が信用情報機関に事故情報として登録され、そこに加盟するすべての金融機関(銀行、クレジットカード会社、ローン会社など)に共有されます。
その結果、クレジットカードやローンの利用が一切できなくなるのです。

その理由は、クレジットカードの取引が利用者と金融機関との信用関係の上に成り立っている点にあります。

クレジットカードのクレジット(credit)は、英語で「信用」という意味です。つまりクレジットカード契約は、利用者がきちんと支払うことを金融機関が信用することで成り立っています。任意整理で事故情報が登録されたということは、その信用が損なわれたと同じなので、クレジットカードが使えなるというわけです。

新規でクレジットカードを発行する際は、金融機関が信用情報のチェックを行い、申込者の支払い能力を確認します。その結果、事故情報が登録されていることがわかれば「支払い能力がない」と見なされ、申し込みがあっても審査に通りません。

しかし、任意整理後ずっとクレジットカードを作れないというわけではありません。事故情報の登録期間が終われば、またクレジットカードを作れます。

事故情報の登録期間は5年~10年で、任意整理の場合は5年のケースがほとんどです。登録期間がすぎると事故情報は削除され、以前と同じようにクレジットカードを作成できるようになります。

現在利用中のクレジットカードもいずれ利用できなくなる

また任意整理をすると「借金とは直接関係がないクレジットカード」も使えなくなります。 この場合も、信用情報機関の事故情報が関係しています。

クレジットカードを発行している金融機関は、常に信用情報を確認しながらカード保有者の利用状況をチェックしています。これを「途上与信(与信調査)」といいます。

与信調査の結果、任意整理による事故情報が確認できた場合は、すぐに利用停止の措置を取り、対象となる利用者がクレジットカードを使えない状態にします。先述のとおり「事故情報が登録された=信用が損なわれた」と見なされるからです。

とはいえ利用状況を常に監視しているわけではないため、金融機関が事故情報に気づくまでの猶予期間はクレジットカードは利用できます。

その間にクレジットカード払いを行っているものについては、支払い方法を銀行口座振替などに変更し、いつ利用停止になっても困らないようにしておくべきでしょう。

ただし、ここで気をつけておきたい点があります。
手持ちすべてのクレジットカードを任意整理の対象とした場合、すべてのカードが即利用停止となってしまうことです。

特に、家賃や公共料金、税金などの支払いに使っている場合は要注意。これらの定期的な支払いに使っているクレジットカードは、任意整理の対象から外しておいたほうがいいでしょう。

クレジットカードを任意整理する前の注意点2つ

借金と同じように、リボ払いやキャッシングで使いすぎたクレジットカードも、任意整理で負担を軽くすることができます。

とはいえ、カードローンなどの借金とは異なり、任意整理をする前に2つ気をつけておきたいポイントがあります。

ここからはクレジットカードを任意整理する時の注意点と対処法について、お話ししていきましょう。

1.クレジットカード機能付きETCカードが使えなくなる

「ETCカード利用分をクレジットカードで支払っている」という方は注意してください。

ETCカードにもいくつか種類はありますが、任意整理をするとクレジット機能付きのETCカードは使えなくなります

また、ETCカードの会社だけ任意整理の対象から外すことはできますが、先ほどお話しした途上与信によって、使えなくなるのは時間の問題です。

引き続きETCカードを利用するのであれば、別のETCカードを作りましょう。

その場合におすすめなのが、
  • 家族カードでETCを利用する
  • ETCパーソナルカードを利用する
  • という方法です。

自分以外の家族が主契約者の家族カードを作成すれば、任意整理で利用できなくなることはありません。なぜなら家族カードはあくまで主契約者の信用に基づいているからです。
そのためETCカードの引き落とし先を家族カードにすれば、任意整理後も変わらず利用できます。

ETCパーソナルカードとは、全国の高速道路会社が共同で発行しているETC専用カードです。

料金は銀行口座振替の後払いとなっています。「発行にあたって審査があるのでは?」と思うかもしれませんが、ETCパーソナルカードは申込時に最低2万円の保証金を担保として預けることになっているため、審査がありません。

ちなみに、保証金は毎月の高速道路平均利用額の4倍と定められています。また、法人や個人事業主なら初期費用が1万円の「ETC法人カード(高速情報協同組合のETCカード)」を利用する方法もあります。

2.クレジットカードのポイントが使えなくなる

クレジットカードを任意整理するときに見落としがちなのが「貯めたポイントも失われる」点です。

クレジットカードが利用停止になれば、当然それまで貯めておいたポイントも使えなくなります。その前に貯まっているポイントがあれば、買い物などで使ってしまう、あるいは商品券・航空系マイル・電子マネーなどの共通ポイントに交換しておくと賢明です。

長年クレジットカードを利用していると「知らないうちにポイントがかなり貯まっていた」ということはよくあります。しかもリボ払いを利用するとポイントが多く付与される場合もあります。

任意整理を行う前に、クレジットカードのポイントがどれくらい貯まっているかを確認しておくようにしましょう。

任意整理をして5年後にクレジットカードを発行する時の注意点

「任意整理後にクレジットカードを作る際の注意点」についてもご説明します。

任意整理の場合、通常は5年で事故情報の登録期間が終わります。
しかしカード会社によっては、利用停止が解除されていない場合もあります。

まずは信用情報機関に情報開示手続きを行い、本当に事故情報が消えているかどうかを確認しましょう。信用情報機関における開示手続きの方法や費用は次のとおりです。

シー・アイ・シー(CIC)

Webサイト・郵送・窓口で信用情報を開示しています。Webサイトからの手続きなら、インターネット上で開示結果を見られます。手数料はWebサイトと郵送が1,000円、窓口が500円です。ただし、Webサイトからの手続きの場合はクレジットカード払いのみ。カードがない場合は郵送や窓口での手続きとなります。

日本信用情報機構(JICC)

Webサイト(スマートフォン)・郵送・窓口で信用情報を開示手続きが取れ、開示情報は指定の住所へ郵送されます。手数料はWebサイトと郵送が1,000円、窓口が500円です。こちらはWebサイトからの手続きでもクレジットカード以外の方法で支払えます(郵送は定額小為替、窓口は現金支払い)。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)

信用情報の開示はKSCへの郵送申し込みのみ受け付けています。手数料は1,000円で、定額小為替での支払いとなります。いずれの場合も、手続きには免許証などの本人確認書類が必要です。

また、新たにクレジットカードを作る際は、金融機関の選定も重要なポイントになります。
たとえば、任意整理の対象となった金融機関は選ばないのが鉄則です。

クレジットカード会社などの金融機関には、「社内ブラック」と呼ばれる自社データベースがあります。そこに任意整理の記録も残っていると、申請が却下される可能性が極めて高くなります。

そのため、任意整理後新たにクレジットカードを作る場合は任意整理とは無関係の会社に申し込みましょう。

また、再びクレジットカードを持つと安易にキャッシングする恐れがあるので、できればキャッシング枠をゼロにしておくほうが得策です。

任意整理後にクレジットカードの代わりになる4つの決済方法

ここからは知っておくと任意整理後でも不自由しない、「クレジットカードの代わりに使えるキャッシュレス決済方法」をご紹介します。

1.デビットカード

「デビットカード」は、銀行口座と紐づけて使う即時決済用カードです。口座振替登録した銀行口座から利用代金がダイレクトに引き落とされるため、銀行口座にお金がなければ決済できません。
したがって審査が必要なく、ブラックリスト状態でも作れるのが大きなメリットです。

また、見た目がクレジットカードと似ているため、使用時にまったく違和感なく見えるのも特長です。

しかしデビットカードはリボ払いや分割払い、ETCの利用ができないといった不便はあります。しかし、すでに借金をしている状況を考えれば、「収入の範囲内での生活」を習慣化するいい機会になるでしょう。

2.家族カード

家族である契約者(本会員)の信用をもとに使えるクレジットカードです。本会員の信用に基づいて利用の可否が決まるため、たとえば、夫が本会員で妻が家族カードを保持していた場合、妻が任意整理をしたとしても家族カードはそのまま利用できます。

家族カードならETCも使えるので便利です。

利用限度額が限られている点や、契約者である家族に利用明細が送られる点もメリットといえるでしょう。それによって借金の原因となる「クレジットカードの使い過ぎ」を抑えられ、家計が正常に回るようになります。

3.プリペイドカード

前払い(チャージ式)のカードです。カードに自分でお金をチャージしないと使えない仕組みになっています。

残高が少なくなったら自分でお金を入れる形式なので、信用情報が問われることはありません。他に、ネットショッピングを利用できるメリットもあります。

残高が減るたびに毎回チャージするのは面倒かもしれません。しかし、その都度自分が日常で使っている金額がわかるので、「ついついお金を使い過ぎてしまう」という方には抑止力になるでしょう。

4.スマホ決済

「PayPay(ペイペイ)」や「LINE Pay(ラインペイ)」など、現金や財布を持たずにスマホで決済する方法です。

クレジットカードと紐づけた後払いはできませんが、銀行口座と紐づけてチャージする前払いなら、クレジット機能が使えなくても利用できます。つまり、デビットカードやプリペイドカードと同じ感覚で使えるのです。

常の支払いはクレジットカードと同様に使えますが、クレジットカード決済を前提とするチケットやホテルの予約などができないことが多い点はネックです。しかし最近はスマホ決済に対応する店やサービスも増えており、今後ますます便利に使えるようになることが予想されます

これらのキャッシュレス決済方法は、任意整理中や任意整理後のブラックリスト期間中でも問題なく利用できます。また、クレジットカードと違って自分がいくら使ったかがわかりやすくなるので、無計画かつ衝動的なお金の使い過ぎを防ぎ、より計画的にお金を使う練習にもなるでしょう。

クレジットカードを任意整理した体験談

「任意整理をした」と告白する人はまずいないため、身近には感じられないかもしれませんが、たくさんの方が任意整理を経験されています。

実際に任意整理でクレジットカードを使えなくなって「どう生活しているのか」「支障はないのか」は気になるところ。そこで体験された方のお話を聞いてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

【解決事例1】

任意整理が返済の負担を減らすだけでなく生活習慣を変えるきっかけに!

≪任意整理前≫
毎月の返済額 7万円
≪任意整理後≫
毎月の返済額 4万円

任意整理をして、クレジットカードは使えなくなりました。
しかし自分にとってはそれが幸いしたのです。元はといえば、ギャンブルで作った借金。クレジットカードを持っていたら、また以前のようにギャンブル三昧の生活に舞い戻ってしまうだけでしたから。
任意整理をやってもう支払うしか無いんだと覚悟を決めれたので、逃げることも引き返すこともできません。でも私にはそんな環境が私には必要だったんです。
任意整理によって、3年で完済という目標もでき、やり直せるという実感が生まれました。

【解決事例2】

クレジットカードがなくてもそれほど困らない!

≪任意整理前≫
毎月の返済額 6万円
≪任意整理後≫
毎月の返済額 3万円

任意整理をして一番よかったと思ったことは、毎月の返済額が減り、生活に余裕ができたことです。クレジットカードは数年使用できませんが、今はデビットカードもあるので、特に困ることはありませんでした。借金の悩みは抱え込まずに専門家に相談すれば、問題もスムーズに解決していくのだなと実感できました。

【解決事例3】

夫婦一丸となり完済へ!家族の絆が強まった

妻の実家が抱えていた借金の連帯保証人になっていたのですが、不渡りになり、私が払うことに。といってもすぐには返済できないので弁護士に相談して、債務整理をしました。
借金を返済することには変わりありませんが、夫婦で乗り切ろうと3年間がんばりました。
共働きをしたり、節約するだけでなく、使えなくなったクレジットカードを妻の名義の家族カードにするなど、お互い支え合って3年。ようやく完済が叶いました。

【まとめ】クレジットカードが使えないから任意整理は諦めるべき?

借金を任意整理すると、信用情報機関の事故情報に登録されてクレジットカードが使えなくなります。

使えない間の代替手段は
  • デビットカード
  • 家族カード
  • プリペイドカード
  • スマホ決済
などがあります。とはいえ通常のクレジットカードと違ってリボ払いや分割払いなど、一時的ではあっても“借り入れ”にあたるものは利用できません

しかし、そもそも任意整理に至った理由が、高金利(年利15~18%)のリボ払いや分割払い、キャッシングに手を出した結果、という人も少なくないでしょう。

これ以上借金を繰り返したくないなら、今後はリボ払いや分割払いに頼らず、「収入を超えない範囲の支出」で借金を作らないようにすることが何よりも大切です

その点、今回でご紹介したクレジット以外のキャッシュレス決済方法は、「自分が何にいくら使ったか」がわかって支払いを管理しやすく、使い過ぎを防げるメリットがあります。家族カードなら自分の利用明細が家族の目に触れることになり、家族があなたの浪費や無計画な出費を抑制することも可能です。

信用情報機関の事故情報の登録期間は5~10年。その間は自分のお金の使い方やお金への考え方を見直すのに最適な時間といえるでしょう。その後は事故情報が消えて再びクレジットカードが作れるようになるので、それまでの辛抱です。

ぜひその間に生活の立て直しを図り、事故情報の登録期間が終わるのを待ちましょう

身の丈に合わない出費や借金を繰り返してしまう背景には、日ごろのストレスによる影響があるのかもしれません。まずはストレスの原因となっているものを見つけてその原因を取り除く、あるいはお金を使う以外の方法でストレスを解消する方法を見つけるのも非常に大事なことではないでしょうか?

クレジットカードを使えない期間は「自分の生活習慣を変えるいい薬」ととらえ、できれば周囲の協力を得ながら身の丈に合った生活を心がけましょう。再びクレジットカードを作ったときに、同じ失敗を繰り返さないことが大切です。

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