24時間365全国対応 無料

0120-260-041

任意整理では将来利息以外もカットできる?

2019.10.16 更新

牛山 定彦
司法書士法人みつ葉グループ

牛山 定彦

この記事の監修

任意整理は将来の利息カットを交渉しますが、元金も減額することはできないのでしょうか?
これまで払った利息分の減額や、遅延損害金も減額できるのでしょうか?

任意整理をして利息などがカットされると、その後の借金の返済がどれほど楽になるのか、モデルケースなども含めてご説明します。

今の借金滞納生活から抜け出す方法を知る

この記事のポイント

借金を確実に減らすためには実績のある弁護士・認定司法書士(※法務大臣の認定を受けた司法書士。以下「司法書士」)に任意整理の相談を

任意整理をすると将来利息以外にも遅延損害金や経過利息をカットできる場合もあります
しかし、この和解交渉は担当者の腕にかかっているため、債務整理の実績が多く、手続きを有利に進めることのできる弁護士・司法書士に依頼することが肝心です。

任意整理をすると利息が免除される仕組み

任意整理とは、借金の返済が厳しい、滞納などしてしまった場合に、債権者(お金を貸した人)と交渉し、原則として将来の利息をカットして元金のみの返済にする手続きです。
裁判所を通す手続きではないため、依頼者に負担が少なく、債務整理の中でも最もよくとられる手続きです。

任意整理をすると、弁護士や司法書士と貸金業者の間で返済金額を決める和解交渉を行うのですが、その際には以下のようなことを行います。

  • 利息制限法に基づいて、払いすぎた利息がないか計算しなおす
  • 将来の利息をカットしてもらう
  • 遅延損害金が発生している場合はカットしてもらう
  • 毎月の返済額を抑えるために分割回数を増やしてもらう

返済が厳しい借金がある場合には、任意整理でこのような交渉を行うことで、場合によっては元金のみの返済とすることができます。

任意整理をするとなぜ利息の返済を免除してもらえるのでしょう?
お金を貸した側からするとデメリットしかないような気がするのですが。。

確かに、貸したお金の元金しか返ってこないのでは、消費者金融などのお金を貸した側からすると特にメリットなどはありませんよね。
しかし、何十万、何百万という多額のお金を貸しているのにも関わらず滞納してしまった、いつまでも返済してもらえない、踏み倒されるというリスクを背負うよりは、元金だけでもいいから確実に返してほしいというのが貸した側の本音なのです。

また、債務者(お金を借りている人)に返済意思がある以上は、弁護士や司法書士のサポートを受けながらも完済を実現しよう、というのが任意整理なのです。

任意整理を行い、将来利息がカットされた金額の合意が得られれば、そのまま支払う場合に比べ確実に完済に進むことができます。このような制度があるのですから、利息の返済に追われ元金が減らない状態であれば、早めに任意整理を検討しましょう

任意整理ではいくら借金が減る?将来利息しかカットできないのか

任意整理によって将来利息のカットを期待できることは有名ですが、自己破産のようにすべての返済を免除できるわけではありません。
それでも、先ほども説明したように、過払い金が発生している場合は、過払い金分の減額、または返還、遅延損害金が発生している場合にはその支払いも免除されますが、元金については減額はできないのでしょうか…

過払い金が発生している場合には、過払い金が戻ってくる。
過払い金が発生していない場合には、和解交渉によって将来利息がカットされる+分割回数を増やして毎月の返済額が少なくなるということは分かりました。
これだけでも十分に負担が軽減されますが、任意整理では元金はこれ以上減らないのですか?

原則、任意整理では債権者が元金の減額に合意することは難しいでしょう。しかし、依頼者の収入状況や返済状況、弁護士・司法書士の腕次第では元金も減額できる場合があるかもしれませんね

また、元金の減額は無理でも、経過利息(和解成立までの利息)もカットもできる可能性もあります。このように任意整理は、担当者の腕にかかっているので、債務整理の実績のある弁護士・司法書士を選ぶことが肝心なのです。

【実際の返済計画】任意整理で将来利息カット、経過利息もカットして完済したケース

【27歳男性のケース】
消費者金融、クレジットカード会社など9社から450万円の借金をしていた。330万円の返済残ったところで、毎月の返済額に限界を感じ任意整理のご相談。
手続き前は月々13万円の返済

任意整理で遅延損害金と将来利息をカット。さらに交渉により元金5万円の減額に成功。
借入先によって、50回~60回の分割払いに変更することに成功。
任意整理後は、借入先各社に毎月返済を進めている。
月々の返済額は合計7.8万円。
利息がないため無理なく返済を進めることができ、計画通り完済することができた。

債務整理に強い弁護士・司法書士事務所に任意整理を依頼すべき理由

任意整理は法律の専門家と貸金業者の和解交渉によって行われます。
毎月の返済額がどれほど抑えられるか、将来利息、経過利息、遅延損害金、元金がどれほどカットできるかは、交渉を進める専門家の腕にかかっているのです。

債務整理専門の中でも、実績が多い弁護士・司法書士ほど有利に交渉を進めることができます。

任意整理というのは、もちろんメリットだけでなく「クレジットカードを一定期間作れなくなる」などのデメリットも伴います。
また、分割とは言え、依頼の費用も支払う必要がありますので、交渉の結果きちんと減額できる可能性のある弁護士・司法書士事務所に依頼することをおすすめします。

関連記事

債務整理の相談費用は?任意整理の必要書類や持ち物について

目次債務整理の相談費用は無料|弁護士・司法書士事務所紹介 任意整理の相談と手続きに必要な書類一覧任意整理の書類を用意する…

任意整理で借金の元金減額も可能?減額されない時の対策も紹介

目次任意整理でいくら借金が減る?その仕組みとは減額のポイントは過去に支払った利息分にあり「過払い金」とは「過払い金」が…

任意整理のデメリットはブラックリスト!影響を少なくするには?

目次任意整理のデメリットは1つ!ブラックリストに載ることブラックリストとは?ブラックリストに載ると金融機関の審査に通ら…

任意整理後に借金が払えないとどうなる?滞納した時の対処法

目次借金を滞納(延滞)すると任意整理して和解した意味がほぼなくなる和解後に返済が滞り、放置すると一括請求される任意整理…

任意整理と自己破産・個人再生の違いは?最適な債務整理手続きはど…

目次自分にはどの債務整理が最適?任意整理とは?任意整理のメリット!他の債務整理方法と比較裁判所には行かなくてよい整理し…