債務整理をしてもばれない?家族や会社に内緒で借金を返済する方法

2018.02.19 更新

内緒でしていた借金の存在がばれてしまいそう…
家族や会社に債務整理したことがばれて、離婚やクビに繋がらないか心配…

不安の通り、債務整理はきちんと手順を踏んで手続きしないと家族や会社にばれてしまうことがあります。
しかし、きちんと手順を踏んで手続きをすれば、債務整理はばれずに行えます
また、「会社をクビになる」など社会的に困ることもありません。

このページでは家族や職場にばれずに借金を整理・返済する方法を紹介します。

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内緒で債務整理をするなら、任意整理をしましょう。

任意整理が会社や家族にばれることなく行えるのは、他の債務整理と比べて

  • 手続きが簡単で、弁護士費用もかなり安い
  • 裁判所に行く必要がない

などの特徴があるからです。

状況によって借金がどれだけ減るか、どんな方法が合うか違ってきますので、まずは無料で相談をしてみましょう。
ここで紹介している弁護士事務所は、会社にはもちろんのこと、同居している家族にもばれないよう配慮をしてくれるので安心してご相談ください。

債務整理の中には家族や会社にばれやすい手続きもある

債務整理の手続きの種類によって、家族や会社などの周囲にばれやすいかなどの違いはあるのでしょうか?

債務整理をしたことがばれるのは以下の4つの理由が多いです。

  • 債務整理の中でも「個人再生」または「自己破産」をしたから
  • 配偶者の収入書類が必要になったから
  • 車などの財産がなくなったから
  • 裁判所に行く必要があったから

自己破産や個人再生(民事再生)は、家族や会社にばれる可能性が高い

自己破産と個人再生は家族や会社にばれやすい

借金返済が苦しくなった場合、放置していると大変なことになります。

返済ができないと、債権者から支払いの督促が来るようになるし、電話やハガキなどがしょっちゅう送られてくるので、早く債務整理をしないと家族に借金問題がばれてしまいます

しかし、債務整理の手続きをしたら、そのことによって家族に借金がばれてしまうのではないかが心配になります。

債務整理には「任意整理」と「特定調停」、「個人再生」と「自己破産」の4種類があります。

債務整理の種類 一般的な費用の大小比較(例外あり) ⼀般的な期間
任意整理 ほぼ弁護⼠費⽤のみ 3 ヶ⽉から半年位
⾃⼰破産 裁判所への納付分と弁護⼠費⽤ 半年から1年程度
特定調停 裁判所納付分のみ数千円からで1番安い 数ヶ⽉
個⼈再⽣ 裁判所と弁護⼠費⽤で最も費⽤がかかる 半年程度

このなかで、自己破産や個人再生は比較的に家族にばれやすく、任意整理や特定調停は比較的にばれにくい手続きです。
以下では、自己破産や個人再生が家族にばれやすい理由を説明します。

配偶者の収入書類が必要になることがあるのでばれる

自己破産とは、裁判所に申し立てをして借金を0(ゼロ)にしてもらう手続き、個人再生は裁判所に申し立てをして借金を大きく減額してもらう手続きのことです。

これらの手続きでは、裁判所への申し立てが必要になり、しかも、手続きが複雑で必要書類も多いです。

例えば、配偶者名義の預貯金通帳から光熱費を引き落としている場合には、その通帳のコピーや取引明細書が必要になるケースがあります。

また、共働きの夫婦のケースなどで個人再生を利用すると、債務者だけではなく、配偶者の給与明細書や源泉徴収票などが必要になることもあります

すると、配偶者や職場に対してこれらの通帳や収入書類を要求しなければなりませんが、そのようなことを言うと、不審がられて個人再生などがばれる可能性は高くなるでしょう。

自己破産すると財産がなくなるので家族にばれてしまう

また、自己破産をすると、債務者名義の財産がすべてなくなります
例えば、預貯金や生命保険、家などの不動産が失われます。

すると、たとえば持ち家に住んでいる場合などには、家がなくなるので自己破産を隠しておくことは不可能です。
預貯金や生命保険、株券などについても、処分してしまうことになるので、それに気づいた配偶者から問い詰められて、結局は自己破産がばれてしまうことになります。

裁判所に行く必要があるのでばれる

さらに、自己破産や個人再生では裁判所を利用する手続きなので、裁判所に行く必要があります
また、必要に応じて個人再生委員、破算管財人などの関係者に面談に行く必要もあります。

その場合には、平日の昼間の時間に行かなければなりません。
すると、やはり家族から「会社を休んでどこに行っているのか」などと不審に思われてばれてしまうこともあります。

このように、個人再生や自己破産をすると、いろいろな意味で家族に借金問題や債務整理をしていることがばれやすいのです。
家族に知られずに手続きを進めたいのなら、おすすめの手続きとは言えません。

家族や会社にばれたくないなら任意整理

債務整理の手続きの種類には、任意整理があります。

任意整理とは、債権者と直接交渉をすることによって、借金返済金額と返済方法(月々の分割払いの額や期間など)を決め直す手続きのことです。
この任意整理であれば、手続きをしても家族や職場などの周囲にばれにくいです。以下ではその理由を解説します。

任意整理なら、基本的に家族や会社に内緒でもできる

任意整理が周囲にばれにくい理由

借金を家族や職場に秘密にしたままで債務整理をしたいなら、任意整理がおすすめです。
まず、任意整理は、個人再生や自己破産とは異なり、裁判所を利用しません
債権者と直接交渉をする手続きです。

そのため手続きも簡単で、必要書類も少ないです。
必須の書類と言えば、運転免許証などの身分証明書くらいです。
それと債権者に関する資料があれば足ります。
個人再生の場合のように、配偶者の給与明細書や源泉徴収票を必要とされることはありません。

また、任意整理の場合には、債務者の財産は問題にならないので、財産についての調査はないし、財産がなくなることもありません
自己破産と違って、預貯金や生命保険が解約されることもないし、家などがなくなるおそれもないので、やはり家族にばれにくいです。

さらに、任意整理では裁判所を利用しないので、裁判所に行く必要はありません。
個人再生委員や破算管財人に該当するような人もいません。
行く必要があるのは、依頼している法律事務所の弁護士との面談だけです。
それも、数回程度で済むことが普通です。よって、頻繁に平日の昼間に手続きのために出かける必要はなく、家族や職場に手続きをしていることがばれにくいのです。

債務整理専門の弁護士に依頼すると周囲にばれにくくなる!

任意整理をする際に、周囲にばれないようにするには弁護士などの専門家に依頼すると効果的です。

特に、債務整理が専門の、または債務整理に強い弁護士事務所に手続きを依頼したら、その後は、債権者は債務者に対して直接請求をすることや、連絡をすることができなくなります。そして、債権者に対する借金返済自体がいったんストップします。
よって、借金を滞納している場合でも督促や借金の返済もストップします

債権者から電話や郵便などで自宅に連絡が来ることもなくなるので、家族や職場に借金がばれる可能性が極めて低くなります。
弁護士に任意整理を依頼してしまうことによって、債権者からの連絡を断って借金を秘密のままにできます。

さらに、弁護士に任意整理手続きを依頼すると、任意整理のための事務作業や計算、書類の作成や発送などの手続きをすべて弁護士がしてくれます。

もしこのような作業を債務者が自宅でしていると、家族がその様子を見て不審に思い、任意整理がばれてしまう可能性があります。
この点は、弁護士に手続きを任せ、面倒な作業をすべて依頼すると、その様子を家族に見られて借金がばれるという可能性もなくなります。

以上のように、任意整理を弁護士に依頼して進めた場合には、借金問題や債務整理が家族にばれる可能性を最大限抑えることができます。

任意整理後の支払いにおける注意点

任意整理後には、支払いが残ります。この支払いをしていることによって、特に家族に借金がばれるのではないかという心配もあります。

任意整理後の債権者への支払い方法については、基本的に毎月1回、債務者が自分自身で各債権者に対して銀行振込で支払っていくことになります。
よって、きちんと自分でお金を管理し、支払いができるのであれば、家族にばれる可能性はありません。

ただし、振り込みの記録などを家族に見られると、不審に思われて任意整理がばれる可能性があります。
例えば、銀行通帳に「フリコミ アコム」などと記載されていたら、家族は不審に思うでしょう。

また、任意整理後の支払いを滞納した場合にも注意が必要です。
任意整理後の支払いを遅延すると、債権者から状況伺いの連絡が来て、支払いを督促されます
このことによって、家族に借金や債務整理がばれてしまうおそれがあります。

そこで、任意整理を家族に知られたくない場合には、くれぐれも任意整理後の支払いを遅延しないように注意する必要があります。
支払いを遅延した場合には、いきなり債務者に連絡をするのではなく、まずは弁護士事務所に連絡してもらうことも可能です。

信用情報への影響により、周囲にばれるのでは?

任意整理をすると、いわゆる「ブラックリスト状態」になってしまうというデメリットがあります。
このことによって、家族や職場に任意整理がばれる可能性がないのかが心配になります。

ブラックリスト状態とは

ブラックリスト状態とは、個人信用情報に事故情報が登録されることによって、ローンやクレジットカードなどが利用できなくなることです。

任意整理をはじめとした債務整理の手続きをすると、信用情報機関が保有している個人信用情報に事故情報が登録されます。

銀行などの金融機関やクレジットカード会社などは、ローン審査やカードの審査の際に、個人信用情報をチェックして個人の信用力を確認します。
ここで、債務整理による事故情報が登録されていると、信用のない人だと判断されて、融資の審査に通らないのです。

このことが原因で、債務整理をするとローンやクレジットカードの審査に落ちてしまうのです。
この状態のことを、俗に「ブラックリスト状態」と言います。

任意整理後、ブラックリスト状態になっても一定期間が経てば事故情報は消去されます
任意整理後の事故情報登録期間は、各信用情報機関によっても異なりますが、任意整理後だいたい5年~7年間ほどです。

任意整理後にはブラックリスト状態になるので、住宅ローンや車のローン、子どものための教育ローンなどが利用できず、自分名義でクレジットカードを発行することもできません。
このことが原因で家族に不審に思われて、任意整理がばれてしまうのではないかという問題があります。

しかし、特に大きなローンを組む予定がない場合や、クレジットカードを作る必要がない場合は大きな心配はいりません。

ブラックリストに載っている=債務整理をしたとは限らない

確かに、クレジットカードや住宅ローンの審査に落ち続けていたら、家族に不審に思われることはあり得ます。
しかし、ブラックリスト状態になる理由は、債務整理だけに限りません

例えば、クレジットカードや借金の支払いを長期滞納した場合や、カードを強制解約された場合などにも、個人信用情報にネガティブな情報が登録されて、ブラックリスト状態になります。
よって、「ブラックリスト状態=債務整理」ということにはならず、これによって必ずしも債務整理がばれることにはなりません。

家族が勝手に信用情報を調査できるのか?

ブラックリスト状態になっていると、家族が不審に思って個人信用情報を調べようとする可能性があります。
しかし、個人信用情報については、本人の承諾なしに勝手に代理人が申請することはできません

代理人申請できる場合でも、必ず本人の身分証明書や委任状などが必要になります。
この委任状は、本人が直筆で住所や氏名、電話番号を書かなければならず、実印による押印が必要で、印鑑登録証明書などの添付も要求されます。

このようなことから、配偶者が書類(委任状)の偽造でもしない限りは勝手に個人信用情報を調べられる可能性はありません。同様に、職場が調べることもありません。

よって、自分の知らない間に家族や職場など周囲の人間が個人信用情報を調べることによって任意整理がばれることは、心配する必要はありません

弁護士とのやりとりで、家族に債務整理がばれる?

弁護士とのやりとりで特に家族にばれることがあるので、要注意!

任意整理の手続きを弁護士に依頼すると、弁護士がすべての書類作成や債権者との交渉をしてくれ、債権者からの取り立てや債務者への直接の連絡が来なくなるので、家族にばれず、こっそり債務整理ができる可能性が高くなります。

しかし、この場合にも、弁護士事務所とのやり取りには注意が必要です。
債権者からの直接の連絡はないとはいえ、弁護士事務所とのやり取りは必要になります。
必要に応じて弁護士と電話する必要があるし、弁護士事務所から書類が送られてくることもあります。

この問題を避けるためには、弁護士との連絡方法を工夫する必要があります。
弁護士からの電話は、自宅の電話ではなく必ず携帯電話にかけてもらい、出られない場合にはこちらから折り返すようにする、あるいは、弁護士事務所からの書類を勤務先宛に送ってもらうなどの方法をとる必要があります。

さらに、弁護士事務所からの封筒は、「〇〇法律事務所 弁護士〇〇〇〇」などの法律事務所名、弁護士名の名入りのものではなく、市販の普通の茶封筒などを使ってもらうなどの方法もとることができます。
家族にばれたくないという場合は、ほとんどの弁護士事務所はばれないよう配慮をしてくれます

当サイトで紹介している弁護士法人・響では、このような事情をすべて考慮して、家族にばれないように任意整理の手続きを進めてくれるので、安心して依頼することが可能です。

弁護士に依頼して家族にばれずに任意整理しよう!

家族に知られずに任意整理を進めるためには、そのための配慮が必要になります。
あまり債務整理に慣れていない事務所に依頼してしまうと、手違いによって自宅に郵便を送ってしまうなどのことが起こり、せっかく秘密にしていた借金が家族にばれてしまうおそれがあります。

手続きがスムーズに進まず、任意整理の期間が長くかかると、その分家族にばれるリスクも高まります。

また、家族に秘密で任意整理をしたいのであれば、依頼をする前に、その弁護士が家族に内緒で手続きを進めてくれるかどうかを確認する必要があります。
弁護士によっては、トラブルを避けたいという理由で「家族に秘密にしている場合には事件を受任しない」というスタンスの人もいるからです。

また、弁護士は何か大げさな気がするため、司法書士への依頼を検討しているという方もいるかと思いますが、近年では、弁護士への債務整理の依頼は増加してきており、弁護士が債務整理に携わることはめずらしいことではありません。

以上のように、債務者が希望すれば家族にばれないように配慮をしてくれて、債務整理に強い弁護士を探すことが重要です。
家族に秘密にしたまま借金問題を解決したいと考えている人は、なるべく早めに良い弁護士に相談をすべきです。

まとめ

債務整理のなかでも「自己破産」と「個人再生」は以下の点で家族や会社にばれやすいです。

  1. 配偶者の収入書類が必要になることがある
  2. 財産がなくなる
  3. 裁判所に行く必要がある
  4. 手続きが複雑

このうち1、2、3、については任意整理であれば心配はありません。
ただ、4つ目については、任意整理がいくら他の手続きより簡単と言っても、素人が一人でやるのは難しいので、そこで、4つ目も心配なく確実に任意整理ができるように弁護士に依頼することも検討してみても良いかもしれません。
債務整理になれた弁護士であれば、家族や職場にばれないように手続きをしてくれます。

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