プロミスの借金を任意整理する前に知っておきたいポイント

2019.10.30 更新

中町 遥
司法書士法人みつ葉グループ

中町 遥

この記事の監修

プロミスの返済が苦しい...任意整理を検討しているけど実際どうなの?

プロミスへの返済が苦しい場合は、完全に返済ができなくなってしまう前に解決方法の一つとして「債務整理」などをおすすめします。

特に、利息をカットして無理のない範囲で返済を続けられる「任意整理」は最も多くの人が利用する手続きといわれています。

そこで今回は、プロミスの借金を任意整理するメリットや、その方法を説明します。

今の借金滞納生活から抜け出す方法を知る

この記事のポイント

消費者金融のなかでも、プロミスはスムーズに任意整理の交渉に応じてくれる会社のひとつです。

滞納している借金がある場合でも、交渉によって将来利息のカットに応じるケースがほとんどです。しかも、プロミスでの借入期間が長ければ、過払い金の発生により手元にお金が返ってきたりする可能性もあるのです。

任意整理は自己破産などの他の債務整理手続きにと比べるとデメリットが少なく、家族や勤務先にバレる可能性が低いため、借金のことを秘密にしたまま進めやすい手続きです。

将来利息をカット!大手消費者金融のサービス、プロミスの借金を任意整理するメリット

プロミスと言えば、「聞いたことがない人はまずいない」と言ってもいいほど有名な、テレビCMでもおなじみの大手の消費者金融サービスです。

当然ながら、プロミスからの借金も、かさんだら返済が苦しくなります。そこでまずは、プロミスからの借金を任意整理するメリットを確認しておきましょう。

任意整理の手続きをするメリット

任意整理とは、債権者と直接交渉をして、借金の返済額と返済方法(月々の支払い額や支払期間など)を決め直す手続きのことです。任意整理には、次のようなメリットがあります。

【任意整理のメリット】

  • 借金の原因が何であれ、手続きができる
  • 基本的に周囲に秘密にしたまま、手続きができる
  • 借金の返済額を減額できる可能性がある

任意整理なら借金の原因が何であれ手続きできる

任意整理をする場合、自己破産とは違い、借金の原因は問題になりません。ギャンブルや買い物などの浪費、投資の失敗などが原因でも問題なく手続きをすることが可能で、生活費不足や事業の失敗などによる借金のケースでもできます。

基本的に周囲に秘密にしたまま、手続きができる

任意整理をする場合、家族や勤務先・友人・知人などの周囲に手続きを秘密にしたまま進められる可能性が高いです

任意整理をすると、債権者からの連絡はすべて依頼している弁護士・司法書士に来るようになるので、自宅に郵便が届くことや電話がかかってくることはありません。

借金の返済額を減額できる可能性が高い

任意整理をすると、借金を減額できる可能性が高いです。

債権者との合意後は、将来利息の支払いを免除してもらえるのがほとんどなので、借金の返済総額が大幅に減り、支払いが楽になります。

プロミスの借金を任意整理したほうがいいケース

基本的にプロミスで任意整理をしたほうがいいケースとしては、借入期間や借入額、返済状況に関係なくプロミスの月々の返済に困ったときです。

借入期間、滞納期間や借金の総額によって、任意整理をした方が非常に大きなメリットがある場合がありますので、まずは弁護士や司法書士などの専門家に相談した方がよいでしょう

任意整理の手続き・費用について理解しよう〜プロミスの場合〜

プロミスからの借金の返済が苦しい場合、任意整理をするのは一つの解決方法です。それでは、任意整理をする際にはどのような手続きの流れになるのでしょうか。以下で説明をしていきます。

プロミスの借金を任意整理する際、手続きにかかる期間と流れ

まずはじめに依頼者がすべきこと

任意整理は自分でもできますが、通常は弁護士・司法書士事務所に依頼することが多くなります。このとき、そろえておくべき必要書類がいくつかあります。

  • 身分証明書
  • 借り入れ先のキャッシュカード、クレジットカード
  • 債権者一覧表
  • 給与明細や源泉徴収票などの自身の収入が分かるもの

ただ、任意整理は自己破産や個人再生と異なり、裁判所等の公的機関を通さない手続きです。そのため必要書類とはいっても、すべてを完璧にしなければ、任意整理ができないというわけではありません。

弁護士・司法書士事務所によって必要な書類が違い、相談すれば案内をしてもらえるので、用意できない情報があっても、気軽に弁護士・司法書士に相談してみましょう。

弁護士・司法書士が進める手続き

(1)プロミスに受任通知と債権届・取引開示請求を送付

弁護士・司法書士に依頼すると、プロミスに受任通知を送付します。こちらの書類が到着した時に直接の取り立て行為が止まります。

受任通知が届いた時点でプロミスからの督促が止まります。

(2)プロミスが債権届と取引履歴を送付して債務額が確定

プロミス側は受任通知を受け取ると、債権者届と取引履歴を弁護士・司法書士に開示します。

弁護士・司法書士はこちらの取引履歴を利息制限法利率に引き直し計算をして債務額の確定をします。

(3)【過払い金チェック】利息制限法利率の引き直し計算

利息制限法利率に引き直したときに過払い金が発生していたということがわかる場合があります。

その場合はプロミスに返還請求を行い、借金が0になるだけではなく、払いすぎたお金が戻ってくることがあります。

もし残金が残っていたとしても、残金を分割で支払う和解案をプロミスに提示します。

(4)プロミスが和解案に応じると任意整理が完了

そしてプロミスがその和解案に応じると、任意整理が完了します。

任意整理の手続きは個人でも可能ですが、手続きが難しいだけでなく法的知識のある専門家の方の手続きはスムーズでしょう

今の借金滞納生活から抜け出す方法を知る

プロミスの借金を任意整理する際にかかる費用

任意整理を依頼する場合の費用

任意整理の手続きを弁護士・司法書士に依頼すると、その費用がかかります。これらについては、依頼する事務所によって異なるものの、だいたいの相場があります。

任意整理の場合、「着手金」と「成功報酬」がかかります。成功報酬金については、報酬金とは別で借金を減額できた場合に「減額報酬」がかかる事務所と、かからない事務所があります。

内訳 費用
着手金 約20,000~50,000円
報酬金 約20,000~50,000円
減額報酬 減額した分の1~2割

任意整理の手続きや費用についてさらに知りたい方はこちら

任意整理におけるプロミスの交渉と対応〜どれくらい借金が減らせるのか〜

以下では、任意整理をする場合予想されるプロミスの対応と、実際にどのくらいプロミスの借金を減らせるのかをご紹介します。

プロミスの借金を任意整理する際の特徴

プロミスの借金をどれだけ減額できるのかという「減額率」では、利息制限法を超過する取引があれば利息制限法に基づく引き直し計算した金額まで減額されるものの、超過した取引がなければ、減額されることはありません。

プロミスとの合意後の借金の返済回数(分割回数)については、36回~60回くらいに設定されることが多いです。毎月1回の返済なので、3年~5年の支払い期間になります。基本的に3年間であり、プロミスが長期分割に応じれば例外的に5年まで延ばせるというイメージです。もちろん、3年よりも短い期間で返済することは可能です。

和解水準としては、利息制限法を超過した取引があれば、減額した金額を基準にして返済計画を立て、利息制限法を超過した取引がなければ借金額はそのままで、将来利息をカットしてもらうというものがほとんどになります。

この点、プロミスの場合、将来利息のカットにはほとんど応じてもらえます。さらに、借金を滞納している状態でも、任意整理の話し合いに応じる場合があります。

プロミスの督促をストップできる!返済に悩んでいる場合は弁護士・司法書士へ相談

プロミスでは比較的に柔軟に対応してくれるし、将来利息のカットにも応じてくれるので、任意整理をするメリットは大きいと言えます。それでは、プロミスの借金で悩んでいる場合、どこに相談をしたらいいのでしょうか。

借金問題の専門家である、弁護士・司法書士に依頼するメリット

任意整理は、自分で手続きをすることもできます。しかし、専門家である弁護士・司法書士に手続きを依頼するほうが、次に挙げるような理由から圧倒的にメリットが大きいです。

  • プロミスとの手続きがスムーズに進む
  • 依頼者は自ら交渉や書面のやりとりをする必要がない
  • 有利な条件でプロミスと和解できる

プロミスとの手続きがスムーズに進む

まずは、弁護士・司法書士に手続きを依頼すると、プロミスとの交渉がスムーズに進むのが大きなメリットとなります。債務者が自分で交渉しようとすると、法的な知識がなく、示談交渉にも慣れていないので、債権者(消費者金融)側に有利な方向に話を進められてしまうことがあります。

また、普段は働いていて忙しい債務者の場合には、手続きに不慣れなうえに、頻繁にプロミス側とやり取りをすることができないので、時間がどんどんかかってしまいます。

この点、弁護士・司法書士であれば、プロとして適切かつ速やかに話し合いを進めるので、スムーズに解決することができます。

依頼者は自ら交渉や書面のやりとりをする必要がない

弁護士・司法書士に手続きを依頼すると、債務者は自らプロミスと交渉したり書面のやりとりをする必要はありません。弁護士・司法書士は、任意整理の依頼を受けたら消費者金融とやり取りをして、最終的に合意書を作成するところまで手続きを進めてくれるからです。

有利な条件でプロミスと和解できる

弁護士・司法書士に依頼すると、結果として有利な条件で和解できることが多いです。債務者が自分で対応すると、

  • 借金を減額すべきケースであるかどうかわからず、減額ができない
  • 交渉に慣れていないために、将来利息をカットしてもらえない
可能性があるからです。しかし、弁護士・司法書士に依頼をすると、そのような問題は起こる可能性が低いです。

今の借金滞納生活から抜け出す方法を知る

プロミスの借金の任意整理を検討しているなら、まずは無料相談を利用

弁護士・司法書士事務所は相談だけなら何度でも無料としている事務所が多数あります。依頼する前に費用の件など詳しく相談してみてください。費用についても、分割支払い等、いろいろな対応方法があるため、気軽に相談できるでしょう。

また、現在の返済状況を分かる範囲で伝えるだけで、具体的な対応方法を提案してもらえるケースもあるので具体的な依頼ができます。

無料相談と依頼について

無料相談を利用したからといって、その弁護士・司法書士(あるいは弁護士・司法書士事務所)に任意整理の手続きを依頼しなければならないわけではありません。また、弁護士や司法書士から依頼をするように強制されることもありません。

それなら安心ですね!

相談をするだけなら何度でも無料なので、まずは気軽に無料相談を利用して、多くの弁護士や司法書士に話を聞いてみましょう。いくつかの弁護士・司法書士事務所で無料相談を受けてみて、最も気に入った弁護士・司法書士に手続きを依頼するといいでしょう。

関連記事

任意整理でアイフルの借金を減らしたい時の要確認ポイント

目次アイフルの借金を任意整理する際の3つのメリット将来利息をカットし、月々の返済額を減額できる可能性がある借金の発生原因…

モビットの借金を任意整理する前に知っておきたいポイント

目次モビットの借金を任意整理すれば、周囲にほぼ秘密で返済額を減額できる?任意整理の手続きをするメリット任意整理における…

レイクの返済に困った!任意整理が借金の返済額を減らせる場合もある

目次新生銀行カードローンレイクの借金を任意整理するメリット任意整理の手続きをするメリット4つレイクの借金を任意整理したほ…

銀行のローンも債務整理で返済を減らすことができる!?

目次銀行のローンも「借金」と同じ仕組みです。銀行ローン以外の借金も債務整理するのが一つの手段銀行のローン解決は法律専門…

任意整理はどの消費者金融の借金なら出来る?他の債務整理でも良い…

目次クレジットカード、住宅ローン、銀行ローンと消費者金融もいろいろあるけど、任意整理の対象にならない消費者金融ってある…