個人再生はどんな条件の場合におすすめ?メリットやデメリットとは

2017.12.24 更新

今回は、借金整理方法のうちの一つ、個人再生手続きにスポットを当てて、それがどんな意味を持つのか、どんなケースにあてはまるのかや、メリットやデメリットについて先生に聞いてみたいと思います!

借金問題に強い弁護士事務所の詳細を見てみる

・個人再生は借金の総額を5分の1か、100万円に減額し、原則3年で返済していく方法
・裁判所の指導の元で手続きが進んでいく
・車や保険などの財産を残すことができる
・手続きが複雑で長期間かかるため、専門家への費用もかかってしまう
・手続き後、信用情報機構に事故情報として載ってしまう(ブラックリスト)

個人再生も借金整理の方法の一つ、借金額を大幅にカットできる可能性大!

先生今日は、個人再生のことについて聞きたいんです。
借金をして支払いが苦しい場合、その借金を整理しないといけないと思うんですが、借金整理の手続きってたくさんあるからどれを選択していいか迷ってしまうんですよね。

なるほど。借金整理方法には主に任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つがあります。

それで、今回はこのうち個人再生について聞きたいんです。
そもそも個人再生って、どのような意味を持つんですか?

個人再生は民事再生の一種ですが、個人向けに手続きを簡略化しているものです。

個人再生では、借金の返済金額を、総額の5分の1または100万円のどちらか多い方の額まで減額して、それを再生計画案に従って、原則3年で返済していくことになります。

裁判所に申し立てをして、裁判所の指導の下に進んでいくのも特徴的ですね。
この点で、消費者金融などの業者と直接交渉する任意整理とは大きく異なります。

なるほど。
5分の1か100万円の多い方の額ということは、借金総額が大幅にカットできる可能性がありそうですね。

そのとおりです。500万円の借金が100万円になりますから、すごいですよね。

個人再生はどのような条件の場合におすすめ?そのメリットは

では個人再生はどのような意味があってどんな条件の場合に特におすすめなんですか? メリットとかってあるんですか?

まず個人再生手続きは裁判所の監修のもとに手続きが進められますので、業者と直接交渉することがないです

また借金の額を最高で5分の1までカットできますので任意整理よりも支払いがかなり楽になることがあります。

そして、自己破産は財産を持ったまま破産することができないのに対して、個人再生なら車や保険などの財産があってもそれを保持したまま手続きをすすめることができる点もメリットですね。

なるほど。
今のところメリットばかりですね。

さらに、住宅資金特別条項をつければ、住宅ローンだけはきちんと支払って住宅を守りながら手続をすすめることもできるメリットもあります。

へぇ~、それってすごいメリットですね!住んでいる住宅を失ってしまう債務整理の手続きはあるんですか?

残念ながら自己破産を行うと財産として家が差し押さえられてしまいます

そうなんですね。家を失わずに大幅な借金の減額が見込める個人再生は自己破産よりデメリットが少なそうですね。

借金整理方法として個人再生を選択すべきではない場合。個人再生のデメリットとは?

一見いいところだらけですけど、個人再生のデメリットってあるんですか?

はい、そうですね。
まず個人再生は、任意整理と比べて手続きが非常に複雑で、とても長い期間がかかります。
当然その分、専門家に依頼した場合の費用も相当高くなります。

さらに、自己破産ならば手続き後一切の借金支払いがなくなりますが、個人再生の場合は3年間の再生債務の支払いが残りますので、再生債権者に対し手続き後も弁済を続けていかなければいけない点もデメリットとなりますね。

なるほど。そしてやっぱりブラックリストには載るんですか?

はい。これは、他の債務整理の手続きと同じで、信用情報機関に事故情報が登録されます。

なるほど、いろんな制限があるんですね。

どの手続きが自分に合っているかは専門家に相談

個人再生の意味やメリットデメリットはだいたいよくわかりました!
ただ、個人再生をするのがベストなのかそうでないのかは、一人ひとりのケースによってきそうですね。
自分で判断するのは難しいんじゃないかな。

そうですね。
借金整理方法として個人再生を選択すべきかどうかという問題はとても判断が難しい専門的な問題です。
借金をされている方が一人で悩んでいてもお辛いだけですので、専門家に聞いてみるのが良いと思いますよ。

そうですね、無料相談等を利用して弁護士や司法書士などの専門家に相談してみたらいいですよね。

はい。是非一度、法律相談の予約をとってみてください。借金問題は必ず解決できるのであきらめないことが肝心です。

関連記事

個人再生と自己破産の決定的な2つの違い。手続きができないことも。

目次個人再生は返済額を大幅減少、自己破産は返済を免除してもらう手続き個人再生は債務が5分の1に減額される自己破産はすべて…

個人再生手続きで借金を減らすことは難しい!条件や流れは必ず確認を

目次個人再生手続きをする前に!任意整理を検討するべき理由個人再生で借金を減らせる人は少ない効率的に借金を減らすなら任意…

個人再生をすると保証人へ一括請求が!できるだけ迷惑をかけない方法

目次個人再生を本人がしても、保証人(連帯保証人)が残った借金を支払う個人再生をすれば、債務額を最大で5分の1に減らせる「…

個人再生で住宅ローンのある家は残せる?特則の審査を通過する方法

目次住宅ローン返済中でも個人再生で家を残す方法個人再生なら、マイホームを手放さずに借金を整理できる家を残して個人再生で…

借金をどこまで圧縮できる?個人再生で借金問題を解決する方法

目次個人再生で、借金額はどれくらい圧縮(減額)できるのか~最低弁済額(最低返済額)の基準~◼個人再生をするための要件◼個…