借金を一括請求された…放置は危険!滞納した借金を返済する方法

2018.08.15 更新

借金を滞納していたら、一括請求の通知が届いた…
返済できずに放置したらどうなるの?

一括請求の通知を無視することは危険です
放置すると「遅延損害金」が発生し、日を追うごとに借金が増えていきます。
そして、最悪の場合裁判に発展することもあります。

このページでは、「一括請求を放置していたら裁判所から通知が届いた…」「財産が差し押さえられた」ということにならないためにすぐやるべき対処法についてご説明します。

滞納した借金について司法書士事務所に相談する

今まで滞納していた借金を一括で返済することは、難しい方が多いでしょう。
また、「借金が返せないから」といって放置をすることも大変危険です。

ですが、一括請求通知を止めて、分割に変更できる方法があります。
下記でその方法を詳しくご説明します。

一括請求は借金を2か月滞納したら届く

消費者金融やカードローン、クレジットカードによるキャッシングなどの借金を滞納してしまうと、電話や郵便による督促が行われます。
これらの督促は、貸金業者によって、一般的に2,3日の滞納だけで行われます。

貸金業者(債権者)からの督促を無視していると、今度は内容証明郵便による督促状が送られてきます。
内容証明郵便による督促状が送られてくるのは、借金の滞納後だいたい2ヶ月~3ヶ月後くらいです。

督促状には、借金残金の一括請求と遅延損害金を合わせた請求が書かれています。
返済が滞って滞納額が返済額の2ヶ月分を超えたとき、借金の分割払いが認められなくなり、一括払いが必要になってしまいます。
そのため、返済を滞納し始めてから2ヶ月程度が経過すると、そのときの借金残金の一括請求が行われてしまうのです。

「消費者金融/カードローン会社から一括請求が届いた」という相談はとても多いです。
実は、滞納した借金の金額に加えて「遅延損害金」が日々足されてしまいます。
これは払う必要のないお金まで払うことになるので、早急に対応しないと損をします
(遅延損害金とは、借金返済を滞納した場合に債権者に支払うべき損害賠償金です。)

また、借金の一括請求通知は2度あります。
1回目が「消費者金融や債権回収会社から届く一括請求通知」、それも無視していると、2回目に「裁判所からの一括請求」が届きます。
特に、2回目の「裁判所からの一括請求」の場合、給料の差押えや裁判に発展するので、早期に対処することが必要です。

それは嫌ですね…
今まで滞納していた金額を一括請求されてもすぐに返済はできません…

そうですよね。一括で返済するのは難しい方が多いでしょう。
では、これから1回目の「消費者金融や債権回収会社から届いた一括請求通知」と、2回目の「裁判所からの一括請求」が届いた場合に分けて、それぞれの対処法を説明しますね。

消費者金融から借金の一括請求通知が届いたときの対処法

借金を滞納した場合、まずは業者から一括請求が届きます。
借金の残高と遅延損害金を含めた一括請求をされることが普通です。

このような督促に対して、借りた本人はどのような対応をするべきなのでしょうか?

貸金業者から届いた督促状の内容の意味とは

貸金業者からの督促状は、内容証明郵便という形で届くことが一般的です。
この督促に記載されている内容は、「期限の利益損失により一括返済を」ということが記載されています。

「期限の利益損失」って何ですか?難しくて分かりません…

「期限の利益損失」は、つまり「これ以上滞納を続けるのであれば、分割ではなく一括請求をしてください」という意味ですね。
借金を長期間返済できなかったことから、お金を踏み倒されるのではと考えられているからです。

借金を一括返済できない場合の対応

貸金業者からの一括請求があった場合、残高を一括返済できる人はほとんどいません。
では、どのように対処すればよいのでしょうか。

①業者に連絡して確実に返済できる日を約束する

まずは、借入先の会社に連絡をしてきちんと返済の意思があることを伝えるのが大切です。
この時点ではまだ分割払いに変更できる可能性があるので、決して無視をしたりそのまま滞納を続けてはいけません

しかし、滞納している本人が業者に対して連絡をして自分で分割払いの交渉を行うことは難しく、現実的とは言えません。

②弁護士・司法書士事務所に相談してまずは一括請求を止め、分割払いにしてもらう

「業者から督促状が届いてから数日経ってしまった」「連絡を無視してしまった…」
という場合には、実は貸金業者は次の一括請求のステップに進んでいる可能性もあります。(裁判所に依頼して一括請求をしてもらうのです)。

次のステップに進むと、かなりの確率で一括返済をしなければいけなくなるので、業者からの一括請求が来た段階で、弁護士・司法書士事務所に債務整理の相談をして、業者の督促行為をSTOPしてもらうことが最優先です。

自力で分割払いの交渉ができなくても、弁護士や司法書士を介しての交渉なら貸金業者はスムーズに応じてくれます
具体的には、債務整理の手続きに進んだ場合に督促が止まりますので、弁護士や司法書士に相談して、「一括請求が来ているがこのままだと返済できない」という旨を伝えましょう。

裁判所から借金の一括請求通知が届いたときの対処法

滞納した借金の一括請求通知とは

借金を滞納した場合の一括請求には、上記のように「支払督促」と書かれた通知が裁判所から届きます。
先ほども説明したように、裁判所からの一括請求というのは、業者が督促状を送っても返済してもらえなかった場合の最終手段です。

借金を回収するための最終手段とは言え、貸金業者が送った一括請求通知を無視していると、業者はすぐに裁判所に訴えます

【危険】裁判所から一括請求が来た場合の対応

裁判所からの一括請求を受け取ったら、すぐに弁護士・司法書士事務所へ債務整理の依頼をする

裁判所から一括請求通知が届いた場合には、業者からの一括請求に比べて危険性がぐんと高くなります。

まず、裁判所からの督促状を2週間放置すると、財産や給与の差し押さえをされてしまいます
2週間というのはあっという間で「郵便を受け取れなかった…」「郵便に気付けなかった」という状況では、すでに次月分の給与が差し押さえられる可能性もあります。

そのため、裁判所からの一括請求を受け取ったらすぐに弁護士・司法書士事務所に債務整理の依頼をするべきです。
債務整理の手続きにも数日かかることがあるため、実際には差し押さえ開始まで間に合わない危険性もあります。
1ヶ月分の給与は差し押さえられてしまうことを覚悟したほうがいいです。

※「借金返済が手遅れになる前に…完済のコツ」の記事を参照

滞納した借金を一括返済できないときは債務整理

今まで滞納した借金を一括で返済することはほぼ不可能です
また、放置していると、本人が気づかぬ間に業者が裁判手続きまで進めてしまうという危険な状態になります。

債務整理とは、法で認められた手続きです。
また、自己破産以外にも、払いすぎた利息を返してもらう「過払い金請求」や、利息の返済をカットして毎月の返済額を減らす「任意整理」といった手続きもあります。

【任意整理】滞納中でも一括返済を分割払いにできる

任意整理という手続きは、将来の利息をカットすることができます。
その上で、弁護士や司法書士と業者が交渉し、毎月の返済額を「これなら返済を続けることができる」という金額に下げることができます

任意整理は、継続した収入はあるものの、毎月の借金の返済額が多くて返済が回らないという人におすすめです。
また、住宅ローンがあったり、保証人付きの借金やローンがある人も任意整理がおすすめです。
自己破産のように、すべての借金を手続きの対象にする必要がないのです。
返済が順調にできている業者は対象にする必要もありません。

【まとめ】任意整理手続きで借金の一括請求が即STOP

では、このページのまとめです。

  1. 消費者金融から借金の一括請求通知が届いたとき
     1.業者に連絡して確実に返済できる支払日を約束する
     2.弁護士・司法書士事務所に相談して一括請求を止め、分割払いにしてもらう    

    まずは業者に連絡をして、返済の意思があることを伝え、返済期日を伸ばしてもらいましょう。
    この段階では、分割払いに変更できる可能性がありますので、通知の無視や放置はしないでください

  2. 裁判所から借金の一括請求通知が届いたとき
    すぐに弁護士・司法書士事務所に債務整理の依頼をする
    裁判所からの督促状を2週間放置すると、財産や給与の差押えをされてしまいます

任意整理をするメリット

  • 将来利息をカットできる
  • 遅延損害金が免除される
  • 毎月の返済額が減額される

借金を滞納して一括請求が来ている人にとって、債務整理の手続きに進むこと自体が大きなメリットとなります。

弁護士や司法書士が業者に債務整理の受任通知を送る(債務整理を開始しましたとお知らせする)と、貸金業者は債務整理の依頼者に対して一切の督促をしてはいけないという決まりがあるのです。
督促で悩んでいた人にとっては、ここで精神的にも安心を得ることができます。
また、手続き期間中は一切返済をしなくてもよくなります

このように「借金を滞納して一括請求が来たけど対処方法が分からない…」という方に、法律のプロが全力で味方になってくれます。

借金には利息が付き物、返済ができなくなってしまうのはあなただけのせいではありません
まずはおひとりで悩まず、お気軽にご相談されることをおすすめします。

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