借金癖のある人の特徴~高金利で借り続けていませんか~

2017.12.27 更新

どのようなきっかけ・原因で借金癖がついてしまうのか

お金を借りる場合は必ず借りる理由がありますが、金利が高い消費者金融会社などの貸金業者から借り入れする主なきっかけは、急な出費に対応するため、だったりします。
カードローンやカードキャッシングは高金利ですが、すぐにお金の引き出しができるメリットがあるため、冠婚葬祭や急病、事故などによる入院費用といった理由で借金を始めてしまうのが一般的です。

しかし、日常的にカードローンやキャッシングの借入を繰り返している人は、依存症に近いものを持っている場合があります。買い物やギャンブルといった使いみちは依存しやすく、借金をしやすい体質になります
買い物の場合は特に高級品やブランド品が好きで、お金を借りてまで購入したいという人は借金から抜け出せなくなります。
また、生活費を借金に頼るという場合はもっと深刻です。生活費を賄うだけの収入がないことを意味するので、借り入れができなくなれば生活が破綻する状況となります。

借金を繰り返してしまうのはキャッシングサービスの手軽さにも原因がある

借金を繰り返すのにはキャッシングなどのサービス側にも原因があります。
カードローンやキャッシングの手軽さがそのきっかけとなるパターンは少なくありません。ATMにカードを入れるだけで利用枠であれば、いつでも引き出すことができるのは便利ですが、カード利用枠が自分の貯金のように勘違いする人もいます。
その為お金を借りているという意識が薄く、借り入れに抵抗がなくなっている状態となります。

これがさらに進むと毎月借り入れすることが常態化して、カードの請求金を給与で返して利用枠が広がったらまた借り入れをするというサイクルが出来上がります。
返済ができるうちは問題ありませんが、さらに急な出費が発生すると対応できなくなって支払い遅延となってしまいます。

借金癖のある人の特徴~用途・金銭感覚・精神状態~

借金を繰り返す人の借り入れや返済状況の特徴

お金を借りる場合は低金利のところから借り入れするのが常識ですが、生活費やギャンブルなどに使うときは比較的金利の高い、資金使途自由の金融商品を利用することになります。
更に簡単に借り入れができるところを優先するので、消費者金融会社を始めとするノンバンク系列のカードローンやクレジットカードのキャッシングを利用するケースが大多数です。

これらのカードローンやクレジットカードには上限の利用枠が決められています。
特に貸金業法や割賦販売法が改正されてからは、ノンバンクの貸金業者はカード利用枠に関して厳しい規制を受けています。そのため、一枚のカードの利用枠が一杯になると、新規で申し込みをするということにも限度があります。無制限にカードの枚数を増やすことは法律上できなくなっているからです。

借り入れに関してはカードの枚数ではなく利用枠が規制されているので、年収の1/3が借入限度です。つまり年収の1/3までカードを作ってしまうとそれ以上借り入れはできなくなります。
借り入れだけに頼っていると生活が破綻することになるのです。

借金癖がつくとどのような生活スタイル、金銭感覚になってしまうのか

年収の1/3まで借り入れを続けてしまうと新規にカードローンやクレジットカードを作ることができなくなるので手持ちのカードで借り入れを繰り返すことになります。
事業者に例えると「自転車操業」と呼ばれる状態になります。カードローンの返済をして、それによって空いた利用枠でまた借り入れを繰り返すというようにぐるぐる回していくだけになります。

家計は常に借入金額が固定したままで減ることはないので、収入が劇的に上がらない限り常に赤字の状態です。
この状態ではカードローンの借り入れはすでに家計の一部となっているので、金銭感覚はかなり麻痺しているといえるでしょう。

借金が固定化すると正常な判断ができない精神状態になる

借金が固定化して返済と借り入れを繰り返している状態には未来はありません。
いつか破綻するとはわかっていますが、現状生活が維持できている限り、あえて完全に解決しようとする意思は働かなくなります。
借金問題を解決するためには自分の現状を客観的に把握しなければいけませんが、将来に対する恐れや第三者に知られたくないという心理、今のままでやっていけるという根拠のない自身などが混在している状態では客観的な判断はできません。

こうした心理状態でズルズルと解決を引き伸ばしていると、突発的な出費などがあると一気に支払いを延滞することになります。

借金癖がついた人は最悪の場合どのような状態になってしまうのか

カードローンやキャッシングの延滞が続くと、カードの強制解約となってしまいます。ショッピングの場合は一定期間の猶予を与えて一括請求が行われますが、お金を借りている場合はすぐに一括請求が可能です。
つまり今までリボ払いや分割払いで支払っていたものが、残高を一括で請求されることになります。分割払いでも支払えない状態では一括で支払えるはずもありません。

延滞をそのまま放置しておくと裁判所から一括請求の督促状が届き、更に放置しておくと貸金業者には強制執行できる権利が与えられてしまいます。給与所得者には給与の差し押さえもできるので、そうなると社内でも噂になり会社に居づらくなり最悪の場合は退職というケースもあります。

自分では意識していなくても借金を繰り返してしまうという人は、まず自分が抱えている借金を清算することが必要です。
支払いの延滞が続いて強制執行まで行ってしまうと生活を立て直すこと自体が困難となってしまいます。借金の整理はなるべく早く、返済が難しいと判断した時点で行うべきです。先延ばしするほど借金問題は解決が難しくなり、信用回復までの時間がかかるのです。

債務整理をすると強制的に借金癖を治すことができるというメリットも

債務の整理をすると個人信用情報機関JICCに登録されるので、最低でも5年間はお金を借り入れできなくなります。
消費者金融会社だけではなくクレジットカード会社でもその情報を参照できるので、クレジットカードの新規申し込みも不可能となります。しかし、その期間を利用して自身の借金体質を改善することもできます。

そもそも借金をするきっかけになった原因を自分なりに分析して二度と同じことを繰り返さないという強い意識を持ちましょう。世の中には借り入れをしなくても生活している人も少なくありません。しかし、自分から体質や意識の改革をするのは難しいのも事実です。その意味で5年以上強制的に借金ができなくなるという状態は、意識の改善に役立つでしょう。

任意整理なら借金のことを誰にも知られずに借金を繰り返す生活から抜け出せる

債務を整理する方法として最もメリットの大きいのが任意整理という手段です。任意整理は弁護士といった法律のプロに依頼して行います。自分でできないというわけではありません、法律的な交渉となるので弁護士に任せたほうが有利となります。弁護士は依頼を受けると債権者(貸金業者)に対して受任通知書を発送します。これが債権者に届いたときから督促行為は禁止され、交渉や連絡はすべて弁護士が行うことになります。

債権額(借入額)は延滞すると遅延損害金が発生しますが、一括請求の場合は遅延損害金も高額となります。弁護士はこの金額についても減額を交渉することができ、将来発生する遅延損害金もカットすることが可能です。弁護士はこうした任意整理交渉の経験が豊富なので、個人で交渉するよりは格段に有利な結果を得ることができます。

また、弁護士は守秘義務があり、債権者も弁護士としか交渉することができないので、任意整理した事実は第三者に知られることはありません。借金を放置していると督促の電話や督促状の送付などで、第三者に知られてしまうリスクがあります。任意整理ではこうしたリスクもなく、債権額の縮小や督促のストップといったメリットが大きいので、借金問題の解決に最も適した方法です。

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