2社から借金をしている場合のデメリット~多重債務の危険性~

2018.08.14 更新

2社それぞれに返済するのがきつい…
おまとめローンも検討しているけど、実際どうなんだろう

このページでは

  • 2社から滞納している場合のデメリット
  • 多重債務を解決する方法

についてご説明します。

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2社以上借金をすることにデメリットはないのか

【多重債務の危険性】2社以上から借金をしている場合

カードローンは便利なローン商品ですが、毎月の約定返済が必要です。

プロミスのような大手と、キャレントやライフティという中堅の消費者金融と言うように複数の消費者金融から借りている場合は、毎月の返済も複数になります。借りている金額が少額ならばいいのですが、多額になると約定返済額も多くなります。
プロミスで10万円借りると約定返済額は4千円ですが、50万円になると1万3千円です。他の消費者金融も同様に、借入額が増加するとともに約定返済額も増加します

これらの返済額が積み重なると結構多額になり、特に給料が減るようなことがなくても日常生活に支障が出ます。独身の方は親などの援助を期待できますが、家族を持っている人の場合は支払が厳しくなってもと簡単に援助を依頼することはできません。
そもそも家族を持っている人の場合は、家族に内緒でカードローンの申込をしている人も多いでしょうから、相談すること自体無理だという場合が少なくないのです。

このような事態になると、毎月の金策に追われて仕事が手に付かなくなったり、ノイローゼになったりして精神科のドクターの世話になることもあります。
多重債務の危険性の根っこには、このような問題点があるのです。

2社以上借りるのはデメリット大!債務整理で解決

このような事態を何とか食い止めなければいけません。手段として有効なものとして「おまとめローン」が挙げられます。

借金の一本化により平均利率を下げることで、毎月の約定返済額を少なくすることができるのです。一見おいしい話に思えますが、金融機関の借り換えは簡単ではありません。
一時的であれ借金の額が倍になりますし、もともと「多重債務者」であり、金融機関が一番警戒する属性の方なので審査は簡単に進みません。

一部の銀行は、おまとめローンを大々的に宣伝していますが、審査は甘くありません。審査に通れば着々と返済すればいいのですが、審査に通らなければどうすればいいのでしょうか。

この場合、従来通りの返済を続けることは現実的ではありません。解決方法として債務整理が挙げられます。債務整理とはいえ自己破産ばかりではありません。

もっとマイルドな任意整理という方法があります。家族に内緒で実行することも十分可能です。

自己破産のように官報に載ることなく、消費者金融と弁護士・司法書士が交渉することで元本部分だけを3年から5年間で分割返済する契約変更をするのです。

約定返済額の多くは利息に消えていますので、元本は思ったほど減っていないことが多いです。法律のプロである弁護士・司法書士に依頼することで問題解決を図ることができます。

2社以上から借金をしていて、まとめローンを検討しているがどれほど得をするのか知りたい

2社以上の借金をおまとめローンにすることのデメリット

2社以上の消費者金融などから借入をしている場合、約定返済が複数回になり面倒なことが多いです。また、カードローンに限らずローン金利は元本が大きい方が金利は低くなり有利です。
そのため、一本化することは大きなメリットがあります。このようなローンを一般的に「おまとめローン」と言います。

おまとめローンの利点として、

  • 利率が下がるため約定返済額が下がる
  • 完済時期が明確になる
  • 支払が毎月1回になり気が楽になる

が挙げられます。金利が下がれば、総支払額も下がって自分の負担額は減りますし、利息支払額が減れば元本に充てられる金額も増加は増すから、完済までの期間は短縮されます。 また、支払回数が減ることで、毎日のように自分の口座残高をチェックする面倒さから解放されるでしょう。

これに対し、デメリットとして

  • フリーローン形式になることが多い
  • 審査は厳しい
  • 思ったほど金利が下がらないことがある

が挙げられます。

特に1番目のフリーローン形式になるのは、今までお金に困っていた時にカードローンを利用していた人にとっては、緊急時の借りる手段がなくなるわけです。

そのため、万が一の際には一発で支払不能になります。また、大々的に宣伝をしている割に審査は厳しいです。これは、金融機関にとっては審査で一番警戒される属性になる「多重債務者」が相手だからある意味当然でしょう。
また、金利については必ずしも下がるという保証はありません。借入元本が多くなるので金利が下がるのは当然ですが、多重債務者に対する貸付はリスクが高いので、利率が思ったほど下がらない可能性があるためです。

おまとめローンをするよりも債務整理で解決するべき

このように2社以上から借入をしている人は、必ずしもおまとめローンが適しているとは限りません
特に審査が厳しく、金利が下がらない可能性があり、更に使い勝手が悪くなれば返済を続けることができない可能性が高いです。一応、金融機関におまとめローンを申し込んで審査を受けることも一つの方法ですが、返済期間は長期化するため、返済を継続できるか否かを考えたほうがいいでしょう。

もし、返済し続ける自信がなかったり、審査自体に落とされたりしたら、現状の多重債務状態から脱出するために債務整理をお勧めします。
複数の金融機関からのローンを返済し続けることは簡単ではありません。早めに法律の専門家である弁護士・司法書士に依頼して、債務整理をした方がいいのです。それにより、人生再出発が可能になります。

借金を2社以上に増やす前に債務整理をするべき

【債務整理の効果】自己破産だけが債務整理ではない

債務整理にはいくつか種類がありますが、法律の専門家である弁護士・司法書士は、まず任意整理を勧めます。いきなり自己破産を勧める弁護士・司法書士は警戒したほうがいいでしょう。

任意整理は交渉で利息を切り捨てて、元本部分だけの返済にすることです。一見難しそうに思われますが、更に状況が悪化して自己破産をされるよりはるかにマシだという判断を金融機関はすることが少なくありません。
任意整理をすることで、利息支払が免除されますから3年から5年という短期間であっても完済が可能であることが多いです。

毎月返済をしている約定返済額のほとんどは利息支払に消えていますし、返済方法をコンビニATMでしている人は、その都度108円の手数料を必要としており、これも約定返済額から引かれているのです。

これに対し元本部分だけの返済であれば、毎月の返済額が同額であっても元本だけなのでアッと言う間に債務残高が減っていきます。
また、任意整理は借入契約の変更なので信用情報機関に登録されます>。俗に「ブラックリスト」と呼ばれる登録がされるのです。この登録は5年間消えないので、カードローンの契約だけではなく、クレジットカードの新規契約もできません。メリットばかりではない点も知っておく必要があります。

早めの債務整理が多重債務解決への近道

とはいえ、2社以上からの借入をしていると、毎月の支払額がドンドン増加します。
借入先を増やすのは、既存のカードローンが限度いっぱいになったためでしょうから、その約定返済も引き続きしていかなければいけません。

金融機関はおまとめローンの宣伝をしている割に多重債務者を警戒しているため、審査は簡単に通りません
そう考えると、早めに債務整理を考えた方が傷口を広げずに済みます。債務整理は必ずしも恥ずかしい事ではありません。

しかし、債務整理の決断が遅れて債務額が増加すると任意整理では処理できず、自己破産を決断しなければいけなくなります
やむを得なければ自己破産も一つの手段ですが、自己破産をすると官報に載ります。最近の官報はデジタル化されており、過去の官報から検索できる機能までサービスとして提供されています。

弁護士や司法書士は若い人に自己破産を勧めないと言われていますが、このような理由によるものです。早めの決断が債務整理を簡単にして、自分の人生をスムーズに再出発させることができます。

2社以上の借金を抱えている場合、新たな借金の審査に通るのか

2社以上から借りている場合は新たな審査に通らない可能性も

金融機関の審査で一番嫌われるのは多重債務者です。大手消費者金融の審査では、他の消費者金融の利用があると審査が通りません。

これは、総量規制に引っかかるという理由もありますが、多重債務者は債務整理に陥る可能性が高いことを消費者金融は知っていることも一つの理由です。では、中小の消費者金融はどうでしょうか。

ライフティのような消費者金融は、他社で借入をしていてもOKと表示されています。このような場合は借入ができるでしょう。
しかし、先ほど述べた通り多重債務者は警戒されますから、3社4社と数が増えるほど審査では不利になることは間違いありません。

2社以上の借金は総量規制にひっかかる可能性も

3社目以上の消費者金融でも審査に通ることがあります。これは「通る」というより「通ってしまった」というべきであり、危険な兆候です。

大企業の課長さんなどが自分のお小遣いが足りずにカードローンを申し込むと、気が大きくなって支出が多くなることがあります。
信用力があるので、中小規模の消費者金融は3社目であっても審査を通してしまうのです。

しかし、このような人も自分の給料を無尽蔵に使えるわけではなく、お小遣い制になっているはずです。
結果として、ドンドンと借入先が増加するのですが、信用が無尽蔵に発生することはありませんし、消費者金融であれば総量規制という融資制限があります。どこかで審査に通らなくなるはずです。毎月の約定返済額も増加するので、資金繰りが悪化し支払不能となるのは時間の問題でしょう。仕事にも集中できず、勤務先での降格処分などを受ける人も少なくありません。

2社以上の借金がある場合は弁護士・司法書士に債務整理の依頼を

こんなことになる前に債務整理をすることで解決することができます。任意整理であれば家族にも内緒で処理できます。ブラックリストに載ってしまいますが、クレジットカードがすぐに使えなくなるわけではないので、更新時期までにデビットカードに切り替えてしまえばいいのです。

このような一連の手続や解決方法は法律のプロである弁護士・司法書士が詳しいので、一度相談することをお勧めします。
借入が多すぎると任意整理では処理しきれないこともありますから、早めに相談することが大切です。自己破産などの法的な債務整理をすると、家族持ちの方は自宅処分などを要求されることがあり、離婚などの問題も生じますから大問題です。
借入ができなくなったからもう1社と考えるのは自殺行為だという事は知っておくべきでしょう。3社以上の借入をすることは現実的ではなく、債務整理の検討時期に入ったと自分で悟らなければいけません。

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