プロミスの借金を任意整理する前に知っておきたいポイント

2018.07.07 更新

借金をしている人はたくさんいますが、なかでも大手消費者金融であるプロミスを利用しているケースは非常に多いです。プロミスの借金の返済が苦しい場合、任意整理によって解決することが効果的ですが、プロミス相手に任意整理をすると、どのような対応が予想されるのでしょうか?そこで今回は、プロミスの借金を任意整理するメリットや、成功させるための方法を説明しましょう。

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プロミスの借金を任意整理したいなら、弁護士・司法書士に相談を! 消費者金融のなかでも、プロミスはスムーズに任意整理の交渉に応じてくれる会社です。 滞納している借金がある場合でも、将来利息のカットをしてくれます。しかも、プロミスでの借入期間が長ければ、過払い金の発生により手元にお金が返ってくる可能性もあるのです。 任意整理はデメリットが少なく、家族や勤務先にバレることなく手続きができます。プロミスの返済で困っている人は、一度任意整理について弁護士・司法書士事務所に相談してみましょう。

将来利息をカット!大手消費者金融、プロミスの借金を任意整理するメリット

プロミスと言えば、「聞いたことがない人はまずいない」と言ってもいいほど有名な、テレビCMでもおなじみの大手の消費者金融です。現在は三井住友銀行と提携し、大規模に事業展開しています。

当然ながら、プロミスからの借金も、かさんだら返済が苦しくなります。そこでまずは、プロミスからの借金を任意整理するメリットを確認しておきましょう。

任意整理の手続きをする一般的なメリット

任意整理とは、債権者と直接交渉をして、借金の返済額と返済方法(月々の支払い額や支払期間など)を決め直す手続きのことです。任意整理には、次のようなメリットがあります。

【任意整理のメリット】

  • 借金の原因が何であれ、手続きができる
  • 周囲に秘密にしたまま、手続きができる
  • 対象とする債権者を選ぶことができる
  • 借金の返済額を減額することができる

任意整理なら借金の原因が何であれ手続きできる

任意整理をする場合、借金の原因は問題になりません。ギャンブルや買い物などの浪費、投資の失敗などが原因でも問題なく手続きをすることが可能で、生活費不足や事業の失敗などによる借金のケースでもできます。

この点、自己破産の場合にはギャンブルや浪費などが原因で借金をすると、免責(借金がなくなること)が受けられなくなるおそれがあります。しかし、任意整理にはそのような借金の原因による制限がないというメリットがあります。

周囲に秘密にしたまま、手続きができる

任意整理をする場合、家族や勤務先・友人・知人などの周囲に手続きを知られるおそれは基本的にありません。任意整理は裁判所を利用しない簡単な手続きなので、必要な書類は少なく、裁判所に行く必要もありません。

また、任意整理をすると、債権者からの連絡はすべて依頼している弁護士・司法書士に来るようになるので、自宅に郵便が届くことや電話がかかってくることはありません。よって、家族に借金がバレるおそれもなくなります。

対象とする債権者を選ぶことができる

任意整理には、手続きの対象にする債権者を選べるというメリットもあります。

個人再生や自己破産をすると、すべての債権者を対象に手続きしなければならないので、ローンを支払っている車を差し押さえられる、保証人に迷惑をかけるなどの問題があります。しかし、任意整理では対象とする債権者を選べるので、車のローンや保証人がついている借金を外して手続きすれば、そういった問題を回避できます。

借金の返済額を減額することができる

任意整理をすると、借金を減額できることがあります。過去に利息制限法を超過する高利率で取引していたケースでは、借金を元本ごと大幅に減額することが可能で、場合によっては過払い金の発生によって、お金が返ってきます。

また、利息制限法を超過した取引がなくても、債権者との合意後の将来利息の支払いをカットしてもらえるので、借金の総返済額が大幅に減り、支払いが楽になります。

プロミスの借金を任意整理したほうがいいケース

次に、プロミスからの借金を任意整理したほうがよいケースについて、借入期間・借入額・返済状況の点から見てみましょう。

借入期間

まずは借入期間の問題です。基本的に任意整理をするうえで、借入期間はあまり問題になりません。ただし、任意整理の主なメリットは、合意後の将来利息をカットできることです。そのため、できるだけ早めに、多額の借金が残っている状態で任意整理するほうがメリットが大きいです。また、利息制限法を超過した取引がない場合、完済間近で任意整理をしてもあまりメリットはありません。

逆に、借入をしてすぐの状態で、一度も返済していないのに任意整理をするのは問題です。この場合、借入をしたのがどこの会社であっても、任意整理の話し合いに応じてもらえない可能性が高くなります。

借入額

任意整理をする場合、借入額の制限はありません。よって、借金がどれだけ多額・少額であっても手続きはできます。

ただし、任意整理をするためには、借金額が300万円くらいまでであることが望ましいです。また、合意後の将来利息をカットできることが任意整理のメリットなので、あまりに借入額が少ないと、手続きをする意味がありません。

例えば、借入額が5万円の場合には年率15%としても年間の利息は7,500円であり、1カ月に1万円を返済したら、5カ月で支払いが終わってしまいます。プロミスの借金を任意整理するなら、最低でも20万円程度は借入額があるとよいでしょう。

返済状況

月々滞りなく支払ってきた場合であっても、滞納した場合であっても、プロミスは任意整理の話し合いに応じてくれます。滞納しているときには、プロミスから支払いの督促が来ているはずですが、弁護士・司法書士に任意整理の手続きを依頼すると、督促が完全に止まるので精神的に楽になるほかに、家族にも借金がバレにくくなります。

任意整理の手続き・費用について理解しよう〜プロミスの場合〜

プロミスからの借金の返済が苦しい場合、任意整理をするのが効果的です。それでは、任意整理をする際にはどのような手続きの流れになるのでしょうか。以下で説明をしていきます。

プロミスの借金を任意整理する際、手続きにかかる期間と流れ

プロミスからの借金を任意整理する場合、弁護士や司法書士などの専門家に手続きを依頼することが多いので、以下ではそれを前提に説明します。

依頼者がすべきこと

まず、依頼者は任意整理の相談をするために、弁護士・司法書士事務所に行く必要があります。このとき、そろえておくべき必要書類がいくつかあります。具体的には、プロミスとの契約書や入金の際の振込証、ローンカードなどを用意しましょう。また、プロミスから届いた請求書や通知書、連絡書や内容証明郵便、裁判を起こされていたらその訴状や提出された書類なども持参します。

さらに、弁護士・司法書士との当初の相談の際には、身分証明書も必要になります。もし契約書などが手元にないとしても、任意整理の依頼をすることは可能なので、とりあえず弁護士・司法書士に相談をして、「いつごろからプロミスを利用していて、任意整理をしたい」と言えば、最低限の情報は足ります。

弁護士・司法書士が進める手続き

弁護士・司法書士が任意整理の依頼を受けると、プロミスに対して「受任通知」と「取引履歴開示請求書」を送ります 受任通知とは、弁護士・司法書士が任意整理事件を受任したということを示す通知であり、取引履歴開示請求書とは、借入当初から現在に至るまでのすべての取引履歴の開示を求める請求書です。

プロミスでは、これらの書類を受け取ると債務者に直接連絡することができなくなります。特に、弁護士・司法書士から受任通知が送付された時点で、債務者への請求が止まります。そして、プロミスは取引履歴を弁護士・司法書士に送付し、受け取った取引履歴の内容に従って、借金を利息制限法に基づく引き直し計算をします。このことにより借金の残額が特定されるので、弁護士・司法書士と債務者は、その確定された残高について今後の返済計画を立てます。

そして、返済計画案をプロミスに送った後に交渉を行い、借金の残額と返済方法について合意ができれば、合意書を作成します。これにより、債務者は合意書の内容に従ってプロミスへの返済を続けていくことになります。合意に従った返済を完了すれば、借金の完済です。

このとき、債務者はプロミスに対して、銀行への振り込みによって返済を続けていくことが基本です。任意整理を依頼する弁護士・司法書士事務所によっては、手数料を支払えば、返済を代行してくれる「代行弁済サービス」を利用できることもあります。

プロミスに過払い金請求をする場合

利息制限法に基づく引き直し計算により、過去に利息制限法を超過した取引があると、過払い金が発生していることがあります。過払い金が発生している場合、弁護士・司法書士はプロミスに対して過払い金返還請求をします。

具体的には、弁護士・司法書士がプロミスに「過払い金返還請求書」を送り、プロミスがこれに対して返答をすることになります。交渉をして、過払い金の返済額と返済時期について合意ができたら、合意書を作成して、その内容に従って過払い金の返還を受けるという流れになります。

プロミスの借金を任意整理する際にかかる費用

任意整理を専門家に依頼する場合の費用

任意整理の手続きを弁護士・司法書士に依頼すると、その費用がかかります。 これらについては、依頼する事務所によって異なるものの、だいたいの相場があります。

任意整理の場合、「着手金」と「成功報酬」がかかります。着手金は、債権者1社について2万円~4万円程度であり、これについてはプロミスの場合も同様です。成功報酬金については、借金を減額できた場合に「減額報酬」がかかる事務所と、かからない事務所があります。減額報酬がかかる場合には、減額できた金額の5%~10%くらいが相場となります。

さらに、債権者と合意ができたことによって「基本報酬」がかかる事務所もあります。この基本報酬の金額は2万円程度です。なお、過払い金を回収できた場合には、回収した過払い金の15%〜20%程度が相場となっています。

【任意整理を専門家に依頼する場合にかかる費用】
  • 着手金
  • 成功報酬
  • 減額報酬
  • 基本報酬

大手消費者金融でも増額や減額はされない

ここのような任意整理の費用については、大手消費者金融のプロミスだからといって、通常は増額や減額をされることはありません。そのため、プロミスの借金を任意整理する場合、上記の相場に照らしてなるべく安い事務所を探し、依頼をするのがよいでしょう。特に、減額報酬金や基本報酬金のかからない事務所を選ぶのがおすすめです。

任意整理におけるプロミスの交渉と対応〜どれくらい借金が減らせるのか〜

以下では、任意整理をする場合予想されるプロミスの対応と、実際にどのくらいプロミスの借金を減らせるのかをご紹介します。

プロミスの借金を任意整理する際の特徴

プロミスの借金をどれだけ減額できるのかという「減額率」では、利息制限法を超過する取引があれば利息制限法に基づく引き直し計算した金額まで減額されるものの、超過した取引がなければ、減額されることはありません。

プロミスとの合意後の借金の返済回数(分割回数)については、36回~60回くらいに設定されることが多いです。毎月1回の返済なので、3年~5年の支払い期間になります。基本的に3年間であり、例外的に5年まで延ばせるというイメージです。もちろん、3年よりも短い期間で返済することは可能です。

和解水準としては、利息制限法を超過した取引があれば、減額した金額を基準にして返済計画を立て、利息制限法を超過した取引がなければ借金額はそのままで、将来利息をカットしてもらうというものになります。

この点、プロミスの場合、将来利息のカットにはほとんど応じてもらえます。さらに、借金を滞納している状態でも、問題なく任意整理の話し合いに応じてくれます。

任意整理におけるプロミスの対応と、他社の対応の特徴

それでは、任意整理におけるプロミスの対応は、他社と比べてどうなのでしょうか。現在、プロミスは三井住友銀行と提携関係にあり、社会におけるイメージなども比較的によく、資金的にも余裕があり、他社と比べても任意整理をしやすい会社と言えるでしょう。

前述のように、借金の滞納中でも問題なく話し合いに応じてくれるし、将来利息のカットにもほとんど応じてくれます。近年では、任意整理に応じない消費者金融も増えているので、それと比べるとプロミスの場合はスムーズに進みます。

また、プロミスの借金を任意整理するにあたって、期間はそれほどかかりません。取引履歴の開示は数週間もかからず、返済のための提案に対する返答も早いです。他社と比べて、手続きの期間が長引くという傾向もありません。

なお、一般的に大手と中小の消費者金融で、任意整理の対応に違いがあるのかを気にする人もいるようです。

とても気になりますね。

この点、大手のほうが資金力が豊富なため、任意整理をしやすいことが多いです。

やっぱりそうなんですね!

ただし、大手であってもノンバンク系などでは任意整理に応じてくれないこともあり、一概には言えないでしょう。

プロミスの督促をストップできる!返済に悩んでいる場合は弁護士・司法書士へ相談

プロミスでは比較的に柔軟に対応してくれるし、将来利息のカットにも応じてくれるので、任意整理をするメリットは大きいと言えます。それでは、プロミスの借金で悩んでいる場合、どこに相談をしたらいいのでしょうか。

借金問題の専門家である、弁護士・司法書士に依頼するメリット

任意整理は、自分で手続きをすることもできます。しかし、専門家である弁護士・司法書士に手続きを依頼するほうが、次に挙げるような理由から圧倒的にメリットが大きいです。

  • プロミスとの手続きがスムーズに進む
  • 依頼者はほとんど何もする必要がない
  • 有利な条件でプロミスと和解できる

プロミスとの手続きがスムーズに進む

まずは、弁護士・司法書士に手続きを依頼すると、プロミスとの交渉がスムーズに進むのが大きなメリットとなります。債務者が自分で交渉しようとすると、法的な知識がなく、示談交渉にも慣れていないので、どうしても債権者(消費者金融)側に有利な方向に話を進められてしまいます。例えば、債務者が自分で対応しているケースだとわかると、業者側が将来利息のカットに応じなくなったりすることもあります。

また、普段は働いていて忙しい債務者の場合には、手続きに不慣れなうえに、頻繁にプロミス側とやり取りをすることができないので、時間がどんどんかかってしまいます。このように、債務者が自分で対応すると、どうしても手続きが滞ってしまいます。この点、弁護士・司法書士であれば、プロとして適切かつ速やかに話し合いを進めるので、スムーズに解決することができます。

依頼者はほとんど何もしなくて良くなる

弁護士・司法書士に手続きを依頼すると、債務者はほとんど何もする必要はありません。弁護士・司法書士は、任意整理の依頼を受けたら消費者金融とやり取りをして、最終的に合意書を作成するところまで手続きを進めてくれるからです。何かするとしても、たまに弁護士・司法書士から問い合せが来るのでそれへの対応や、今後の返済計画についての確認に返答をする程度です。

有利な条件でプロミスと和解できる

弁護士・司法書士に依頼すると、結果として有利な条件で和解できることが多いです。債務者が自分で対応していると、借金を減額すべきケースでも応じてもらえないことや、将来利息をカットしてもらえないことなどがあるからです。過払い金請求をする場合にも、返還を受けられる金額が大幅に減らされてしまうことも。しかし、弁護士・司法書士に依頼をすると、そのような問題は起こりません。借金は最大限カットしてもらえるし、可能な限り多くの過払い金を回収することができます。

プロミスの借金の任意整理を検討しているなら、まずは無料相談を利用

プロミスからの借金を任意整理したい場合には弁護士・司法書士に相談すべきですが、その場合どのようにして弁護士や司法書士に相談をすれば良いのかを確認しましょう。

前述のように、プロミスからの借金を任意整理したい場合には、弁護士・司法書士に相談や依頼をすべきです。

弁護士・司法書士に相談する場合には、まずは弁護士・司法書士事務所が実施している無料相談のサービスを利用しましょう。相談日が決まったら、プロミスからの借入に関する書類や資料を取り寄せて、持っていきましょう。例えば、プロミスの利用当初に作成した契約書や支払いの際の振込証、プロミスから届いた返済に関する通知書や督促状、内容証明郵便などがあったら、すべて持参しましょう。なお、すでに裁判を起こされている場合には、訴状や裁判の関係書類も持参します。

さらに、プロミスを含めた債権者一覧表を作成しておくと、一層話がスムーズに進みます。具体的には、プロミスから借金をしている場合、ほかのキャッシングやクレジットカード、銀行カードローンなども合わせて利用しているケースが非常に多いはずなので、それらの債権者に関する借入状況をまとめて、表を作成しておきます。

これらの書類をできるだけ揃えたら、身分証明書と印鑑を持って相談に行きましょう。なぜなら、無料相談の際に本人確認が行われるので身分証明書が必要になるし、相談を受けた結果、具体的にその弁護士・司法書士に任意整理を依頼することになれば、委任契約書などを作成するので印鑑が必要になります。ただし、印鑑は実印である必要はなく、認印でも大丈夫です。

無料相談と依頼について

無料相談を利用したからといって、その弁護士・司法書士(あるいは弁護士・司法書士事務所)に任意整理の手続きを依頼しなければならないわけではありません。また、弁護士や司法書士から依頼をするように強制されることもありません。

それなら安心ですね!

相談をするだけなら何度でも無料なので、まずは気軽に無料相談を利用して、多くの弁護士や司法書士に話を聞いてみましょう。いくつかの弁護士・司法書士事務所で無料相談を受けてみて、最も気に入った弁護士・司法書士に手続きを依頼するといいでしょう。

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