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任意整理では将来利息以外もカットできる?

2020.06.29 更新

任意整理は将来の利息カットを交渉しますが、元金も減額することはできないのでしょうか?
これまで払った利息分の減額や、遅延損害金も減額できるのでしょうか?

任意整理をして将来の利息などがカットされると、その後の借金の返済がどうかわるのか、モデルケースなども含めてご説明します。

今の借金滞納生活から抜け出す方法を知る

この記事のポイント

借金を確実に減らすためには実績のある弁護士・認定司法書士(※法務大臣の認定を受けた司法書士。以下「司法書士」)に任意整理の相談を

任意整理をすると将来利息以外にも遅延損害金をカットできる場合もあります
しかし、この和解交渉は担当者の腕にかかっているため、債務整理の実績が多い弁護士・司法書士に依頼することを検討しましょう。

任意整理をすると将来の利息が免除される仕組み

任意整理とは、借金の返済が厳しい、滞納などしてしまった場合に、債権者(お金を貸した人)と交渉し、原則として将来の利息をカットして元金のみの返済にする方法です。
裁判所を通す手続きではないため、依頼者に負担が少なく、債務整理の中でも最もよくとられる方法です。

任意整理をすると、弁護士や司法書士と貸金業者の間で返済金額を決める和解交渉を行うのですが、その際には以下のようなことを行います。

  • 利息制限法に基づいて、払いすぎた利息がないか計算しなおす
  • 将来の利息をカットする交渉をする
  • 遅延損害金が発生している場合はカットする交渉をする
  • 毎月の返済額を抑えるために分割回数を増やしてもらう交渉をする

返済が厳しい借金がある場合には、任意整理でこのような交渉を行うことで、場合によっては元金のみの返済とすることができます。

任意整理をするとなぜ将来の利息の返済を免除してもらえるのでしょう?
お金を貸した側からするとデメリットしかないような気がするのですが。。

確かに、貸したお金の元金しか返ってこないのでは、消費者金融などのお金を貸した側からすると特にメリットなどはありませんよね。
しかし、何十万、何百万という多額のお金を貸しているのにも関わらず滞納してしまった、いつまでも返済してもらえない、踏み倒されるというリスクを背負うよりは、元金だけでもいいから確実に返してほしいというのが貸した側の本音なのです。

また、債務者(お金を借りている人)に返済意思がある以上は、弁護士や司法書士のサポートを受けながらも完済を実現しよう、というのが任意整理なのです。

任意整理を行い、将来利息がカットされた金額の合意が得られれば、そのまま支払う場合に比べ完済に進む可能性が高くなります。このような制度があるのですから、利息の返済に追われ元金が減らない状態であれば、任意整理を検討しましょう

任意整理ではいくら借金が減る?将来利息しかカットできないのか

任意整理は将来利息のカットを期待できますが、自己破産のようにすべての返済を免除できるわけではありません。
それでも、先ほども説明したように、過払い金が発生している場合は、過払い金分の減額、または返還、遅延損害金が発生している場合にはその支払いも免除されますが、元金については減額はできないのでしょうか…

過払い金が発生している場合には、過払い金が戻ってくる。
過払い金が発生していない場合には、和解交渉によって将来利息がカットされる+分割回数を増やして毎月の返済額が少なくなるということはわかりました。
これだけでも十分に負担が軽減されますが、任意整理では元金はこれ以上減らないのですか?

原則、任意整理では債権者が元金の減額に合意することは難しいでしょう。

また、元金の減額は無理でも、経過利息(和解成立までの利息)のカットはできる可能性はあります。

【実際の返済計画】任意整理で将来利息カット、経過利息もカットして完済したケース

【27歳男性のケース】
消費者金融、クレジットカード会社など9社から450万円の借金をしていた。330万円の返済残ったところで、毎月の返済額に限界を感じ任意整理のご相談。
手続き前は月々13万円の返済

任意整理で遅延損害金と将来利息をカット。さらに交渉により元金5万円の減額に成功。
借入先によって、50回~60回の分割払いに変更することに成功。
任意整理後は、借入先各社に毎月返済を進めている。
月々の返済額は合計7.8万円。
利息がないため無理なく返済を進めることができ、計画通り完済することができた。

債務整理に強い弁護士・司法書士事務所に任意整理を依頼すべき理由

任意整理は法律の専門家と貸金業者の和解交渉によって行われます。
毎月の返済額がどれほど抑えられるか、将来利息、経過利息、遅延損害金がどれほどカットできるかは、交渉次第です。

債務整理専門の実績が多い弁護士・司法書士ほど有利に交渉を進められるかもしれません。

任意整理というのは、もちろんメリットだけでなく「クレジットカードを一定期間作れなくなる」などのデメリットも伴います。
また、弁護士や司法書士に依頼した場合の費用が気になる方は、分割払いにもできる法律事務所はあるので、無料相談する際に聞いてみることも検討しましょう。

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